ロレックス(ROLEX)のドレスウォッチとして高い人気を誇る、チェリーニ。
ロレックスと言えばサブマリーナやデイトナなどのスポーツモデルが人気があり、それらと比べると、あまり目立った存在ではないかもしれません。
けれど、世界のトップクラスに立つロレックスが作るドレスウォッチは、他にはない魅力が多数あります。
時計ファンの中には、ロレックスの中でも他とは違った特徴を持つチェリーニに心を掴まれる人も多くいらっしゃいます。
この記事では、チェリーニの特徴や魅力、人気のモデル、買取価格相場について解説していきます。
「ロレックスのドレスウォッチがほしい」「ロレックスは人と被るので躊躇している」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
- 1 ロレックス(ROLEX)のチェリーニとは?3つの特徴を解説!
- 2 ロレックス(ROLEX)チェリーニの唯一の現行モデル「チェリーニ ムーンフェイズ」を徹底解説定価は?
- 3 ロレックス(ROLEX)の時計チェリーニ人気の3種をご紹介
- 4 ロレックス(ROLEX)のチェリーニのアンティーク モデル
- 5 ロレックス(ROLEX)のチェリーニの中古やアンティークの価格相場は値上がりしている?買うならどのお店がおすすめ?
- 6 ロレックス(ROLEX)のチェリーニの買取価格相場はいくら位?おすすめの買取店はどこ?
- 7 ロレックス(ROLEX)のチェリーニにレディースモデルはある?
- 8 ロレックス(ROLEX)のクラシックウォッチであるチェリーニの評価はいかに?人気がないって本当?
- 9 ロレックス(ROLEX)のチェリーニについてのまとめ
ロレックス(ROLEX)のチェリーニとは?3つの特徴を解説!
チェリーニは、1928年頃に「チェリーニプリンス」として初めて登場しました。
名前は、イタリアの彫金・彫刻家のベンヴェヌート・チェッリーニ氏に由来しています。
実は、ロレックスの中でも古くからあるモデルなのです。そんなチェリーニが持つ3つの特徴について、解説していきます。
ロレックスのチェリーニの特徴1:スポーツモデルにはないエレガントなデザイン
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チェリーニの大きな特徴といえば、ロレックスのドレスウォッチである点です。
チェリーニのコンセプトは、「クラシシズムと普遍のエレガンス」。そのコンセプト通り、チェリーニは薄型でエレガントなデザインを体現しています。
ベゼルはスムースベゼルとフルーテッドを組み合わせた形状が採用されており、ラグジュアリーな印象を与えています。
また、チェリーニはロレックスでは珍しい、革ベルトを中心としたラインナップです。金属ブレスレットもありますが、それはあくまでも1つの選択肢という印象。
それはチェリーニが非防水時計であるという理由も大きくあるでしょう。
ロレックスといえば、高い防水性能を持つ「オイスターケース」の発明で知られています。
高防水性であるオイスターケースの仕組みは、スクリューバック方式と言って瓶の蓋のような形状になっています。また高い水圧に耐え抜くようにしているため、ステンレス自体の厚みもあります。
一方、チェリーニのケースはスナップバック方式というかみ合わせで閉じる形状になっており、スクリューバック方式よりもすっきりとした厚みになっています。
チェリーニは防水性をいわば「捨てた」ことで、薄型のケースを実現しました。
高い防水性と耐久性がロレックスの強みであるといえますが、チェリーニではこの強みを捨てて、ドレスウォッチに舵を切っているのです。
通常のロレックスでは、防水時計のため革ベルトは採用しません。しかしチェリーニでは、そもそもケースが非防水性のため、ベルトも防水仕様である必要がないのです。
チェリーニからは、ロレックスのドレスウォッチとして振り切る覚悟が感じられます。
ロレックスのチェリーニの特徴2:ロレックスでは珍しいクォーツや手巻き機構を採用
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チェリーニは、他のロレックスのモデルと違うという点において、自動巻き機構を採用せず、クォーツや手巻き機構を採用している点が挙げられます。
ロレックスの発明の一つに、パーペチュアル機構(自動巻き)機構の開発があります。
パーペチュアル機構が誕生したのは1931年。全回転式ローターによる自動巻き機構を、世界で初めて腕時計に搭載しました。
このときすでにチェリーニは誕生していましたが、2014年に登場した「チェリーニタイム」まで、自動巻き機構が搭載されることはありませんでした。
その理由は、ドレスウォッチとして展開させるためだと考えられます。なぜならパーペチュアル機構を搭載すると、どうしても時計に厚みが出てしまうのです。
パーペチュアル機構が開発された当時の時計は、手巻きムーブメントに自動巻き機構を組み合わせた構造でした。
そのため、ローターが裏蓋に当たらないように膨らんだ構造になっていました。今ではこの特徴を持つ時計は「バブルバック」の愛称でファンたちから親しまれています。
しかしチェリーニは、あくまでも「ドレスウォッチ」であることを目指していました。
そのため、防水性と同様にパーペチュアル機構もあえて搭載せず、手巻き機構とクォーツ機構だけのラインナップを展開していたと考えられます。
ロレックスのチェリーニの特徴3:ゴールドやプラチナを使用
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チェリーニは、素材という点でも他のロレックスのモデルと異なった特徴を持っています。
多くのモデルがステンレススチール素材を採用している中、チェリーニでは、基本的にゴールドやプラチナといった貴金属を中心に採用しています。
革ベルトを留めるバックルもケースと同じゴールド素材が採用されており、ラグジュアリーな存在感を放っています。
ロレックス(ROLEX)チェリーニの唯一の現行モデル「チェリーニ ムーンフェイズ」を徹底解説定価は?
チェリーニムーンフェイズは、2017年に登場した新しいモデルです。
チェリーニシリーズが刷新され、他のチェリーニモデルは廃盤となったため、チェリーニで展開されている唯一の現行モデルです。
特徴は、月の満ち欠けを視覚的に表現した、月齢表示機構であるムーンフェイズです。
他のブランドでも多数のムーンフェイズ搭載モデルが発売されていますが、チェリーニムーンフェイズは他とは違う特徴があります。
月の満ち欠けの周期は29.5日ですが、一般的なムーンフェイズ機構では、59日で1回転する仕組みになっています。これは、時計の歯車で0.5日の表現ができないためです。
つまり、月の満ち欠け2回分の周期で時計のディスクが1回転するようになっています。
一方、ロレックスのムーンフェイズ機構は、本来の月の1周期で1回転します。そのため、満月だけでなく新月もしっかりと描かれています。
また他のムーンフェイズ機構では小さな誤差が生じるため、2年半に1度調整が必要になりますが、チェリーニムーンフェイズでは122年間も調整する必要はありません。
ムーンディスクは、ブルーエナメル仕上げで、満月には隕石であるメテオライトが使われています。
このメテオライトは同じ模様はふたつとないないと言われており、世界に1つだけの模様を月として表現してくれています。
文字盤はホワイトラッカー仕上げが施されており、シンプルかつなめらかな質感で6時位置のムーンフェイズを際立たせています。
ケースはロレックスが独自開発した素材、エバーローズゴールド。この素材は、一般的なピンクゴールドよりも変色しづらいという特徴があります。
一般的なピンクゴールド(またはレッドゴールド)は酸化しやすく、時間が経つと変色してしまうという弱点がありました。
しかし、ロレックスは金属の配合量を調整することで、変色しづらい貴金属、エバーローズゴールドを生み出すことに成功しました。
また他のピンクゴールドに比べ、赤みが抑えられた上品な色に仕上がっています。
赤系の色味と言うと、女性向けの印象を抱く方もいるかもしれませんが、ロレックスのエバーローズゴールドでは、男女問わず着用しやすい色味が特徴です。
ロレックス(ROLEX)の時計チェリーニ人気の3種をご紹介
ロレックスのチェリーニは、2014年にラインナップを刷新しました。
それまで非防水性かつ手巻き・クォーツ式にこだわってきたチェリーニのなかで、初めて自動巻き機構と生活防水機能を搭載したことで、大きな話題となりました。
ドレスウォッチとしての美しさはもちろん、より実用的になったとして、ファンからも人気の高いモデルです。
しかし2022年現在、現行モデルのチェリーニムーンフェイズ以外は、生産終了となっています。
これから注目が上がる可能性のある3つのチェリーニをご紹介します。
ロレックスの時計チェリーニのおすすめ1:チェリーニ タイム
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チェリーニのなかでも、一際シンプルでエレガントなデザインが特徴です。
スムースベゼルとフルーテッドベゼルの組み合わせや、文字盤内側に施されたメモリなど、チェリーニの特徴であるエレガントなデザインを体現しています。
過去のチェリーニの意匠を受け継ぎながら、ムーブメントは最新のCal.3132を搭載。これはエクスプローラーなどのスポーツモデルに採用されている、ロレックスが自社開発したムーブメントです。
チェリーニがかたくなに手巻きと防水性を取らずにいた理由は、ドレスウォッチとしての薄型ケースを優先するためです。
チェリーニタイムでは、自動巻きムーブメントを採用していますがドレスウォッチとしてのアイデンティティは捨てたわけではありません。
事実、チェリーニタイムは、蓄光塗料や日付表示などを一切廃することで、文字盤の美しさを極めることに成功しています。
またねじ込み式リューズにも関わらず、美しいフォルムを保っているのも特徴です。防水性を高めるためには、リューズをねじ込み式にしなければいけません。
ねじ込み式リューズが防水性を確保できるメリットがある一方、見た目がスポーティに寄りすぎてしまい、ドレスウォッチに適していないという弱点があります。
しかしチェリーニタイムでは、フレア型リューズを採用することで、外観を損なわず防水性を確保しています。
また針や文字盤、ケースの仕上げなど、細部にもこだわりが見られます。
ラグ部分のバネ棒にカーブを出して、レザーベルトがケースの形状によりフィットするようになっているなど、入念に仕上げられています。
ロレックスの時計チェリーニのおすすめ2:チェリーニ デュアルタイム
チェリーニデュアルタイムの特徴は、2つのタイムゾーンを1度に確認できる点です。
6時位置に第2次時間帯を表示しているため、ひと目でセカンドタイムの時間を判断できます。
このセカンドタイムの9時位置の小窓には、朝夕の判断ができる太陽と月が表示されています。
また文字盤全体に装飾されたサンビーム状のギョーシェ彫りは、他のモデルにはない、チェリーニ唯一の仕様です。
こちらも、ロレックスの完全自社製ムーブメントCal.3180を搭載しています。
もちろん、スムースベゼルとフルーテッドベゼルの組み合わせや、ゴールド素材の採用などのチェリーニの特徴も受け継がれています。
チェリーニの特徴を保ちながら高い機能性を有している点は、他のチェリーニとは大きく異なると言えます。
ロレックスの時計チェリーニのおすすめ3:チェリーニ デイト
チェリーニデイトは、日付表示を備えたモデルです。特徴は、3時位置のポインターデイト。
デイトジャストやスポーツモデルに採用されているデイト窓とは異なり、針で日付を示します。
そのため、ムーブメントもチェリーニ専用のCal.3165が搭載されています。
こちらもチェリーニデュアルタイムと同様、サンビームのギョーシェ彫りが施されています。
日付表示を配しながらも、チェリーニならではの上品な雰囲気は損なわずドレスウォッチとしての風格を漂わせているのは、ロレックスだからこそなせるわざと言えるでしょう。
ラインナップはホワイトゴールドとエバーローズゴールド。それぞれ上品な風格を漂わせています。
ロレックス(ROLEX)のチェリーニのアンティーク モデル
ロレックスのチェリーニは、過去に販売されていたアンティークモデルが多数存在します。
ここでは特に人気の高いチェリーニのアンティークモデルを紹介します。
ロレックスのヴィンテージのチェリーニ1: プリンス
プリンスは、1928年頃から1950年代まで製造していた初代モデルで、チェリーニのアンティークウォッチのなかでも、特に人気の高いモデルです。
秒針が独立していて視認性が高く、脈拍を測るために医療関係者から重宝されたことで、「ドクターズウォッチ」の愛称がつけられました。
アールデコ調を取り入れたレクタンギュラー型(長方形)のケースが特徴です。アールデコとは、1920年代に流行した直線的なデザインが特徴の装飾様式です。
ロレックスの創業100周年である2005年には、メモリアルモデルとして4種類がリリースされました。
このモデルは、約70時間のパワーリザーブを備えた手巻きムーブメントかつ、ロレックス唯一のシースルーバックだったということもあり、当時注目を集めました。
シースルーバックのため、ムーブメントには凝った装飾が施されています。それは4つのモデルに合わせて、異なる装飾が施されるほどのこだわりでした。
そのためメモリアルモデルの4種類は、ムーブメントは同じCal.7040ですが、それぞれの装飾に応じて1~4までの枝番に分かれています。
この点も、他のロレックスにはない、プリンスのメモリアルモデルだけの特徴です。
チェリーニ自体が他のモデルと比べて流通量が多くないこと、2016年頃にロレックスの公式サイトから姿を消してしまったこともあり、現在ではプレミア価格となっています。
ロレックスのヴィンテージのチェリーニ2:スクエアケース
1950年以降に製造されたのが、チェリーニスクエアケースです。
ゴールド素材が使われているのはプリンスから受け継がれており、よりシンプルなデザインが特徴です。
多くは手巻き式ムーブメンを搭載しており小ぶりで薄型のため、女性からも人気が高いアンティークウォッチです。
また、スクエアケースに近いモデルとして、チェリーニ ダナオスがあります。ダナオスは、クッションフォルムと呼ばれる、スクエアケースをふっくらとさせたような柔らかいフォルムが特徴です。
ピンクゴールド×ブラック、ホワイトゴールド×ブラックなど、ツートンカラーの文字盤やアラビアインデックスとバーインデックスの組み合わせなど、他のチェリーニとは一線を画す目を引くデザインも特徴です。
「チェリーニでは少しシンプルすぎる」「個性的なロレックスのドレスウォッチがほしい」という方には、ダナオスがおすすめです。
またスクエアケースは、コストパフォーマンスに優れている点も大きな魅力と言えます。
チェリーニプリンスが150万円以上するのに対し、スクエアケースは型番や状態にもよりますが、40万円前後で購入できるものもあります。
ロレックスのヴィンテージのチェリーニ3:メンズ・レディース多種多様な金無垢アンティーク
チェリーニのヴィンテージウォッチには、金無垢時計も存在します。
なかでも、コレクターから密かに注目を集めているのが、「キング・マイダス」と呼ばれるモデルです。
これは1950年~1970年代にかけて1000本限定で生産されていたとされるモデルです。
20年もの歳月をかけて販売されていたことから分かる通り、当時はあまり人気があるモデルとはいえませんでした。
一部では1000本に至る前に廃盤になったのではないかとも噂されています。
モデル名の由来は、ギリシャ神話の「ミダス王伝説」から。
神様から「触れるものすべてを黄金に変える力」を授かったミダス王は、はじめは喜んでいたものの食べ物や飲み物まで黄金に変わってしまうため、結局元に戻してもらうという話です。
この伝説から由来している通り、キング・マイダスは金の塊から彫り上げて作られたゴージャスな時計です。
曲線を描くようななだらかなフォルムが印象的なモデルですが、このデザインをしたのは、時計界のピカソと呼ばれるデザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏と言われています。
この後に続くチェリーニのデザインの原型となったとも言われる重要なモデルです。
また金無垢チェリーニの特徴に、レディースサイズのモデルも豊富に揃っているという点があります。
ケースサイズ25mm前後で比較的小ぶりなサイズも市場に出回っているため、女性にもおすすめできるアンティークウォッチです。
しかしベルトも金無垢のチェリーニの場合、ベルト調整のためには、金属ベルトを切る必要があります。
中古ではベルトのサイズが短くなっているものもあるため、購入前にベルトのサイズ感が自分に合っているか確認しておきましょう。
ロレックス(ROLEX)のチェリーニの中古やアンティークの価格相場は値上がりしている?買うならどのお店がおすすめ?
ロレックスのチェリーニの価格は、新型コロナウイルスの影響や世界経済の情勢から、一時期かなりの高騰が見られました。しかし現在、少しずつ価格が落ち着いてきている印象です。
チェリーニはロレックスのスポーツモデルと比べて需要が低いため、正規店でも入手できる場合もあります。
しかし、現行モデルはチェリーニムーンフェイズのみのため、他のチェリーニのモデルを入手するためには、中古販売店を利用する必要があります。
ロレックスのチェリーニを中古で購入するときの注意点
- 時計の状態
- 付属品の有無
- 店舗のアフターサービス
中古販売店でロレックスのチェリーニを購入する場合、上記の3つを事前に確認しましょう。
1つ目の時計の状態は、腕時計本体の傷や革ベルトの痛み具合などを指します。
状態は新品同様のものから、傷があるものまでさまざまです。状態がきれいな時計ほど価格は高く、傷が多いものや使用感がある時計は価格が安価になります。
また、チェリーニはレザーベルトを使用しているため、ベルトの使用感もチェックが必要です。ベルトだけ社外品に付け替えられていることもあるため、その点も確認しておきましょう。
2つ目の、チェリーニの付属品の有無も確認が必要です。とくにギャランティー(保証書)はロレックスの本物であることの証明になるだけでなく、売却する際に買取額に大きく影響が出ます。
相場よりも安く販売されているものは、このギャランティーが付属していないことがしばしばあります。また、箱や替えベルト、オーバーホール証明書などもすべての付属品が揃っている方が価格は高くなります。
3つ目の店舗のアフターサービスは、時計の購入後のサービスや保証のことです。
ロレックスの腕時計は、丈夫で高精度であることが特徴ですが、精密機械であることには変わりません。そのため、購入後に時計の不具合が発生する可能性があります。
新品であれば、保証期間内は無料で対応してもらうことができますが、中古販売店の場合、店舗によってサービスや保証内容が大きく異なります。
購入前に必ず、保証期間や購入後のアフターサービスはあるかを確認しましょう。
チェリーニが相場よりも安い店舗では、この保証期間を設けていないこともあるため、注意が必要です。
ロレックスのチェリーニを中古で購入するならギャラリーレアがおすすめ
ロレックスのチェリーニを中古で購入する場合におすすめの店舗は、ギャラリーレアです。
ギャラリーレアはブランド専門店で、1979年の創業以来数多くのロレックスを取り扱ってきました。
全国で11店舗を展開し、そのうち2店舗は時計を専門に取り扱う「タイムゾーン」。時計の聖地である中野と大阪に店舗を構えています。
長年の実績とブランドに関する知見を活かし、入手困難なレアモデルも取り扱っています。
また全国にネットワークを持っているため、ほしいモデルを在庫のある他の店舗から取り寄せることも可能です。
探しているチェリーニがある方は、お気軽に店員までお声がけください。ご希望のロレックスを見つけるお手伝いをいたします。
また実店舗だけでなく、公式サイトによる通信販売やYahoo!ショッピングや楽天市場でも販売しているため、インターネットでのご購入もできます。
購入後の保証期間は半年間。通常使用の範囲内で故障が生じた場合、無料で修理いたします。
ロレックス(ROLEX)のチェリーニの買取価格相場はいくら位?おすすめの買取店はどこ?
- ロレックスチェリーニムーンフェイズ 買取相場:約190万円
- ロレックスチェリーニデイト 50519 買取相場:約110万円
- ロレックスチェリーニプリンス5443/9 買取相場:約80万円
- ロレックスチェリーニデュアルタイム 50525 買取相場:約150万円
- ロレックスチェリーニタイム 50509 買取相場:約90万円
チェリーニは生産終了になったモデルが多くあり、アンティークロレックスの人気も高いことから、積極的に買取されているモデルでもあります。
上記表はギャラリーレアの過去の買取実績から、買取価格の相場を紹介したものです。
買取価格は世界の経済情勢をはじめ、チェリーニの型番や文字盤の色、状態、付属品の有無など、多くの要因で変わってきます。
そのため上記の買取相場は、あくまでも一つの例としてお考えください。
ロレックスの買取におすすめの店舗は、ブランド買取のギャラリーレアです。
ロレックスの知識や相場を熟知した鑑定士が各店舗に在籍しているため、他店よりも高額でチェリーニを買取できます。
店舗はもちろん、LINEや電話、メールなどでも査定額をお伝えすることが可能です。お手持ちのチェリーニの査定額が知りたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
ロレックス(ROLEX)のチェリーニにレディースモデルはある?
よく「チェリーニのレディースモデルはありますか?」という質問をいただきます。
ロレックスが好きな女性の方にとって、現行のラインナップはデイトジャストなどかなりラインナップが限られるため、気になる方も多いかと思います。
とくにチェリーニはドレスウォッチのため、上品なドレスウォッチがほしいという女性にとって、チェリーニは候補に上がるモデルと言えます。
チェリーニのレディースモデルは、アンティークや中古であれば存在しています。
現行モデルは、チェリーニムーンフェイズのみでメンズ向けに展開されているモデルです。
もちろん女性でも着用できますが、ケースサイズ39mmのため女性が着けると少し大きめのサイズ感になります。
しかし中古やアンティークに目を向けると、ケースサイズが小ぶりなものが多くラインナップされているため、選択の幅を広げられます。
ケースの形状や素材、ベルトなど幅広い種類の時計があるため、自分好みのチェリーニを見つけることができます。
チェリーニのレディースモデルが気になる方は、ぜひ中古のロレックスやアンティークロレックスから自分のお気に入りを探してみてください。
ロレックス(ROLEX)のクラシックウォッチであるチェリーニの評価はいかに?人気がないって本当?
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チェリーニは、ロレックスの中でも昔から存在するモデルとして知られていますが、他のモデルに比べるとそこまで人気が高くないのは事実です。
それはロレックスのブランドとしての強みが、チェリーニの特徴とは異なるからと考えられます。
ロレックスは高級時計ブランドでありながら、装飾品ではなく実用的な時計を目指して時計の開発を行ってきました。
現在では堅牢性が高く、防水性のある時計は当然のようにありますが、ロレックスの黎明期である1920年代は、「時計は装飾品」として扱われていました。
とくに当時は貴族向けの時計が中心だったため、時計の丈夫さよりも装飾品としての美しさが優先されていたのです。
そんな中でロレックスは高い防水性を実現したオイスターケースや、自動巻き機構であるパーペチュアル、12時ちょうどに日付が変わるデイトジャストなど、堅牢性や実用性を重視した時計を開発してきました。
そのためロレックスと言えばGMTマスターやデイトナ、サブマリーナなど、機能的なスポーツモデルの時計が中心です。
そんな中で、チェリーニは昔求められていた、上品なドレスウォッチを地で行くスタイルのモデルです。
そのためロレックス好きが求める実用性の高い時計には当てはまらないモデルと言え、他のモデルと比べると人気は劣ってしまいます。
しかしドレスウォッチとして見ると、チェリーニの完成度はとても優れています。
ロレックス以外の老舗ブランドでは、3針モデルでも300万円以上の価格帯が中心となりますが、ロレックスのチェリーニは中古であれば120~130万円で手に入れることができます。
現行モデルは定価約283万円ですが、ゴールド素材のケースにムーンフェイズ機構、メテオライト使用という点を考慮すると優れたコストパフォーマンスであると言えます。
また人気が高くないということは、裏を返せば人と被らないとも言えます。
ロレックスのスポーツモデルは人気であるがゆえに、人と被るリスクがあります。現に町中や電車内でも、ロレックスのスポーツモデルを着用している人をしばしば見かけます。
そのため、「人と被りたくない!」と感じている方にもチェリーニはおすすめです。
ロレックスというブランドとしての知名度がありながら、他の人と被らない上品なドレスウォッチという点は、大きな魅力と言えます。
ロレックス(ROLEX)のチェリーニについてのまとめ
まとめ
- スポーツモデルにはないエレガントなデザインが特徴
- 現行モデルは「チェリーニムーンフェイズ」のみ
- アンティークや中古ではレディースのラインナップも豊富
ロレックスのチェリーニは、他のスポーツモデルにはないエレガントなデザインが特徴のドレスウォッチです。
ゴールドやプラチナといった貴金属素材のみを採用し、ロレックスの強みである防水性や自動巻き機構を搭載せずドレスウォッチとしての美しさを追求しています。
多くのファンがロレックスに求める高い防水性や堅牢性は備えていないため、他のスポーツモデルに比べると人気は少ないですが、その分人とは被らない点が魅力と言えます。
現行モデルは「チェリーニムーンフェイズ」のみなので、他のモデルが欲しい場合は中古販売店を利用する必要があります。
ブランド買取のギャラリーレアでは、ブランドを専門に取り扱っているため中古品でもきれいな状態のロレックスが多いです。
全国に店舗を構え、時計専門店タイムゾーンも運営しているため、チェリーニのレアモデルが入荷する可能性もあります。
また販売だけでなく。チェリーニを始めとするロレックスの買取も行っていますので、今は使っていないロレックスの時計がお手元にある方は、お気軽にお問い合わせください。