エルメスのエブリンは、縦長のフォルムと「H」のパンチングが印象的な、ショルダーバッグです。名前は知らないけど見たことはある、という方も多いのではないでしょうか?
エブリンは、フランスが誇る世界的ハイブランド「エルメス(HERMES)」で、1978年の発売以来40年以上にわたって愛され続けています。
ほどよいカジュアルさと高級感を備えるエブリンは、豊富なカラー展開と進化し続ける機能性の高さも魅力。
普段のコーディネートにプラスするだけで、大人の余裕を引き出してくれます。
この記事では、そんなエブリンの特徴やサイズ、カラー、おすすめの持ち方まで、その魅力を余すことなくお伝えします!
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内10店舗を統括している。
目次
- 1 エルメス(HERMES)のエブリンはどんなショルダーバッグ?特徴を3つのポイントで解説!
- 2 エルメス(HERMES)のエブリンの素材はどれがいい?人気の3つを紹介!
- 3 エルメス(HERMES)のエブリンの3つの型「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」について解説!
- 4 エルメス(HERMES)のエブリンのサイズ展開はどのくらいある?
- 5 エルメス(HERMES)のエブリンの人気色はどれ?カラー展開や新色を紹介!
- 6 エルメス(HERMES)のエブリンの参考定価の値段はいくらくらい?中古で購入はできる?
- 7 エルメス(HERMES)のエブリンの使い勝手はどう?おすすめの持ち方は?
- 8 エルメス(HERMES)で人気のミニエブリンって?サイズや人気の理由を解説!
- 9 エルメス(HERMES)のエブリンはバッグだけではなく財布もある?
- 10 エルメス(HERMES)のエブリンはメンズでも使える?
- 11 エルメス(HERMES)のエブリンを買取査定に出すならどこがおすすめ?買取価格の相場は?
- 12 エルメス(HERMES)のエブリンについてまとめ
エルメス(HERMES)のエブリンはどんなショルダーバッグ?特徴を3つのポイントで解説!
飽きのこないシンプルなデザインと使い勝手の良さが評価されている、エルメスのショルダーバッグ「エブリン」。
「1つは欲しい」と購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
ここでは、エブリンの特徴を3つのポイントで解説します。
エルメスのエブリンの特徴1.40年以上の歴史あるバッグ
1つ目の特徴は、何といっても歴史の長さ。エルメスのエブリンは、1978年に登場して以来、40年以上にわたって愛され続けています。
「エブリン」という名前は、デザイナーの「エブリン・ベルトラン」からとったもの。
エブリン・ベルトランは、hermesが高級馬具工房だった時からのデザインディレクターです。馬具部門のディレクターとして活躍したエブリンは、馬を愛する人のためにショルダーバッグをつくりました。
さらに、「エブリン」にはフランス語で「生き生きとした」「気持ちの良い」という意味もあり、言葉の意味通り、シンプルかつ丈夫で、使いやすいバッグとしてファンを集めています。
エルメスのエブリンの特徴2. 機能的で洗練されたデザイン
エルメスのエブリンの特徴の2つ目は、機能的で洗練されたデザインです。
馬具部門のデザイナー「エブリン・ベルトラン」が馬を愛する人のために作ったエブリンは、もともと馬のブラシなどの道具を運ぶために作られました。
縦に少し細長く、角が丸い形は、馬の蹄を保護する「蹄鉄(ていてつ)」をイメージしたものです。
バッグ自体のフォルムやマチの厚みも、体にフィットしやすいようデザインされています。
また、エブリンのデザインで特徴的な要素といえば、「H」 を丸で囲ったパンチングですよね。
このパンチング加工は一見ただのマークのように見えますが、実はバッグ内部に湿気がこもらないよう通気口の役割を果たしています。
そして驚きなのは、この「H」のパンチング部分、本来は体に当たるように内側に向けて持つのが、正しい持ち方なんです。
エブリンは、バッグを持つシーンやライフスタイルに合わせて、5種類のサイズから選べるのも嬉しいポイントです。
小さい方から順に、TPM・PM・MM・GM・TGMと続きます。
スマートフォンや財布だけが入るポシェットタイプのTPMから、B4サイズまで収納できる通勤・通学に向きのTGMまで、自分に合ったものが見つかるでしょう。
TPM・PM・GMサイズが、一般的に出回っているサイズです。
エルメスのエブリンの特徴3. 3つの型が存在する
1978年の発売以来、40年程の歴史を持つエヴリン。その歴史の中で、2回のマイナーチェンジが行われており、現在では3つの型が存在します。
3つの型は、作られた順番で古い方から通称Ⅰ(アン)・Ⅱ(ドゥ)・Ⅲ(トロワ)と呼ばれています。このアン・ドゥ・トロワとは、フランス語で1・2・3のこと。バレエなどのカウントで、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
どの型も一見ほとんど変わらないように見えますが、見分け方のポイントは「バックポケットの有無」と、「ショルダーベルトの調整の可否」の2つ。
中古のエブリンを購入する際には、どの型なのか注目してみるのも一興です。
エルメス(HERMES)のエブリンの素材はどれがいい?人気の3つを紹介!
- トリヨンクレマンス
- エプソン
- トワルアッシュ
エルメスのエブリンは、使われている素材の種類が豊富。中でも人気なのは、上の3つです。
繊細な革目を持つトリヨンクレマンスは、柔らかみのある雄牛のレザー。傷や擦れに強く、使うほど馴染む素材なので、長く愛用できるのが魅力です。
張りのあるエプソンは、細かく型押し加工をした雄牛のレザー。形崩れしにくく、かっちりした印象ですが、軽量で持ち歩きしやすいのが特徴です。
3つ目のトワルアッシュは、2色の糸を平織りにしたキャンバス素材。トワルは、フランス語で木綿や麻でできた織物のことです。耐久性や、革との相性の良さが人気です。
デザインや素材へのこだわりを受け継ぎながら、長く愛されるエブリンは魅力的ですよね。
エルメス(HERMES)のエブリンの3つの型「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」について解説!
40年以上にわたる歴史の中で、2度のマイナーチェンジを行ってきたエブリン。初代から順に、Ⅰ(アン)・Ⅱ(ドゥ)・Ⅲ(トロワ)という呼び名で親しまれています。
ここでは、そんなエブリンの3つの型「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」について、それぞれ紹介します。
エルメスのエブリン「Ⅰ(アン)」
1つ目のⅠ(アン)は、1978年に登場した最初のエブリン。
バックポケットやショルダーベルトの調整がなく、最もシンプルな形が特徴です。Ⅱ(ドゥ)やⅢ(トロワ)にはない内ポケットがついています。
エルメスのエブリン「Ⅱ(ドゥ)」
2つ目のⅡ(ドゥ)は、2006年にマイナーチェンジしたモデル。
バックポケットが追加され、機能性が上がっています。ただし、ショルダーベルトの調整はできないのが特徴です。
エルメスのエブリン「Ⅲ(トロワ)」
3つ目のⅢ(トロワ)は、2014年に登場した現行モデル。
バッグ本体はⅡ(ドゥ)と同じくバックポケットが付いたデザインですが、ショルダーベルトが調整できるようになっています。
ショルダーベルトの長さを調整してコーディネートの雰囲気を変えられるので、より機能性とデザイン性が高まったといえるでしょう。
現在エルメスの正規店では、最新モデルのⅢ(トロワ)しか販売していません。
ですが、中古ならⅠ(アン)やⅡ(ドゥ)を取り扱っていることも。型が古いほど、安く買える傾向にあります。
より気軽な価格でエブリンを楽しみたい方は、ギャラリーレアで探してみてください。
エルメス(HERMES)のエブリンのサイズ展開はどのくらいある?
豊富なサイズ展開が魅力のエブリン。長く使える上質なバッグだからこそ、自分にぴったりのサイズを見つけたいですよね。
大きさは、ポシェットサイズから通勤で使えるサイズまで、5種類から選べるのが嬉しいポイントです。
ここでは、特に人気の3つのサイズ「TPM」「PM」「GM」を紹介します。
エルメスのエブリンのサイズ1:TPM
エブリンの中で、最もコンパクトなサイズがTPMです。縦18cm×幅16cm×マチ5cmのポシェットサイズ。スマートフォンや財布など、必要最低限の荷物でお出かけする時に向いています。
最近では、ミニバッグがトレンドになっているので、「ミニエブリン」として大人気。人気の理由は何と言っても、可愛らしいフォルムです。小さく上品なエブリンを斜めがけすれば、普段のカジュアルファッションを格上げしてくれます。
便利なショルダーバッグですが、高級感漂うデザインなので、ママさんのメインバッグとしても人気です。可愛らしい見た目通り、フェミニンなコーディネートに合わせても、ミニマムなコーディネートにさらっと合わせてもおしゃれにきまります。トレンド感のある、合わせやすいサイズといえるでしょう。
エルメスのエブリンのサイズ2:PM
エブリンの中で最も人気なのがこのPMです。縦30cm×幅29cm×マチ10cmの、B5が収納できるサイズ。スマートフォンや財布に加えて、タブレットや水筒なども収納できる大きさです。
小さすぎず、大きすぎない丁度良いサイズ感のPMは、日本人女性の身長にぴったり。
なおかつ、お出かけに必要なものは、すべて収納できるので、女性からの人気を集めています。
ショルダーベルトが調整できるトロワのPMサイズなら、ベルトの長さを短めにして、より体にフィットさせることも可能です。
また、エブリンはバッグの上部にファスナーがなく、中身が見えやすい構造なので、荷物がすっぽり入るこのサイズは安心感があるでしょう。
ある程度の荷物が入る、実用的なショルダーバッグを探している方に、おすすめのサイズです。
エルメスのエブリンのサイズ3:GM
エブリンの中で2番目に大きいサイズが、GMです。
こちらは主に男性に人気のサイズで、縦32cm×幅33cm×マチ10cm。A4が収納できるサイズです。
PMに比べて縦が2cm、幅が4cm大きいので、大きな荷物も入れやすいサイズです。
ただし、女性には大きい印象があります。身長や体格によっても異なりますが、身幅に対してバッグの方が大きくなってしまうことも。
もちろん、荷物が多い方や身長が高い女性にもマッチするGM。写真だと、PMとのサイズ感の差が分かりにくいので、迷う方は実際に見てみることをおすすめします。
また、PMとGMの間には「MM」サイズ、GMより大きい「TMG」サイズもあるので、気になる方はチェックしてみてください。2つのサイズの詳細は、次の通りです。
- MM:縦32cm×幅30cm×マチ10cm
- TGM:縦38cm×幅41cm×マチ8cm
エルメス(HERMES)のエブリンの人気色はどれ?カラー展開や新色を紹介!
エルメスのカラー展開は、200色を超えるとも言われており、他のブランドに比べても群を抜いています。
毎年、新色・復刻色などが発表されるたびに、ワクワクする方も多いのではないでしょうか。
そんなエルメスのエブリンも、もちろんカラー展開が豊富。ここでは、定番色や人気色をはじめ、エブリンならではのカラーの特徴まで紹介していきます。
エルメスのエブリンの色1:上品なエトゥープ
定番色のエトゥープ(Etoupe)は、ブラウンとグレーが混ざったような美しいカラー。
200以上あると言われるエルメスのカラーラインナップの中でも、知名度が高く人気の色味です。
エトゥープとは、フランス語で、梳き屑が混じった合成繊維や、麻茎の表皮である「麻垢(おあか)」のこと。深みのあるブラウン系のグレーカラーは、人工的でない自然な魅力を感じます。
また、中間色であるエトゥープは、さまざまな色合いや雰囲気に合わせやすのが嬉しいポイントです。パステルカラーなどのフェミニンなコーディネートに合わせれば、甘くなりすぎない締めカラーに。カジュアルなコーディネートに合わせれば、大人の余裕をプラスできます。
エルメスの哲学から選び抜かれたエトゥープは、1つ持っておくと、さまざまなシーンで活躍してくれます。
エルメスのエブリンの色2:ブランドカラーのオレンジ
エルメスのブランドカラーと言えば、箱に使用されているあの鮮やかなオレンジ。
そんな一目でエルメスと分かるオレンジはエブリンでも人気の色と言えるでしょう。
一言にオレンジと言っても、エルメスには10色以上のバリエーションが存在し、分かりやすいカラー名の「オレンジ」をはじめ、「マンゴー」や「オレンジポピー」「アプリコット」「タンジェリン」など、それぞれかわいい名前が付けられています。
いずれもパッと目を引くオレンジ色ですが、それぞれ微妙に色味が異なりますので、お気に入りのオレンジ色を見つけみてはいかがですか。
印象的なオレンジ系のエブリンを選べば、パリの街に繰り出すかのように、軽やかにお出かけできるでしょう。
エルメスのエブリンの色3:定番色のノワール
フランス語で「黒」を意味するノワールは、誰にとっても使いやすい、定番カラーです。深みのある黒は、間違いない高級感が漂います。
モノトーンやシンプルなコーディネートに統一感を持たせたい時にも、遊びのあるコーディネートを引き締めたい時にも、活躍するノワール。
TPMやPM、GMなどサイズ関係なく、合わせやすいバッグを探している方におすすめの色です。
また、お出かけバッグとしてだけでなく、通勤や通学など、フォーマルな場でも気兼ねなく使えます。
エブリンは、長く使える上質なバッグだからこそ、定番色のノワールを選択するのも1つの手です。
エルメスのエブリンの色4:新色のディープブルー
2019年の秋冬カラーである、ディープブルー。名前通りの深い青色は、夜空をイメージさせる素敵な色味です。
エルメスには、毎年、異なる年間テーマが設定され、そのテーマからイメージした新色や復刻色が発表されます。この年間テーマは、hermesが創立150周年を迎えた、1987年から続くもの。ストーリーのあるカラーが毎年発表されるなんて、ワクワクしますよね。
ディープブルーが発表された2019年の年間テーマは、「夢を追いかけて」。夢というテーマの通り、ディープブルーは、夜空や心地よい眠りをイメージさせる色です。
ちなみに、2021年の年間テーマは「Une Odyssee(オデッセイ)~長い冒険旅行~」
1人の青年が10年間の旅に出る、古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」にちなんでいます。困難な状況に直面する人類を励ますような、希望にあふれるテーマです。
エルメスのエブリンの色5:差し色ビビッドカラー
カジュアルさが魅力のエブリンは、コーディネートの差し色としてビビッドカラーを選ぶのもおすすめです。
例えば、モノトーンになりがちな秋冬のコーディネートに、ビビッドなピンクのエブリンを持てば、一気に華やかな女性らしい雰囲気に。ビビッドカラーの中では少し落ち着いたグリーンなども、季節を問わず差し色になります。
エルメスでは、赤やオレンジ・黄色といった暖色から、緑・青などの寒色まで、幅広くカラーラインナップが展開されています。定番ではないビビッドカラーから選べば、人と被らないおしゃれを楽しむことが可能。
また、黄色と緑を混ぜた鮮やかな黄緑や、ピンクとパープルを混ぜたようなシクラメンなどの中間色もあります。
コンパクトなTPMサイズなら、派手になりすぎず、気軽にコーディネートに遊びを入れられるのが嬉しいポイントです。
エルメスのエブリンの色6:柔らかなパステルカラー
上品にエブリンを持ちたいときにおすすめなのが、パステルカラーです。
淡いピンクの「ローズサクラ」などは、春夏にぴったりの女性らしいカラー。ターコイズが混じったような美しいブルーの「ブルーカラー」は、ホワイトコーデなどに合うでしょう。
淡く柔らかい色味のパステルカラーなら、コーディネートを嫌味なく上品に華やかに仕上げるのに最適です。
また、オフホワイトなど、パキッと感がなく柔らかい色味もおすすめです。ベーシックなカラーでも、パステルカラーのような淡さを加えた色なら、いつもと違った印象になります。
カジュアルな雰囲気のエブリンを上品に女性らしく持ちたい方におすすめなのが、パステルカラーなのです。
エルメスのエブリンの色7:個性的なアマゾン・ジグザグ
エルメスのエブリンの特徴として、ショルダーベルトに遊びが入ったアマゾンというシリーズがあります。そのうちの1つが、ジグザグ。ショルダーベルト部分にジグザグとした模様が入ったラインナップです。
ジグザグの配色は、2〜4色程度ととっても華やか。個性的なデザインなので、目を惹きます。エブリンの本体がシンプルな分、ショルダーベルトで遊ぶのも楽しみの1つですよね。
人とは違うショルダーバッグが欲しい、他にはないようなデザインのバッグを探している、という方にはジグザグをおすすめします。
エルメス(HERMES)のエブリンの参考定価の値段はいくらくらい?中古で購入はできる?
- エブリンTPM:232,100円(税込み)
- エブリンPM:436,700円(税込み)
- エブリンGM:482,900円(税込み)
エルメスのエブリンは、サイズによって値段が異なります。2021年10月現在のエブリンの参考定価は、上の表の通り。エルメス直営店で購入した場合を想定しています。
エルメス直営店で購入できるエブリンの型は、すべてⅢ(トロワ)であり、上記の価格は、トリヨンクレマンス素材のエブリンです。
エルメスのエブリンは、バーキンやケリーに比べると、エルメス直営店で購入しやすいのが嬉しいポイントです。
とはいえ、店頭に並ぶことは少なく、希望の色や素材のエブリンはなかなか見つからないことが多いです。
その理由は、電話や店舗で入荷確認をする方が多いので、店頭に並ぶ前に売れてしまうのだとか。TPM・PM・GMの順に、出会うのが難しいバッグですが、そのぶん出会えた時の喜びもひとしおです。
エルメス直営店でエブリンを購入したい場合は、同じ店舗に通って顔を覚えてもらったり、他の商品を購入したりしてみてください。顧客として顔や好みを覚えてもらうと、エブリンの入荷時や在庫がある時に、提案してもらえる可能性が高まります。
また、直営店での購入にこだわらない場合は、中古で購入するのもおすすめです。
中古といっても未使用品や新品同様の状態のものもあります。 Ⅲ(トロワ)ではなく、Ⅰ(アン)や Ⅱ(ドゥ)を探す場合は、 中古の商品しか手に入りません。型が古いほど、値段も下がるので、好みのエブリンをより気軽に楽しめます。
中古のエブリンを探す場合は、サイズ・カラー・素材ともに豊富に取り揃えたギャラリーレアがおすすめです。
エルメス(HERMES)のエブリンの使い勝手はどう?おすすめの持ち方は?
エルメスのエブリンは、機能性と収納力の高さが人気の、使い勝手が良いバッグです。
エブリンは間口が広く、チャックが付いていないタイプのバッグなので、物の出し入れがしやすいのが特徴。PMやGMといった大きめのサイズでも、マチが10cmほどとそこまで厚くないので、身体にフィットします。
さらに、トリヨンクレマンスのような柔らかめのレザーを選べば、使うほどになじむので、より自分好みの形になってくるでしょう。
また、エルメスといえば、バーキンやケリーといった、かっちりしたハンドバッグを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
値段が高く、ラグジュアリーな雰囲気のバーキンやケリーに比べると、エブリンはエルメスのラインナップの中でも、カジュアルテイストなのが特徴で、デイリーユースに向いています。
おすすめの持ち方は、両手があいて活動しやすい斜め掛け。エブリンはショルダーバッグなので、肩掛けや斜め掛けといった使い方が基本です。
カジュアルなコーディネートにエブリンを合わせれば、品のいい華やかさをプラスできます。エブリン自体が上品な雰囲気なので、フェミニンなワンピーススタイルや、大人のお出かけスタイルにもマッチします。
GMなどの大きめサイズなら、パソコンや資料などもすっぽり入るので、仕事バッグとしても活用できるでしょう。
エルメス(HERMES)で人気のミニエブリンって?サイズや人気の理由を解説!
ミニエブリンとは、TPMサイズのエブリンの愛称。
TPMは、縦18cm×幅16cm×マチ5cmのポシェットサイズで、主張しすぎない大きさとキュートな雰囲気が特徴です。
スマートフォンや財布など、ミニマムな荷物を入れてサクッとお出かけするときに向いています。
今、ミニバッグの流行とともに、 このポシェットサイズのミニエブリンが人気です。
人気の理由は、普段のコーディネートを手軽に格上げしてくれること。Tシャツにジーンズなどの普段着でも、ミニエブリンを持てば一気に華やかになります。
両手をあけたい時は斜め掛け、おしゃれにきめたい時は肩掛けなど、シーンによって使いわけられるのも嬉しいポイントです。
ミニエブリンはブラックやグレーなどの定番色だけでなく、好みの差し色カラーを持つのもおすすめ。
面積が小さいので派手になりすぎず、モノトーンスタイルやカジュアルスタイルを格上げしてくれます。
また、ママさんのメインバッグとしても重宝します。
財布などの貴重品はミニエブリンに入れ、子供の荷物は大きめのバッグに。両手が空くので、子育て中でも活躍するのが特徴です。
ミニエブリン愛用者の中には、使い勝手の良さから、定番カラーときれいめの差し色カラーの2個持ちする方も。
40年以上前から愛され続けるシンプルなデザインと、耐久性に優れた素材を使用しているので、長く愛用できます。
サステナブルな定番バッグとして、ミニエブリンがおすすめです。
エルメス(HERMES)のエブリンはバッグだけではなく財布もある?
HERMESのエブリンには、バッグに加えて財布のラインナップもあります。
バッグと同じく「H」のパンチングが特徴的で、実際に穴が開けられています。 財布の場合、「H」が正面に来ているものもあれば、斜めにデザインされているものも。
エブリンのバッグとお揃いで使えたら気分が上がりますよね。そんなエブリンの財布には、4種類ほどラインナップがあります。大きさに加えて、デザインが異なるので、集めるのも楽しいはず。それぞれの詳細は、次の通りです。
エルメスのエブリンの財布1:エブリン・ロング
エブリン・ロングは、縦10.5cm×幅20cmのロングサイズの財布です。一般的な長財布と同じサイズで、カードポケットが12個付いており機能的です。
お札やカードの出し入れがしやすく、収納も多いのでかさばりません。現金もカードも持ち歩きたい、長財布が好み、という方におすすめの形です。
エルメスのエブリンの財布2:エブリン・コンパクト
エブリンコンパクトには長財布と正方形の2タイプがあり、コンパクトという名の通り、他のエルメスの財布に比べ薄型なのが特徴です。
どちらのタイプもお札とカードの収納だけで、コインケースはついていません。
その代わりカードケースが両側に付いており、たっぷりと収納できるので、持ち歩くカードの種類が多い方、普段現金を使わず、クレジットカードやQR決済が多い方におすすめです。
エルメスのエブリンの財布3:エブリン・コインケース
エブリン・コインケースは、縦8.5cm×幅11.5cmの楕円形が特徴的なコインケースです。4種類の財布の中でパンチングがもっとも目立つデザインで、楕円の縁と真ん中に、丸で囲った「H」がほどこされています。
コインケースがついていない、コンパクトMMやコンパクトPMと合わせて持つのが人気です。
エルメス(HERMES)のエブリンはメンズでも使える?
エルメスのエブリンは、「H」を大きくあしらった特徴的なデザインで、メンズにもおすすめです。特に、大きめサイズのGMやTGMは、女性より男性ユーザーの方が多いほど。
GMや、さらに大きいTGMは、幅が広いので、女性よりむしろ男性にフィットしやすいのが特徴です。軽量かつ丈夫な素材なので、パソコンや書類を入れる仕事バッグとしても重宝するでしょう。ダークブラウンやグレーなど、おさえめのカラーを選べば、どんなコーディネートにも合います。
また、普段は男性が使って、荷物が多い時だけ女性も使う、など夫婦や恋人間で兼用にするのもいいですよね。
男性にとっても、女性にとっても使いやすく、上品に華やかにしてくれるのがエブリンの魅力です。
エルメス(HERMES)のエブリンを買取査定に出すならどこがおすすめ?買取価格の相場は?
使わなくなったり買い換えなどの理由で、今使っているエブリンの売却を検討する際、「とにかく高く売りたい!」という方は、自分で売却額を設定できるフリマサイトなどに出品される方もいるでしょう。
ところがフリマサイトは高額商品になればなるほど売れにくいのも現状です。また、売れた後もクレームがくるのではないか、すり替えられて返品されたりしないかなど、高額品のフリマサイトでの売却は不安やリスクがつきものです。
スピード感を持って信頼できるところで高く売るには、ブランド品専門の買取店がおすすめです。
ギャラリーレアは2003年からブランド買取激戦区の大阪に店舗を構え、ブランド品を専門に買取・販売をしています。
エルメスに関する知識も深く、その時その時の最高の買取額をご提示しています。買取額にご納得いただけたらその場で現金でお支払い(※)。
スピード・信頼・高額の全てを求める方は、ギャラリーレアでの売却がおすすめです。
※店舗での買取に限る。宅配買取の場合は成立日もしくは銀行の翌営業日にお振込みにてお支払いしています。
エルメスのエブリンの買取実績1.エブリン TPM アマゾン ゴールド トリヨンクレマンス Z刻印(255,000円)
査定時期 | 2021年12月 |
---|---|
商品ランク | 新品 |
ミニバッグの人気が続いている昨今、エルメスのアイテムも例外なくミニサイズが人気です。
そのためエブリンの最小サイズであるTPMは、参考定価が232,100円であるにもかかわらず、新品のコンディションでは23万円~27万円ほどが買取価格の目安となっています。
現在エルメスの買取相場が高騰しているため、この高価買取額がいつまで続くかは保証できません。
売却をご検討されている方は、早めの売却が吉です。
エルメスのエブリンの買取実績2.エブリン TPM ローズアザレ トリヨン Y刻印(215,000円)
査定時期 | 2021年8月 |
---|---|
商品ランク | 未使用 |
ショルダーベルトにデザインが施されたアマゾンシリーズのエブリンTPMです。
ミニサイズであるTPMは、ファッションの差し色として鮮やかなカラーも人気があり、定番カラーに加え、人気のカラーは高い買取額がつく傾向にあります。
人気色は季節や流行りによって変わってきますので、お気軽にギャラリーレアにお問い合わせください。
エルメスのエブリンの買取実績3.エブリンⅢ PM ブルーデュノール トリヨンクレマンス D刻印(185,000円)
査定時期 | 2021年8月 |
---|---|
商品ランク | 中古A |
2019年製造のエブリンです。普段使いに便利なPMサイズは定番人気の為、使用感が感じられる状態でも高価買取に繋がります。
それは、既にエルメス正規店では販売されていない、旧型モデルののエブリンⅠ、Ⅱも同様です。
現在使っていないエブリンがあれば、古いものでも一度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
エルメス(HERMES)のエブリンについてまとめ
まとめ
- エブリンは、40年以上にわたって愛される歴史あるバッグ
- サイズ・カラー・素材の展開が豊富で、ぴったりが見つかる
- 上品でカジュアルなエブリンは、普段のコーデを格上げしてくれる
1978年の発売以来、少しずつ機能性を高めながらも、変わらないシンプルなデザインが愛され続けているエブリン。
デザイナーのこだわりと、歴史の重みを感じるエブリンは、長く付き合っていきたい逸品ですよね。
カジュアルになりがちなショルダーバッグスタイルを、品よく華やかに格上げしてくれます。
サイズやカラー、素材の展開が豊富なので、好みに合ったデザインが見つかるはず。ポシェットサイズのミニエブリンなら、差し色としてもうってつけなので、2色持ちもおすすめです。
エルメス直営店で購入するハードルが高ければ、中古ショップでエブリンを探してみましょう。現行モデルだけでなく、すべての型を取り扱っているので、豊富な選択肢の中から選べます。
中古のエルメスを購入するなら、サイズ・カラー・素材ともに、豊富に取り揃えたギャラリーレアでの購入がおすすめです。
また、現在使っているエブリンから新しい物に買い替えたいという方は、ギャラリーレアで下取り買い替えをしてみませんか??
別々に売り買いするよりも、買取額はより高く、購入商品はよりお求めやすくご購入いただけます。