アンティークロレックス(ROLEX)は、多くの時計ファンから高い人気を集めています。
高級時計ブランドの代名詞であるロレックスの歴史が感じられる、味わい深い雰囲気はアンティーク時計ならではの魅力と言えます。
魅力的なアンティークロレックスですが、古い時計ならではの注意点もあります。
この記事では、アンティークロレックスの魅力やおすすめモデル、購入や買取時の注意点について解説します。アンティークロレックスに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内10店舗を統括している。
目次
ロレックス(ROLEX)のアンティークの3つの魅力
ロレックスのアンティークとは、1970年以前に販売されていたモデルを指します。
ロレックスの時計は高精度で作りが頑丈なため、しっかりとメンテナンスをすれば何十年と使い続けることができます。ロレックスのアンティーク時計には、たくさんの魅力がありますが、ここでは大きく3つの魅力についてご紹介します。
アンティークロレックスの魅力1:資産になる
ロレックスは世界的に人気の高い時計ブランドです。高精度かつ堅牢性の高い時計であることはもちろん、近年はとくに資産としての人気も高まっています。
時計をはじめ一般的な物の価値は、一度購入すると価値が下がるのが普通ですが、ロレックスの時計は例外です。
モデルによっては、定価よりも買取価格の方が高くなることも珍しくありません。しかし、あくまでも時代や人気、経済状況によって価格は左右されるため、必ずしも定価よりも高く売れるとは限りません。
投資目的でのロレックスの購入は、しっかりと相場の変動をチェックして売りどきを見極める必要があります。
好みでもないモデルをただ高値で売れるからというだけで購入するよりも、自分の気に入ったモデルが高く売れたらラッキーくらいに考えておくといいでしょう。
アンティークロレックスの魅力2:所有欲を満たせる
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ロレックスのアンティーク時計の魅力は、所有欲を満たせるという点にもあります。
憧れのロレックスを自分の腕に着用するのは、時計ファンであればひと際うれしい瞬間です。とくに希少価値の高いアンティークロレックスであればあるほど、その喜びは強いでしょう。
ロレックスのアンティーク時計は、同じモデル、型番のものでも製造年によって塗料や文字盤のデザインなど、細かい仕様が異なります。
また、同じ製造年であっても、インデックスや針の仕様、文字盤の塗料などが変わっているモデルもあり、製造期間の短いレア個体はかなりのプレミア価格で取引されることも。
修理でパーツを交換している場合もあるため、アンティーク時計には個性が出やすい特徴があります。
細かいマイナーチェンジや日焼けによる経年変化など、自分好みの1本を見つけ出す楽しみがアンティークロレックスにはあると言えるでしょう。
アンティークロレックスの魅力3:現行モデルにはないレトロ感
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アンティークロレックスには、現行モデルにはない独特の味わいがあります。
もちろん最新の技術を駆使した時計は機能性に優れていますが、今の時代にはない発売当時だからこその魅力がアンティークにはあります。
例えば、風防は現在サファイアクリスタルガラスが採用されていますが、アンティークロレックスでは、プラスチック製の風防が採用されています。
丈夫さで言えば、サファイアクリスタルガラスのほうが格段に上ですが、プラスチックの風防は独特の温かみのある雰囲気を持っています。
同じようにインデックスや針の夜光塗料も、年代によって変わっています。現在はクロマライトと呼ばれる塗料を使用していますが、アンティークロレックスにはトリチウムが使用されています。
トリチウムは、経年により色が変色しやすくヴィンテージの風合いを感じられる塗料で、アンティークロレックスの魅力を語る上で欠かせない要素の一つ。
トリチウムが使用されている時計は、文字盤の6時位置に「SWISS-T<25」の記載があります。
レディース&メンズにおすすめのアンティークロレックス(ROLEX)人気時計10選!
ロレックスは1905年の創業以来、数多くの時計を生み出してきました。数あるアンティークロレックスの中でも、とくにおすすめのモデル10選をご紹介します。
アンティークロレックスの人気時計1:デイトジャスト
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1945年に登場したデイトジャストはロレックスの看板モデルです。アンティークのデイトジャストの魅力は、他のアンティークロレックスに比べて手頃な価格で手に入れられること。
素材やモデルによっては40万円代で入手できるため、ロレックスのアンティーク時計を初めて購入する方にもおすすめです。
アンティークのデイトジャストでおすすめの時計は、第3世代の1600番代です。
1960年頃から1977年まで生産されたこのデイトジャストは、生産期間が長かったことから個体数はもちろん、バリエーションが多いのが特徴です。
ステンレスとイエローゴールドのコンビモデルや、ベゼルのみホワイトゴールドのタイプなど、さまざまな素材のバリエーションに加え、文字盤のデザインにもバリエーションがあります。
「少し変わり種のデイトジャストが欲しい」という方には、ベゼルが両方向に回転する「サンダーバード」の愛称で親しまれるモデルがおすすめです。
ベゼルのインデックスには数字が刻まれており、デイトジャストでありながら、スポーティな雰囲気があり、アンティークのデイトジャストのなかでも高い人気を誇ります。
近年の時計業界で加速しているスポーツモデル人気の影響を受けて、今後さらに価格が高騰するのでは?と噂されているモデルでもあります。
ドレスウォッチとスポーツモデルの良さを兼ね備えた、ロレックスのなかでも希少なタイムピースと言えるでしょう。
アンティークロレックスの人気時計2:デイトナ
デイトナはロレックスの王様とも言えるモデルです。アンティークロレックスのなかでも、とくに高額で取引されることで知られています。
デイトナが登場したのは、1963年。デイトナビーチで開催されるカーレースの協力によって、誕生しました。
現行モデルの116500LNも圧倒的な人気を集めていますが、デイトナのアンティーク時計の人気ぶりは、更に上を行くものがあります。
とくに型番が4桁の手巻きデイトナは、ファン垂涎のアンティークロレックスであり、1000万円を超える価格で取引されることも珍しくありません。
そのなかでも更に激レアと称されるのが、「ポール・ニューマンモデル」と呼ばれるデイトナです。
これは、俳優でありカーレーサーとしても有名なポール・ニューマンが愛用していたことから付けられた愛称。
ポール・ニューマンが愛用していたデイトナは、エキゾチックダイヤルが採用されています。
エキゾチックダイヤルとは、インダイヤルにスクエアインデックスを配していて、インダイヤルが文字盤より一段下がって立体的に見えるのが特徴です。
実は、このエキゾチックダイヤルは発売当時は不人気で、通常のバーインデックスのモデルのほうが圧倒的に人気でした。しかしポール・ニューマンが愛用していたことで、人気が徐々に上がっていき、現在では価格が高騰するアンティークロレックスの代名詞として知られています。
実際にポール・ニューマン本人が使用していたデイトナは、2017年に世界的なオークションで腕時計史上最高額となる約20億3000万円で落札され、世界中で大きな話題となりました。
落札されたポール・ニューマンのデイトナは、裏蓋に妻からのメッセージが刻印されています。1984年を境に、身につけなくなったことからファンの間で「消えた伝説のロレックス」と呼ばれ、幻の逸品とされていました。
アンティークロレックスの人気時計3:ミルガウス
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1956年頃、ミルガウスはロレックスの磁気に強いモデルとして誕生。医師や放射線技師など、強い磁気にさらされる職業の方に向けて作られました。
現在では、磁気が機械式時計に悪影響を及ぼすことが広く知られていますが、ミルガウスの登場時は一般にはあまり知られていませんでした。
そのため、当時はあまり人気が出ず一時生産中止となりますが、約20年後の2007年に新たに生まれ変わり復活を遂げました。
このような背景を持っているためアンティークミルガウスは数が少なく、とくに初代ミルガウスのRef.6541は、流通量が非常に少ないことで知られています。
第2世代は約30年間にわたって生産されていたことから、年代によって様々なマイナーチェンジが施されています。
とくに、文字盤の秒を示す刻みが0.2秒間隔の初期ダイヤルは、希少性が高い上に年々流通量が減少しているため、コレクターズアイテムとなっています。
アンティークロレックスの人気時計4:サブマリーナ デイト
1953年、サブマリーナがロレックス初のダイバーズウォッチとして登場しました。デイト表示がついたサブマリーナデイトRef.1680が登場したのは1965年です。
サブマリーナデイトの登場により、デイトとノンデイトのバリエーションに分かれ、それぞれ進化を遂げていきます。
アンティークのサブマリーナのなかでとくに人気が高いのは、第4世代のRef.5513です。人気の理由は、生産期間が長かったことによってマイナーチェンジが複数回行われたことにあります。
同じRef.5513でも文字盤のバリエーションが多数あり、製造年によって異なる個性を発揮しています。有名なところでは、インデックスのメタル枠の「フチなし」と「フチあり」です。
現行モデルを含めた、後期のモデルなどではフチありのモデルが主流ですが、前期型のフチなしモデルは希少で高い人気を誇ります。また、ミニッツサークルやミラーダイヤル、メーターファーストなど、レア個体が多数存在します。
サブマリーナデイトのアンティークでは、初代Ref.1680の人気が高いです。生産時期は1965年~1980年頃で、ロレックスのムーブメントでも名機と名高いCal.1570を搭載しています。
Ref.1680でもっとも有名かつ希少価値が高いのが、モデルロゴ「SUBMARINER」の表記が赤い、通称「赤サブ」と呼ばれる個体です。
赤サブの製造期間は1960年代後半~1970年前半までと言われており、表記が異なる6種類が存在しています。
これらは「マークⅠ」~「マークⅥ」と呼ばれており、それぞれ異なる特徴を持っています。自分好みのアンティークサブマリーナを探してみるのも、楽しいでしょう。
アンティークロレックスの人気時計5:エクスプローラー
ロレックスのエクスプローラーⅠは、1953年に誕生したモデルです。探検家(エクスプローラー)のために、過酷な環境でも使えるよう開発されました。
現在に至るまで、50年以上ほとんど形を変えることがなく、登場時からすでに完成されたデザインだったことが伺えます。
エクスプローラーのアンティークで一番人気なのは、Ref.1016です。第3世代のエクスプローラーで、1963年~1988年にかけて製造されたロングセラーモデルでもあります。
長い製造期間には、複数のマイナーチェンジが行われています。初期型と言われる発売当初のモデルは、ミラーダイヤルかつミニッツサークルが入ったMMダイヤルです。
ミラーダイヤルとは、鏡のような独特の艶感を持つ特徴を持った文字盤のこと。ミラーダイヤルの一部には、外周部に円を描くようにラインが入っているミニッツサークルと呼ばれる種類のものもあり、これをMMダイヤルと呼びます。
このMMダイヤルは、アンティークロレックス市場の中でもとくに高い評価を得ています。しかしミラーダイヤルは、その性質上、経年によりひび割れしやすい特徴があります。
そのため、状態の良いミラーダイヤルは非常にレアであり、かなりの高値で取引されています。
エクスプローラーのMMダイヤルの後には、ミニッツサークルが入っていないミラーダイヤルの製造が数年続きます。
そして1972年頃からは、ハック機能を搭載した後期型となります。後期型では、生産終了間際のシリアルナンバーの頭文字が「R」と「L」の個体がとくに人気が高いです。
アンティークロレックスの人気時計6:エクスプローラー2
ロレックスのエクスプローラー2は、エクスプローラーの上位モデルとして1971年に発表されたモデルです。
シンプルさと実用性を兼ね備えたエクスプローラーを踏襲しつつ、24時間表示のベゼルに24時間針、日付表示など多くの機能を備えています。
アンティークのエクスプローラー2で人気が高いのは、初代のRef.1655です。アンティークロレックスのなかでも、とくに個性的なデザインが特徴です。Ref.1655の文字盤にはマーク1~マーク3までバリエーションが存在します。
マーク3のダイヤルは、クロノメーター表記のスペースが上下で揃っている「センタースプリッド」が特徴で、希少性が高いことで知られています。
また、第2世代のRef.16550もレアモデルとして人気が高いです。製造期間がわずか4~5年だったことに加え、中でもとくにレアカラーとされるアイボリーダイヤルの存在も、注目度を高める要因となっています。
アイボリーダイヤルとは、白文字盤とは少し違ったクリームに近い色合いの文字盤で、Ref.16550の一部に見られる珍しい文字盤のことです。
もともとアイボリー文字盤として製造されたという説や、初めは白文字盤だったのが経年によってアイボリーに変わった説など、諸説ありますが真偽は定かではありません。
同じRef.16550の白文字盤が150~200万円前後で販売されているのに対し、アイボリーダイヤルは、300~500万円で取引されています。
アンティークロレックスの人気時計7:デイデイト
デイデイトはロレックスの最上位ラインとして1956年に登場しました。ケースの素材にはゴールドやプラチナのみを使用し、12時位置に曜日表示を備えているのが特徴。
デイデイトのアンティーク時計で人気なのは、Ref.1803です。実用性が高い上にプラスチック風防といったアンティーク要素が随所に感じられ、男女問わず人気が高いモデルです。
Ref.1803は、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドの3つが展開されていましたが、ピンクゴールドの流通量が最も少なく希少性が高いです。
また「ステラダイヤル」と呼ばれる、ブルーやグリーンなどのカラフルなダイヤルのモデルもレアモデルとして知られます。ステラダイヤルは、トルコ石やオニキス、ラピスなどを使ったきらびやかな文字盤で、中東諸国向けに製造されたといわれています。
このステラダイヤルの流通量は、非常に少ないためオークションなどでも1000万円を超える価格で取引されています。
アンティークロレックスの人気時計8:エアキング
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ロレックスのエアキングは、航空業界へのオマージュというコンセプトにより誕生したモデルです。
ロレックスと言えば、サブマリーナやGMTマスターが人気ですが、エアキングはこれらのモデルよりも歴史が長く、1940年頃に誕生しています。
ロレックスの中でも、最も古いペットネームを持つことでも知られ、ブランドの中でも古くからファンに愛されているモデルなのです。
歴史が長いため、アンティークモデルの種類やデザインが豊富に存在しているのも魅力。また、他のモデルに比べてリーズナブルな価格のため、初めてアンティークロレックスを購入する方にもおすすめです。
100万円を超えることも珍しくないロレックスにおいて、40万円から買えるモデルもあり、手の届きやすい価格設定です。
市場の流通量も多く、価格が長年安定しているのも大きな魅力です。
現行モデルRef.116900は価格高騰が著しいですが、アンティークのエアキングに目を向けてみるのも良いでしょう。
エアキングのアンティークでは、コンビモデルのRef.5701、デイト機能を持つRef.5700などの流通数が少なく、希少価値が高いモデルとされています。
アンティークロレックスの人気時計9:チェリーニ
1928年、チェリーニはロレックスのドレスウォッチとして誕生しました。
オイスターケースをあえて採用せず、ゴールドを使用することで、ドレスウォッチとしてのデザインを重視しているのが特徴です。
初代チェリーニは、「チェリーニプリンス」と呼ばれるモデルで、当時のロレックスとしては斬新なレクタンギュラー型の時計でした。
他にも「チェリニウム」や「チェステロ」、「チェリッシマ」「オーキッド」などの派生モデルも存在しています。
またベルトとケースが一体型になったモデルや、グラデーション文字盤のモデルなど、デザインの幅広さも魅力です。
とくにチェリーニのアンティークはレディース向けのラインナップも多いため、女性人気の高いコレクションでもあります。
アンティークロレックスの人気時計10:ティファニー ダブルネーム
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ロレックスのアンティークモデルの中でも非常に高い人気を持つのが、ティファニーのブランド名が刻印されたダブルネームです。
ロレックスとティファニーがコラボレーションしたモデルで、1950年~1990年代半ばまで製造されていたアイテム。
ロレックスがティファニー社と契約を結び、主に北米にあるティファニーのブティックで販売されていたようです。
ダブルネームのラインナップは、サブマリーナやエクスプローラーなどのスポーツモデルをはじめ、デイトジャストやオイスターパーペチュアルなど多岐にわたります。
しかしダブルネームの流通数は限られており、市場に出回ることはほとんどありません。
フリマアプリなどで見かけるダブルネームは偽物である可能性が高いため、信頼できる店舗以外では手を出さないよう注意しましょう。
アンティークロレックス(ROLEX)に安い時計はある?買う時の注意点とおすすめのお店をご紹介!
アンティークロレックスは、モデルによっては100万円を超えるものも少なくなりません。しかし中にはリーズナブルなモデルも存在します。
ここでは、ロレックスのアンティークの中から手の届きやすい時計と、おすすめの販売店をご紹介します。
安いアンティークロレックスの時計はこれ!
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アンティークロレックスの中で安くて手の届きやすいモデルは、エアキングとオイスターです。
エアキングは、2022年7月現在の相場で40万円前後、オイスターは30万円から購入できます。
オイスターとは、ロレックスが高い防水性と耐久性を実現したオイスターケースを採用したモデルで、牡蠣(オイスター)の殻のように高い気密性と防水性を備えることから名づけられたネーミングです。
着用シーンや服装を選ばないシンプルでベーシックなデザインが魅力です。
デイトジャストやオイスターパーペチュアルなどのモデルにもつながっていく、ブランドの中でも重要なモデルでありながら、リーズナブルな価格で手に入れることができます。
エアキングは、オイスターパーペチュアルの派生モデルから誕生した背景もあり、流通量が多く価格が安定しています。
また両者に共通して言えるのが、文字盤の色やデザインが豊富に展開されていること。
自分好みのデザインや色の時計を探してみるのも、アンティークロレックスの1つの楽しみ方と言えるでしょう。
アンティークロレックスを買うときはここに注意!
- 信頼できる店舗で購入する
- 時計の状態を確認する
- 保証書がある個体を選ぶ
アンティークロレックスは製造年が古いこともあり、偽物も多く出回っています。
そのため、購入の際は信頼できる店舗を見極めて購入することが重要です。ブランド時計を扱う専門店であれば、専門家による鑑定を受けているため、安心して購入できます。
購入時には、時計の状態も事前にしっかりと確認しておきましょう。
アンティークロレックスは、パーツの一部が新しいものに変えられていたり、文字盤がリダンされていたりする場合もあります。
気になる場合は、販売員に確認し事前に疑問を解消しておきましょう。
そしてできれば、保証書が付属していることが望ましいです。保証書があれば本物である確固たる証拠になりますし、次に手放す際にも査定額にプラスに働きます。
しかし、古いモデルでは保証書が紛失していることも多々あるため、必ずしもマストな要素ではありません。
信頼できる店舗でしっかりとプロの鑑定を受けているかという点の方が重要であるといえます。
アンティークロレックスを買うならギャラリーレアが運営するブランド時計専門店タイムゾーンがおすすめ!
アンティークロレックスを購入するのにおすすめなのが、ギャラリーレアが運営するブランド時計専門店タイムゾーンです。
ギャラリーレアは創業以来、長年ブランド時計の売買を行ってきた実績があります。
数多くのアンティークロレックスを取り扱ってきた経験から、アンティークロレックスの真贋や、価格推移の動向など豊富な知見があります。
正規店以外での修理歴や、動作に問題はないかなど、事前にしっかりと確認しているため、安心して購入できる点が魅力です。
購入後半年間の保証もあるため、万が一の不具合の際も安心です。
アンティークロレックス(ROLEX)の買取ならブランド時計専門店がおすすめ!買取の注意点はこれ
注意すべきポイントとおすすめ買取専門店を紹介しますので、アンティークロレックスの売却を検討しているという方は、チェックしてみてくださいね。
ロレックスのアンティークを買取に出す前にオーバーホールしたほうがいい?
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「ロレックスを買取に出す前に、オーバーホールした方が良いですか?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
結論としては、オーバーホールの必要はありません。
理由は2つあります。1つ目の理由は、オーバーホール代が高く、仮にオーバーホールをしてもその代金を上回るような査定額にはならない可能性が高いためです。
2つ目は、パーツが交換されてしまうリスクを防ぐためです。ロレックスでは、製造終了となったモデルのパーツは取り扱わないため、パーツ交換が発生した場合、製造当時とは異なる新しいパーツを使うことになります。
新しいパーツはもちろん性能面では良いのですが、パーツによってはアンティークならではの風合いがなくなり、価値も下がってしまいます。
買取額も同様に下がる可能性が高いため、古くても修理せずにそのまま持ち込むことをおすすめします。ブランド買取専門店であれば、状態が悪い時計でもしっかり査定してくれます。
アンティークロレックスの時計を買取に出すときの注意点は?
- ブランド買取専門店に依頼する
- 付属品があれば一緒に持ち込む
アンティークロレックスを買取に出す時の1つ目の注意点は、ブランド時計専門店に依頼することです。
ロレックスは世界的に人気の時計ブランドのため、総合リサイクルショップや小さな質屋などでも買取しています。
しかしアンティークロレックスの場合、現行モデルのように明確に相場が決まっているわけではないため、アンティークロレックスの知識がない店舗に依頼してしまうと、価値が分からずに安い価格で買取されてしまう可能性が高いです。
ブランド買取専門店では、アンティークロレックスに関する知識が豊富な鑑定士が在籍しているため、しっかりと価値を見極めて買取額に反映してくれます。
また時計の付属品があれば、忘れずに一緒に持ち込むようにしましょう。付属品とはロレックスの箱や保証書、ブレスのサイズ調整で余ったコマ、オーバーホール証明書などを指します。
現行のロレックスでも付属品が付いているほうが買取額は高くなりますが、アンティークロレックスの場合、さらに如実に査定に反映されます。
たとえ付属品が汚れたりしていても、必ず時計と一緒に持ち込むようにしましょう。
アンティークロレックスの買取ならギャラリーレアが運営するブランド時計専門店タイムゾーンがおすすめ!
アンティークロレックスを売るなら、ギャラリーレアが運営するブランド時計専門店タイムゾーンがおすすめです。
創業40年の歴史を持つブランド専門店であり、ロレックスのアンティーク時計の買取実績が多数あります。
ブランド時計専門の買取スタッフが在籍しており、アンティークロレックスに関する知識も豊富です。
また、状態が悪いロレックスであっても買取が可能です。風防に傷がある、ブレスが伸びているといったロレックスでも買取しています。
LINEや電話、メールなど、ご都合に合わせた方法で買取額をご案内しています。お手持ちのアンティークロレックスがいくらになるのか知りたい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
ロレックス(ROLEX)のアンティークの時計についてのまとめ
まとめ
- ロレックスのアンティークはモデルによっては定価より高額になることも
- モデルや年代によってデザインが大きく異なるため自分好みの時計を探せる
- 偽物も少なくないためアンティークロレックスは信頼できる店舗で購入する
アンティークロレックスについて紹介しました。1905年に創業したロレックスは、長い歴史のなかで、数多くの魅力的な時計を生み出してきました。
20年以上前に製造されたロレックスは、アンティークやヴィンテージと呼ばれ、多くの時計ファンの憧れの存在になっています。
アンティークロレックスの中でも、製造期間が短いものや、生産数が少ないものは希少価値が高いレアモデルは中古市場でもかなりの高額で取引されています。
なかでもポール・ニューマンデイトナなどの「幻級の逸品」は1000万円以上の値段がつくことも珍しくありません。
アンティークロレックスの購入や売却をご検討の方は、ぜひブランド買取のギャラリーレアにお問い合わせください。
東京・大阪を中心に全国で展開し、時計の最新相場を踏まえた適性な価格での取引を行っています。
LINEや電話、メールでは無料査定を実施しているため、時計の売却を検討している方は、まずはお気軽にお問い合わせください。