リシャール・ミルといえば、平均価格1000万円を超える時計が数多くラインナップされているブランド。億超えも珍しくないにもかかわらず、その人気は年々高まっています。
「エクストリームウォッチ(過激・究極な時計)」というコンセプトをもとにしており、圧倒的な素材と製造技術を盛り込むことで、唯一無二の時計を作成。
そのため、少量しか生産することができず、高まる人気に製造が追いついていません。正規店や販売店の在庫はなく、定価で入手することはほとんど不可能と言われています。
入手するには中古市場での購入がメインとなりますが、多くが定価を大幅に超える価格で取引されており、モデルによっては数倍に上るものもあります。
そんな超高価な時計として知られるリシャール・ミルですが、「なぜこんなに高いのか?」「高いのになぜ人気なのか?」という質問をよくいただきます。
実は圧倒的な価格を誇るリシャール・ミルですが、その価格は決して荒唐無稽なものではなく、ブランドを詳しく知れば「適正価格」であると思えるのです。
この記事では、リシャール・ミルがなぜ高いのかといった理由の解説をはじめ、人気モデルの定価、おすすめモデルなどをご紹介します。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
- 1 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)とはどんなブランド?
- 2 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の定価はいくらくらい?価格表とともに解説!
- 3 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の定価はなぜ高い?買える人はどんな人?そんなナゾを徹底解説!
- 4 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)のモデル12選を中古価格の値段順にご紹介
- 4.1 リシャール・ミルのモデル1:RM023 オートマティック(2,000万円~)
- 4.2 リシャール・ミルのモデル2:RM67-01 オートマティック エクストラフラット(2,300万円~)
- 4.3 リシャール・ミルのモデル3:RM030 オートマティック デクラッチャブル ローター(2,500万円~)
- 4.4 リシャール・ミルのモデル4:レディース向けRM07(2,700万円~)
- 4.5 リシャール・ミルのモデル5:レディース/メンズ兼用のRM037(3,000万円~)
- 4.6 リシャール・ミルのモデル6:RM035 ラファエルナダル(3,500万円~)
- 4.7 リシャール・ミルのモデル7:RM11-02(3,500万円~)
- 4.8 リシャール・ミルのモデル8:RM11-03(3,700万円~)
- 4.9 リシャール・ミルのモデル9:RM61-01 ヨハンブレイク アルティメット(4,000万円~)
- 4.10 リシャール・ミルのモデル10:RM055 バッバ・ワトソン(5,000万円~)
- 4.11 リシャール・ミルのモデル11:RM11-04 ロベルトマンチーニ(7,000万円~)
- 4.12 リシャール・ミルのモデル12:RM027 トゥールビヨン ラファエル・ナダル(2億1,100万円~)
- 5 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)を手に入れるにはどんな買い方がある?購入するならどのお店がおすすめ?
- 6 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)を買取に出すならどの買取店がおすすめ?
- 7 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)を愛用している芸能人
- 8 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の1,000万円台で買えるモデルは?
- 9 リシャール・ミル(RICHARD MILLE)についてのまとめ
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)とはどんなブランド?
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リシャール・ミルは、2001年に創業された時計ブランド。100年以上の歴史を持つ老舗のブランドが多い時計業界の中では、歴史の浅い新興ブランドと言えます。
創業者は数々の名門ブランドでマネージャーを務めたリシャール・ミル氏。新興ブランドでは、独立時計師や時計デザイナーがブランドを立ち上げることが多いですが、彼はどちらも当てはまりません。
リシャール・ミル氏は自身を「ウォッチコンセプター」と称し、コンセプトを重視した時計作りを行っているのです。
たとえば、初コレクションの「RM001トゥールビヨン」のコンセプトは、普段使いできるトゥールビヨン。それまでのトゥールビヨンは非常に繊細で、普段使いができない時計とされてきました。
しかしリシャール・ミルはそれを逆手に取り、極限まで耐久性を高めたトゥールビヨンを生み出したのです。
この「RM001トゥールビヨン」は17本限定で、定価1900万円。今のリシャール・ミルからは通常価格に思えますが、当時としては破格の値段でした。
「こんな高価な時計誰が買うのか」という声も上がりましたが、結果としては即完売。鮮烈なデビューを飾り、一気にその知名度を高めました。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の定価はいくらくらい?価格表とともに解説!
モデル番号 | 参考定価 |
---|---|
RM023 | 11,990,000円 |
RM035 ラファエルナダル |
11,990,000円 |
RM055 バッバ ワトソン |
13,200,000円 |
RM61-01 ヨハンブレイク |
14,850,000円 |
RM11-03 マクラーレン |
23,430,000円 |
RM027 トゥルービヨン・ラファエルナダル |
47,000,000円 |
「リシャール・ミルは高い時計だ」という声は誰しも一度は聞いたことがあるかと思います。では実際にどのくらいの価格なのでしょうか。上記はリシャール・ミルの主要モデルの参考定価です。
男女兼用モデルのRM023、トゥールビヨンがないRM035でも1000万円を超えています。
RM035にトゥールビヨンを追加したRM027にいたっては5000万円近くの価格となっています。
リシャール・ミルの時計のモデル名に冠している名前は、スポーツをはじめとした各界のトップクラスの人物たち。
これはリシャール・ミルの「コンセプトありき」の時計作りの姿勢を反映しているものになります。
各人物に合わせて、唯一無二の時計を作り出しており、ジャマイカの陸上競技選手ヨハン・ブレイクと共同開発したRM61-01では空気抵抗を考慮した左右非対称のデザインとなっています。
一つ一つのモデルを、個人に合わせて位置から開発・設計するため、高額な定価になるのです。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の定価はなぜ高い?買える人はどんな人?そんなナゾを徹底解説!
複雑機構を複数搭載したグランドコンプリケーションや、ダイヤやルビー・サファイアなどの宝石を豪華にあしらった時計であれば、これだけの価格になるのもわかります。
しかし、リシャール・ミルのコレクションは基本的にそういったモデルではなく、むしろシンプルな見た目のモデルが主流。ではなぜここまで定価が高くなるのでしょうか。
ここでは、リシャール・ミルの定価が高い理由5つを解説していきます。
リシャール・ミルの定価が高い理由1:耐久性のある高性能な複雑機構
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リシャール・ミルの時計の特徴として、驚異的な耐久性を備えているという点があります。その象徴とも言えるモデルが、RM027です。
RM027は、グランドスラムで22回、史上7人目のキャリア・グランドスラム達成者のプロテニス選手であるラファエル・ナダル氏とともに、「着用したままテニスができる時計」を目指して作られました。
テニスボールをラケットで打つ際の衝撃は、機械式時計に深刻なダメージをもたらしてしまうため、試合の際には必ず時計を外さなければいけません。
しかしリシャール・ミルは、この衝撃に耐えられる耐久性を備えたトゥールビヨンモデルを開発。チタンとLITAL®の合金をムーブメント地板に使用することで、軽量でありながら強度を向上させることに成功しました。
5000Gもの耐衝撃性を実現しており、これまでの常識を覆す「スポーツができるトゥールビヨン」という、まさに「エクストリームウォッチ(過激な時計)」を生み出していると言えます。
世界最高峰のフィールドで活躍する人々の高い期待に応えるべく、「究極の時計」を作り上げるため、結果的に価格は高くなるのです。
リシャール・ミルの定価が高い理由2:こだわりの素材
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リシャール・ミルの理念として「腕時計のF1を目指す」というものがあります。
F1で使われるマシンは、圧倒的な高速で走るためすべての部品に高額な費用がかかっています。
コストは考えず「高速であること」を求めるために、究極のマシンを作り出しているF1と同じく、腕時計でもコスト度外視の「究極の時計」を作り出す。これがリシャール・ミルの考えなのです。
実際にリシャール・ミルの時計には、F1や航空業界で使われる素材が使われています。こうした乗り物に使われている素材は、当然ですが耐久性に優れたもの。これを惜しげもなく時計の素材として使っているのです。
さらに外装やミドルケースだけでなく、細かなパーツに至るまで一切妥協していないところもポイント。
そのこだわりは、ネジ1本作るのに20回もの試行錯誤を繰り返すほど。リシャール・ミルの技術者の「ネジ1本100ドルする」という言葉も、半ばジョークではないと思えるほど、こだわり抜いて作られているのです。
リシャール・ミルは、製造本数が限定されていますが、これはあえて本数を減らして希少性を高めるという一般的な戦略というよりも、作りたくても作れないというほうが正しいと言えます。
リシャール・ミルの定価が高い理由3:価格の決め方
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リシャール・ミルが他のブランドと一線を画するところは、価格の決め方にも表れています。
一般的な時計は、量産を前提に考えられており、時計の企画段階でだいたいの価格帯が設定されます。
例えば、ステンレス素材の自社開発のクロノグラフムーブメント搭載モデルを製作しようとすると、販売価格を200万円前後にすれば、時計の開発や製造にかかる費用を回収し利益を出せる、といったような感じです。
しかしリシャール・ミルでは、まず時計のコンセプトが先にあります。リシャール・ミル氏の理想とする時計を作るために、莫大な費用と時間をかけます。そして圧倒的な品質を追求するために、量産することはできません。そうなると必然的に価格は跳ね上がります。
例えば時計開発・製造に5億円投資して、1000本作れば1本50万円ですが、リシャール・ミルの場合10本の究極の時計を作り、5000万円で販売するといった考えなのです。
「時計を売るため」というよりも「究極の時計を作るため」という明確な目的があるため、他とは一線を画す価格になります。
当然、それは簡単に真似できるものではなく、結果的に唯一無二の存在となっているのです。
リシャール・ミルの定価が高い理由4:ターゲット層
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リシャール・ミルは、その圧倒的な価格からも分かる通り、トップクラスの富裕層をターゲットとしています。
そもそも高級時計といえばお金持ちの買うものというイメージを持つ方も多いでしょう。たしかに高級時計を買う層は、比較的お金に余裕がある層と言えます。
しかしリシャール・ミルでは富裕層のさらに上をいく超富裕層をターゲットとしています。超富裕層とは純金融資産が5億円以上の層を指し、世界で最も超富裕層が多いアメリカでは約13万人、4位の日本では約1万5千人いると言われています。
世界的な人口から見れば、ごく僅かなパーセンテージであるものの、数にすればそれなりの数になる超富裕層を明確にターゲットとしているのが、リシャール・ミルが他のブランドと一線を画するところ。
それは巧みなマーケティング戦略にも表れています。リシャール・ミルの広告塔となるのは、スポーツ界を中心にさまざまなジャンルでトップを極めた人々です。
妥協しないプロフェッショナルたちと共に時計を作り、彼らの納得する時計を作り出すことで、「リシャール・ミル=成功者の時計」というイメージを確立することに成功しています。
リシャール・ミルの定価が高い理由5:認定中古制度の導入
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認定中古制度とは、リシャール・ミルが設ける厳格な基準や検査を受けて、認められた時計のみが販売される中古時計の販売制度のことです。
一般的な中古時計は、ブランドを介さない企業によって販売されているため、その品質は店舗によってばらつきが発生します。
販売前に入念な点検や整備を行っている店舗もあれば、簡易的な動作確認のみで販売する店舗もあります。
認定中古制度の場合、そのような品質の差異を防ぐため、ブランド側が介入し一定の品質を担保し販売しています。
また、一般的な中古時計と認定中古制度の大きな違いは、価格の付け方。一般的な中古時計では、販売する店舗が値付けをしますが、認定中古制度の場合ブランド側が価格を決めます。
ブランド側がある程度、価格をコントロールできるため、自由に値付けをされる中古時計よりも値崩れしにくく、新品に近い価格で取引できます。
近年では、ロレックスが認定中古制度を導入したことで大きな話題となりましたが、これもロレックス側が中古時計の価格をコントロールするためと言われています。
リシャール・ミルでは、いち早く認定中古制度を取り入れており、ステータス性や資産価値をキープできたと考えられます。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)のモデル12選を中古価格の値段順にご紹介
リシャール・ミルには、さまざまなコンセプトのモデルが存在します。ここでは中古価格の値段順に各モデルをご紹介します。
ここで紹介しているのは、2023年10月時点の相場となりますので、予めご了承ください。
リシャール・ミルのモデル1:RM023 オートマティック(2,000万円~)
リシャール・ミルの中でも、比較的安いRM023は男女兼用のオートマティックモデルです。
安いとはいえ定価約1200万円、中古価格では2000万円~というお値段。もちろん、その値段にもしっかりとした理由があります。
2009年に発表されたRM023は、RM010をベースとしておりケースサイズの刷新やエレガントさを感じさせるダイヤルなど、進化を遂げています。
特徴的なダイヤルは、スケルトン仕様。サファイアにローマ数字があしらわれており、アシメントリーなデザインが特徴です。
また、アルクリン®製のリングで覆われたリューズは大きく指でつまみやすいだけでなく、圧倒的な耐久性を備えています。
スポーティなデザインが多いリシャール・ミルのなかでも、エレガントさを押し出したデザインですが、内部の耐久性はリシャール・ミル特有の耐久性を完備。
衝撃に強いPVD加工を施したチタン素材を、ムーブメント地板やブリッジ、テンプ受けをはじめとした部品に採用しています。さらに、そのムーブメントを4本のチタン製ネジで固定した緩衝材に取り付けることで、外部の衝撃に強い作りにしています。
リシャール・ミルならではのスポーティさとダイヤルのエレガントさを両立しているため、性別やシーンを問わず活躍してくれる1本です。
リシャール・ミルのモデル2:RM67-01 オートマティック エクストラフラット(2,300万円~)
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RM67-01は、リシャール・ミルで初めて登場した超薄型時計。搭載ムーブメントである自動巻きキャリバーCRMA6の厚みは、わずか3.6mm。
ケースの厚みも7.75mmと、平均的な時計のケースの厚みである10~13mmよりも圧倒的に薄くなっています。
これだけの薄さを誇りながら、スケルトンによる奥行きのある立体感を感じさせるデザインと、リシャール・ミルの強みである耐久性を備えているのも特徴です。
ムーブメントの要である地板とブリッジには剛性に優れたグレード5チタンを採用。それぞれ特殊な加工を施すことで、薄型かつスケルトン仕様でありながらさらに剛性を高めています。
巻き上げローターには比重が高いプラチナを採用することで、効率的な巻き上げを実現。
1~2時の位置には、ファンクションインジケーターが配置され、車のギアチェンジのように、W(巻き上げ)、N(ニュートラル)、H(時刻合わせ)を変えることが可能です。機械式時計ならではのギミックとして楽しめるのも大きな魅力ですね。
薄型のトノーケースは、とくに加工が難しく、機械加工だけで6時間かかるとされています。さらに68もの作業が行われ、準備段階だけでも数週間を要するほどの時間をかけて製作されます。
ケースだけで200回以上の加工を行う必要があり、それが終わった後も手作業によるブラッシングや研磨、さらに複数の工程を経て防水検査を受けた後、ムーブメント搭載…といったように、途方もない労力をかけることで完成へと至ります。
ケースは画像のゴールドの他、チタンやダイヤモンドセッティングモデルなどがラインナップされています。
リシャール・ミルらしいスポーティさとギミックさを楽しみたい方におすすめです。
リシャール・ミルのモデル3:RM030 オートマティック デクラッチャブル ローター(2,500万円~)
RM030はケースサイズ50mmの大振りなサイズが特徴のモデル。
この時計の特徴は、モデル名でもあるデクラッチャブルローターを備えていること。これは、簡単に言うと自動巻きによるゼンマイのオンオフを切り替える機構です。
一般的な自動巻きムーブメントは、ゼンマイが完全に巻き上がると香箱のなかでゼンマイがスリップすることで過剰な巻き上げを防止します。しかし、その際に生じる摩擦で生じる微細な残屑が精度にわずかに悪影響を及ぼしてしまいます。
リシャール・ミルは4年もの歳月をかけ、それを排除する機構を生み出しました。
デクラッチャブルローターは、パワーリザーブが50時間以上になるとローターと香箱の連結を切り、巻き上げを完全に止めます。
そして、40時間を切ると自動的にクラッチが連結され巻き上げを再開するという機構になっています。
巻き上げのオン・オフは、12時位置のインジケーターで確認可能。さらに、使用者の運動量に応じて巻き上げ効率を調整できる可変慣性モーメントローターや、リューズによる過剰な巻き上げを防ぐトルク制限リューズなど、リシャール・ミルならではの機能を多数備えています。
画像のモデル以外に日本限定モデルもラインナップされている、ブランドのこだわりを感じさせる1本です。
リシャール・ミルのモデル4:レディース向けRM07(2,700万円~)
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リシャール・ミル=メンズ時計というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実はレディースウォッチも豊富にラインナップされています。
RM07は、細めのトノーケースが特徴的なレディースウォッチコレクション。スタンダードなRM07-01や初の女性用スポーツウォッチコレクションであるRM07-04など、幅広いモデルから選べます。
リシャール・ミルの特徴である圧倒的な耐久性とこだわり抜いた素材を使用。ダイヤやサファイアなど、宝石をセッティングした独自のジェムセッティングセラミックスや、カーボンTPT®といったブランド独自の素材を採用したモデルがあります。
また、ムーブメントもメンズモデルと同様、グレード5チタンを使った地板やブリッジを使い優れた剛性を実現。ユーザーの動きに合わせて巻き上げ効率を変える可変慣性モーメントローターを搭載しています。
リシャール・ミル初の女性用スポーツウォッチコレクションであるRM07-04は、カラフルなデザインに36gという超軽量かつ優れた耐衝撃性能を備えており、リシャール・ミルらしさを盛り込みながらも、女性らしいコレクションへと昇華している魅力的なコレクションです。
ただし、RM07シリーズはモデルやデザイン、宝石などによって価格は大きく変わってくるため、事前に自分がほしいモデルと予算を確認しておく必要があります。
リシャール・ミルのモデル5:レディース/メンズ兼用のRM037(3,000万円~)
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RM037は、男女兼用のコレクション。さまざまな要素を組み合わせることを目指したこのモデルは、視覚のコントラストを活かしたデザインが特徴です。
軽量かつ堅牢性を兼ね備えたカーボンTPT®に、ダイヤモンドを惜しげもなくあしらったモデルや、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るホワイトセラミックスにマザーオブパールのダイヤルなど、これまでになかったものを組み合わせています。
ムーブメントにもリシャール・ミルらしいこだわりが詰め込まれており、グレード5チタン製の地板とブリッジはスケルトン仕様となったダイヤルから覗くことができます。
さらに特殊なギアシステムであるファンクションセレクターを搭載。プッシュボタンを押すことで、W(巻き上げ)-N(ニュートラル)-H(時刻設定)を選択できます。
レディースウォッチとなると、クォーツムーブメントになることが多いですが、リシャール・ミルは徹底して機械式時計にこだわっているのも魅力です。
小さめのサイズが好みの男性や、機械式時計にこだわりを持つ女性もおすすめです。
リシャール・ミルのモデル6:RM035 ラファエルナダル(3,500万円~)
リシャール・ミルと共同で時計を開発したラファエル・ナダルのコレクションの一つ。
2010年に全仏オープンテニスでラファエル・ナダルが着用していたRM027からトゥールビヨンを取り除いたモデルで、通称「ベビーナダル」とも呼ばれています。
定価は約1200万円ですが、中古販売価格は3500万円~。トゥールビヨン搭載のRM027が定価5000万円近い価格を考えると、リーズナブルですがそれでも定価よりも遥かに高い価格で取引されています。
高強度なマグネシウムWE54とアルミニウム2000を採用することで、優れた耐衝撃性能を備えながら超軽量を実現しています。ムーブメントの重さはわずか4.3g。
スケルトン構造でありながら厳格なクロノフィアブル認定を受けるために、丸1年もの歳月がかけられています。
F1のレーシングカーに用いられる分析的な技術を用いるなど、単に「既存モデルからトゥールビヨンを抜いたモデル」だけではとどまらないこだわりが詰め込まれています。
エレクトロ・プラズマ酸化処理によって生み出される独特の質感も魅力の一つ。「リシャール・ミルらしい時計がほしい」という方におすすめです。
リシャール・ミルのモデル7:RM11-02(3,500万円~)
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高い人気を誇ったRM11の後継機として登場したRM11-02は、「腕時計のF1」を目指すリシャール・ミルらしい意匠が随所に盛り込まれたモデルです。
チタン製プッシュボタンには、レーシングカーのペダルをイメージした溝が彫り込まれています。
フライバッククロノグラフに年次カレンダー、カウントダウンタイマー、GMTと機能も満載。数ミクロン単位という途方もない精緻さで加工されパーツに、4つのシリコン製留め具でケースに取り付けられているため、多機能でありながら優れた耐久性を誇ります。
これだけの機能を備えながら操作が簡単なのも魅力。前作にはなかった9時位置のプッシュボタンでは、GMT操作ができます。
RM11-02の通常モデルは、中古価格で3500万円~で販売されています。
限定モデルはより高くなる傾向があり、2016年に150本限定で発売されたRM11-02ルマンクラシックモデルは、6300万円~で販売されています。
スケルトンから覗くギミック感やカラーリング、ディティールなど、時計好きだけでなくクルマ好きにもおすすめなモデルです。
リシャール・ミルのモデル8:RM11-03(3,700万円~)
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RM11-03も「腕時計のF1」の名に相応しいモデル。イエローのリューズはレーシングカーの車輪リムとタイヤトレッドからインスピレーションを受けたデザインで、こちらもカーレースにちなんだ意匠が随所に感じられます。
新しい自動巻きムーブメントRMAC1は、フライバッククロノグラフ、カウントダウンタイマー、オーバーサイズデイトを備えています。使用者の運動量に応じて巻き上げ効率を変える可変慣性モーメントローターを搭載。実用的な機能を多数盛り込んでいます。
さらに、そんなムーブメントを活かしたダイヤルも魅力の一つ。着色したフライバッククロノグラフのカウンターと秒のインダイヤルを囲むようにインデックスを備えたインナーベゼルを配置することで、ダイヤルに奥行きを生み出しています。
裏側から見えるムーブメントにも、下部ブリッジにサテンブラッシュ加工とPVD加工を施すことで、二重香箱と可変慣性モーメントローターのラインを協調しています。
さらにローターは、F1に使用される空気力学的パーツからインスピレーションを受けたもので、ここにもカーレースにちなんだ意匠が散りばめられています。
通常モデルは3700万円~で販売されていますが、イギリスの名門F1チーム、マクラーレンとのコラボレーションモデルであるRM11-03マクラーレンは、世界限定500本ということもあり、7200万円~で販売されています。
リシャール・ミルのモデル9:RM61-01 ヨハンブレイク アルティメット(4,000万円~)
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RM61-01は、100mと200mの短距離走において世界第2位の記録を持つオリンピックメダリスト、ヨハン・ブレイクのためにデザインされました。
数々の特別モデルが作られてきましたが、こちらは2020年に発表されたモデルです。
特徴は、最大厚さ45ミクロンの白いシリカ系クオーツTPT®と黒いカーボンTPT®を600層にも重ねた独自素材のベゼルとケースバック。
その間にあるミドルケースには、カーボンTPT®を採用し、コントラストを生みながらも統一感のあるデザインに仕上がっています。
ケースの形状は、空気抵抗を考慮された左右非対称のデザインとなっており、さらにオリジナリティを高めています。
複数のヨハン・ブレイクモデルのなかでも、他にはない素材による独特の模様が楽しめるモデルであり、より特別感を感じられます。
リシャール・ミルのモデル10:RM055 バッバ・ワトソン(5,000万円~)
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圧倒的な飛距離と独特のスイングで「飛ばし屋」と呼ばれるプロゴルファー、バッバ・ワトソンのために制作されたモデル。
打撃時の強い衝撃は機械式時計にはご法度であり、ゴルフでは外すことが必須である機械式時計ですが、このモデルはリシャール・ミルの強みである優れた耐衝撃性能でそんなご法度もクリアしています。
2011年に発表されたトゥールビヨンモデルであるRM38-01の意匠を受け継いでおり、機能としてはシンプルな手巻きモデル。
特徴は、特殊な形状によってダイヤルに浮いているように見えるムーブメント。機能や外装がシンプルな分、ムーブメントが際立っています。
ベゼルには、2000バールの高圧で射出された酸化アルミニウムのパウダーチューブで作られた新素材、ATZを採用。高い耐傷性と耐変色性で、ダイヤモンドに次ぐ硬度を発揮します。
定価は約1300万円ですが、中古価格では5000万円を超える価格で取引されており、圧倒的なリセールバリューを誇ります。
リシャール・ミルのモデル11:RM11-04 ロベルトマンチーニ(7,000万円~)
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2020年に発売されたイタリア・ナショナルサッカーチーム監督ロベルト・マンチーニ氏の第二弾モデル。イタリア国旗の緑・白・赤のトリコローレカラーに加え、チームカラーである青を取り入れた鮮やかな目を引くデザインとなっています。
ケースには、カーボンの繊維を分離した600以上の平行繊維層で構成されたカーボンTPT®を採用。この繊維に特殊加工を施し、6気圧の圧力下で120℃熱して作られたケースは、微小割れや亀裂に優れているのが特徴です。
カーボンならではのシックな色調が、鮮やかなブルーとマッチしています。
サッカー仕様になっているのは、デザインだけではありません。フライバッククロノグラフのダイヤルには、それぞれ45分の前半と後半、そして最大15分のロスタイムに基づいた試合時間が表示されます。
4時位置にあるプッシュボタンを押すと、フライバック機能が起動して12時位置に戻り、後半戦へと切り替えることができます。
延長戦の場合、フライバック機能を再起動させると15分とロスタイム最長5分を計測できます。さらにこの機能に加え、年次カレンダーを搭載。
サッカー監督のためだけに作られた特別モデルは、中古価格で7000万円と価格も圧倒的です。
リシャール・ミルのモデル12:RM027 トゥールビヨン ラファエル・ナダル(2億1,100万円~)
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プロテニスプレーヤー、ラファエル・ナダルのために作られたトゥールビヨンモデル。こちらは2010年に50本限定で発売されたモデルであり、ストラップ込みの総重量20g以下という圧倒的な軽量さを実現しています。
ラファエル・ナダルからも「第2の肌」と称されるほどの軽量さと優れた着用感。
その秘密は、リシャール・ミルの特徴である特殊素材にあります。ケースにはチタンとALUSIC®製素材、ムーブメントにはチタンとLITAL®合金を使うことで、圧倒的な耐衝撃性能を備えながら超軽量を実現しました。
さらに、2012年の全仏オープンで優勝を果たし、全仏オープン優勝回数の記録を更新した記念すべき時にも、こちらのモデルを着用していました。
限られた本数に定価約5000万円という価格、そして記録を樹立した記念すべきモデルということもあり、発売年数が経った現在では2億円以上という価格で取引されています。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)を手に入れるにはどんな買い方がある?購入するならどのお店がおすすめ?
手に入りにくと言われてるリシャール・ミル。購入するにはどんな方法があるのかをご紹介していきます。
リシャール・ミルの買い方1:正規店で購入する
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リシャール・ミルの買い方1つ目は、正規店で購入する方法です。世界中にブティックを展開しており、日本では銀座、新宿、大阪、神戸の4店舗があります。
しかし、基本的に生産本数が、高まる需要に追いついていないため、正規店に行っても購入することはほぼ不可能です。
リシャール・ミルは、他にはない高品質を目指すため、少しの妥協もすることなく時計を製造しています。
ロレックスが推定で年間100万本、少量生産と言われるパテックフィリップでは約6万本と言われています。
そう考えると、多くて数百本の製造しかしないリシャール・ミルがいかに、1本の時計に時間をかけているかがわかります。
さらに、近年高まるリシャール・ミルの需要にまったく生産が追いついていないため、正規店に行っても購入することはできないのです。予約受付はできますが、多くの人が予約しているためいつ買えるかの目処は立っていません。
より高い確率で入手したいのであれば、中古での購入がおすすめです。
リシャール・ミルの買い方2:正規代理店でで購入する
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リシャール・ミルでは、認定中古制度を行っており、日本ではNX ONEの銀座、大阪、神戸、福岡の店舗で購入することができます。
しかしこちらも予約が殺到しており、購入が難しいと言われています。
どうしてもほしいモデルがある方は、店舗に問い合わせてみると良いでしょう。
リシャール・ミルの買い方2:中古で購入する
リシャール・ミルを入手するのに、もっとも確率が高い方法が中古での入手です。
正規店や認定中古制度でも入手できないことはないですが、順番待ちの人数が多数あり、なかなか入手はできないと言われています。
そもそも出回っている本数が少ないため、中古での入荷も少なく入手は難しいですが、正規店や認定中古制度とあわせて利用すれば、入手できる確率を高めることができるでしょう。
リシャール・ミルのような高額な時計を購入する場合、しっかりとした店舗で購入するのがおすすめです。
信頼できる企業か、アフターサービスなどはあるかといった点を事前に確認するようにしましょう。
リシャール・ミルの中古時計の購入でおすすめなのが、ギャラリーレア。創業40年以上の歴史を持っており、リシャール・ミルの販売実績もあるため、安心して利用できます。
ギャラリーレア 公式通販サイトでは、過去に入荷したリシャール・ミルを見られることもありますが、入荷待ち予約をしている方が多数いるため、新規入荷モデルがオンラインサイトに掲載されるのは非常に稀です。
ほしいモデルが決まっている方は、入荷待ち予約がおすすめです。
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リシャール・ミル(RICHARD MILLE)を買取に出すならどの買取店がおすすめ?
「使っていないリシャール・ミルがある」「リシャール・ミルを売却して新しいモデルを入手したい」という方は、買取価格が高騰している今が絶好のタイミングです。
一般的なブランドであれば、一部の限定モデルや希少モデルのみが定価以上の価格で買取されることがありますが、リシャール・ミルの場合は需要が高く、供給が少ないため多くのモデルで定価以上の価格で買取されています。
近年、経済情勢や社会状況の不安定さから高騰していましたが、いつまでこの上昇が続くかは誰にもわかりません。
そのため、価格が高いうちに売却するのがおすすめです。
リシャール・ミルの買取でおすすめの買取店はギャラリーレア。リシャール・ミルをはじめ、オーデマ・ピゲやパテックフィリップ、ロレックスなどの高級時計の買取実績が多数あります。
さらに、東証プライム上場企業のグループ買取店のため、安心して利用できます。
自社店舗で販売を行うことで中間コストを省いており、また国内外の幅広い販売ネットワークを保有しているため、高価買取が可能です。
リシャール・ミルがいくらで売れるのか知りたいという方は、まずはお問い合わせしてみてはいかがでしょう。リシャール・ミルの
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リシャール・ミル(RICHARD MILLE)を愛用している芸能人
リシャール・ミルは世界トップクラスの成功者たちから愛される時計としても知られています。
ここでは、リシャール・ミルを愛用している芸能人が、どんなモデルを所有しているのかをご紹介します。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)のバッバ・ワトソンを愛用している芸能人:秋元 康さん
リシャール・ミルのバッバ・ワトソンを愛用している芸能人は、放送作家や作詞家、音楽プロデューサーなど、現在のエンターテインメント業界に大きな影響を与えている秋元康さん。
オーデマ・ピゲやパテックフィリップなどの時計を保有しており、時計通としても知られています。
そんな秋元さんが所有するのは、バッバ・ワトソンモデル。リシャール・ミルの強みである優れた耐衝撃性能と、特殊素材ATZを使用したベゼルに、シンプルでスポーティなデザインを合わせたリシャール・ミルらしいモデルです。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)のレディースモデルを愛用している芸能人:渡辺 直美さん
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ビヨンセのものまねでブレイクしたお笑い芸人の渡辺直美さん。日本だけでなく世界で活躍する彼女が着用しているのは、レディースモデルのRM07-01。
彼女が着用していたのは、リシャール・ミルが独自開発したATZホワイトセラミックスに、インナーベゼルやリューズ、ラバーベルトにピンクを配色したモデルです。
ダイヤルには、ダイヤがセッティングされておりポップな中にも洗練された美しさがあります。カラフルな服装が好みの渡辺さんらしい、色鮮やかなデザインが特徴です。
リシャール・ミルのレディースモデルは、ポップでカジュアルなものからダイヤや宝石を豪華にあしらったエレガントなモデルまで、幅広いデザインがラインナップされています。
数あるモデルの中から自分にぴったりのモデルを見つけるのも楽しみの一つと言えますね。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)のフェラーリを愛用している芸能人:前澤 友作さん
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ファッション通販サイトZOZOTOWNの創業者であり、日本の長者番付上位にライクインしている実業家の前澤友作さんは、かなりの時計通としても知られています。
オーデマ・ピゲやパテックフィリップなど世界トップクラスの時計コレクションの中には、もちろんリシャール・ミルも複数確認されています。
トゥールビヨンラファエル・ナダルや、トゥールビヨンバッバ・ワトソンなど、リシャール・ミルのなかでも、高額に分類される時計を着用している前澤さんですが、今年8月には新たなリシャール・ミルを購入したことをInstagramで明らかにし、大いに話題となりました。
それが、フェラーリとのコラボレーションモデルRM UP-01。
このモデルの特徴は、厚さわずか1.75mmという薄さ。これはムーブメントではなくケースも合わせた厚みで、世界最薄時計として記録されています。
500円硬貨と同じくらいの厚みでありながら、手巻きムーブメントを備え、5000Gもの衝撃に耐えられるという圧倒的な時計ですが、お値段も約2億6000万円と圧倒的。
日本や世界からも飛び出し、宇宙に繰り出す前澤さんにぴったりの時計と言えるでしょう。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)の1,000万円台で買えるモデルは?
定価で1000万円、中古価格ではさらに数倍も珍しくないリシャール・ミルの時計。しかしそんな中でも、一部のモデルでは中古価格1000万円台で購入できるものもあります。
ここでは、1000万台で買えるリシャール・ミルのモデルをご紹介します。
ここで紹介しているのは、2023年10月時点の相場です。予めご了承ください。
1000万円台で買えるリシャールミルの時計1:RM016(1,200万円~)
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RM016は、2007年にリシャール・ミル初のレクタンギュラーケースの時計として登場しました。厚さわずか8.25mmという薄さが特徴で、男女問わず人気を集めています。
フラットなレクタンギュラーでありながら、ひと目でリシャール・ミルとわかるダイヤルデザインも魅力の一つです。
グレード5チタンのケースや可変慣性モーメントローターなど、リシャール・ミルならではの素材や機構が盛り込まれているのもポイント。
3つの部分からなるケースの製造と組み立てには、200を超える機械工程が必要で、素材や構造にこだわり抜くリシャール・ミルの姿勢が抜かりなく表れています。
ホワイトゴールドやピンクゴールドの素材をはじめ、ダイヤをあしらった豪華なモデルなど、ラインナップも豊富です。
リシャール・ミルといえばトノーケースというイメージが強いためか、中古相場でも大幅な値上がりは見せておらず、狙い目のモデルと言えます。
1000万円台で買えるリシャールミルの時計2:RM028(1,350万円~)
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RM028は、リシャール・ミルのダイバーズウォッチ。ラウンド型ケースに、300m防水とブランドとしては珍しいデザインと機能を備えています。
トゥールビヨンを搭載したダイバーズウォッチとして登場したRM025の後継機として登場。ケースサイズ50mmだったRM025に対し、RM028は47mmと一回り小さくなっています。
RM025と同じく独自の3層構造を採用することで、高い防水性を発揮しているのが特徴です。
多機能であった前作に比べ、無駄な機能を排し、ベーシックなダイバーズウォッチであるRM028。
ダイバーズウォッチの特徴である逆回転防止ベゼルは、トルクネジで固定され安定性確保やズレ緩みを防止しています。
グレード5チタン製のムーブメント地板やブリッジ、可変慣性モーメントローターなどリシャール・ミルの特徴を備えていますが、見た目や機能は一般的なリシャール・ミル像とは異なります。
「少し違ったリシャール・ミルがほしい」という方にもおすすめです。
1000万円台で買えるリシャールミルの時計3:RM005(1,500万円~)
RM005は2004年に発表された、瞬時に切り替わる日付表示機能を備えた自動巻きモデルです。
45.00mm x 37.8mmのトノーケースにスケルトンダイヤルから覗くムーブメント、スポーティな外装など、リシャール・ミルを象徴する要素を盛り込んでいるのが特徴です。
現在のリシャール・ミルには欠かせない可変慣性モーメントローターを初めて搭載したモデルでもあります。これは、着用者の動きにあわせて巻き上げ効率を調整できる機構のこと。ブランドの革新を象徴するモデルとも言えます。
もっともベーシックなモデルであり、チタン素材のモデルであれば1500万円~で購入することができます。
「初めてリシャール・ミルを買う」「リシャール・ミルといえばこれ!というモデルがほしい」という方におすすめです。
1000万円台で買えるリシャールミルの時計4:RM010(1,700万円~)
RM005の後継機として登場したのが、こちらのRM010。ベーシックなデイト付き自動巻きモデルというところは受け継いでいますが、時代の流行に合わせてケースサイズを48.0×39.7mmへと大型化させています。
ムーブメントも大きな違いはないものの、地板とブリッジのスケルトン構造が進化。一部に使用されている受け石の色や防水性能などもアップデートされています。
もちろん、RM005で搭載された可変慣性モーメントローターを搭載し、ムーブメント地板やブリッジには優れた強度のグレード5チタンを使用。リシャール・ミルならではの耐久性を実現しています。
RM005との一番の違いは、さらに進化したスケルトンダイヤルです。RM005とRM010、好みのデザインで選ぶのもよし。
落ち着いた雰囲気のチタン素材であれば、服装やスタイルを選ばず幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。
リシャール・ミル(RICHARD MILLE)についてのまとめ
まとめ
- リシャール・ミルは「エクストリーム・ウォッチ(過激・究極な時計)」をコンセプトにした時計ブランド
- リシャール・ミルが高い理由は、コンセプト重視で圧倒的な素材や複雑機構を使い、超富裕層をターゲットとしているため
- リシャール・ミルの売買にはブランドを専門に取り扱っているギャラリーレアがおすすめ
リシャール・ミルの特徴や高い理由、人気のおすすめモデル、芸能人が愛用しているモデルをご紹介しました。
リシャール・ミルは2001年に「腕時計のF1」を目指して創業されたブランドであり、コンセプトを重視した作りの時計を生み出しています。
テニスをしても壊れないトゥールビヨン、世界最薄の時計など、これまでの腕時計の常識に囚われない、まさに「エクストリームウォッチ(過激な時計)」を生み出してきました。
そのため価格は通常モデルでも1000万円を超え、億を超えるモデルも珍しくありません。
圧倒的な素材や品質にこだわるため、生産数は年間5,000本程度。高まる需要に追いついておらず、正規店や認定中古でも購入することは非常に難しくなっています。リシャール・ミルを確実に手に入れたい方は、ブランドリユース店での入手がおすすめです。
また、リシャール・ミルを売却したいという方は、相場が高騰している今がチャンスと言えます。
ギャラリーレアでは、リシャール・ミルのスタンダードモデルから限定モデルまで、幅広く取り扱ってきた実績があります。
「少しでも高く売りたい」という方は、まずはお気軽に無料査定をお申し込みください。