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生活防水?10気圧防水?腕時計に搭載されている「防水機能」の基礎知識

腕時計は毎日身につけるケースも多いですが、そもそも「時計は水に弱い」といわれています。腕時計を長持ちさせるためにはその防水性が大切。そこで今回は、腕時計に搭載されている防水機能についての基礎知識をご紹介します。

意外にも知られていないことが多いので、ここで紹介する防水知識があなたのお役に立てば幸いです。

防水性能は3種類

腕時計の防水性能は「非防水」「日常生活防水」「防水」と、大きく3つのカテゴリーに分けられます。

非防水

防水処理が全く施されていないため、水につける行為だけでなく手を洗う際の水しぶきであってもダメージを受ける可能性があり注意が必要です。

日常生活防水

日常生活を送る上での防水処理が施されているというものです。具体的には手洗いや洗顔時、雨などのしぶきが掛かる程度の防水ができます。

防水

10気圧以上の防水性能を持つもので、10気圧であれば水泳、20気圧ならダイビングに耐えられる性能を持っていることになります。

そもそも腕時計は非防水構造が基本になっているため、直接水に触れないように日ごろから注意することが大切です。したがって、日常生活防水や防水の機能がついているとなれば、それだけで特別な腕時計といえるでしょう。

防水機能の見分け方

腕時計の防水性の強さについては腕時計の裏ぶた、文字盤、あるいは腕時計に添付されている取扱説明書に記載されています。表記方法はISO規格やJIS規格で定められていて、日常生活防水なら「Water Resistant○〇m(bar)」、防水なら「Diver's〇〇m」と明記することが基本的なルールです。

ただ、このルールに従わないメーカーも多く存在しています。実際にはさまざまな表現方法があるので、ここでは代表的なものをご紹介します。

「m(メーター)」

防水機能がどれほどの水深の数値レベルまで耐えられるかを表します。特に防水タイプの場合は、表示数値の25%増の水圧にも耐えられる仕様です。

「気圧(bar/ATM)」

通常「1気圧=10m」として考えられています。つまり10気圧防水だと100mまで、ということになります。日常生活防水タイプの時計で使用する表現であり、スポーツウォッチのような防水タイプでは使用しません。

「日常生活防水(Water Resistant/W.R)」

主に2~8気圧の日常生活防水タイプで使用する表現で、汗や雨などの水滴程度に耐えられる防水性能です。

「非防水」

文字通り防水性がない腕時計に使用する表現です。非防水タイプは、基本的に腕時計本体に防水性に関する表記はありません。

防水表記の見方

防水表記の見方を理解して、使用シーンで役立ててください。

日常生活防水

「日常生活防水」タイプに分類される腕時計は「30~50m」と表記されます。

「30m」と表記されている場合、3気圧までの防水機能があることを意味し「雨にぬれる」程度まで対応可能です。

同様に「50m」表記であれば5気圧までの防水機能があるため「水道の水が掛かる」程度まで対応できます。

防水

「防水」タイプに分類される腕時計は「100m、200m」と表記されます。

「100m」と表記されている場合は10気圧までの防水機能があるため、軽いマリンスポーツ全般に対応できますが、水泳など水圧が多く掛かる場面では使用を控えた方が良いです。

また「200m」表記があれば、ダイビングやサーフィン、水泳など本格的なマリンスポーツに対応できる仕様となっているため、ガラスやケースを厚くして防水性を高くしてあります。

この「日常生活防水」と「防水」の違いはどこにあるのかといえば、簡単にいうと「ダイビングやサーフィンができるかどうか」で線引きされます。

「防水」の腕時計であればダイビングの際にも使用可能ですが、「日常生活防水」の腕時計の場合はせいぜい「雨や水が掛かる」程度が限度で、ダイビングでは使用できません。

防水の水は「液体の水(みず)」です。

何を当たり前な・・という話なんですが、改めてもう一度。防水の水は「液体の水(みず)」です。水蒸気を防ぐようには設計されていません。

防水性能がある時計とは言え、装着したままお風呂に入ってしまうなどはNGです。湯気が時計の内部に侵入して、内部の機械を錆びさせたり、ガラスを曇らせたりと、故障の原因になります。

防水性能を過信してお風呂にもっていくのは絶対に辞めましょう。

防水性の基礎知識まとめ

時計はそもそも水に弱いため、「時計の内部に水分を侵入させないこと」が大切です。腕時計の防水性と防水機能を正しく理解してください。

ちょっとした油断で時計内部に水分が入ってきてガラスが曇り、時計の文字盤や針が腐食するなどのダメージを与えかねません。ダメージを最小限にするためにも、正しい防水機能の基礎知識を持ち、腕時計をより良い状態で長持ちさせていきましょう。

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