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パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラス人気モデル12選!その価格や定価で買う方法など徹底解説!

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラス人気モデル12選!その価格や定価で買う方法など徹底解説!

世界三大時計ブランドの一つとして名高いパテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)

ノーチラスは、ブランドのフラッグシップモデルとして1976年の誕生以来、多くの人に愛されています。

近年、人気が高まっているラグジュアリースポーツウォッチ、通称ラグスポの礎を築いた時計としても知られており、需要は高まる一方です。

また、資産性の高さでも注目を集めており、老舗オークションハウスでの高額な落札額でも話題になっています。

パテックフィリップは、世界最高峰の品質を維持するために少量生産を続けており、高まる需要に時計の供給がまったく追いついていないことも、価格高騰の要因の一つ。

正規店で購入することはほぼ不可能と言われており、「ノーチラスがほしいけどどこで買えばいいんだろう?」と悩む方も少なくないでしょう。

この記事では、ノーチラスの特徴やおすすめモデルをはじめ、正規店での取り扱いや購入におすすめの店舗などをご紹介します。

パテックフィリップを高価買取している買取店も紹介しますので、ノーチラスを高く売りたいという方も、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を監修した鑑定士
米津 圭敏
LA部 部長米津 圭敏

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。

目次

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスとは?特徴を解説

スイスの名門時計ブランド、パテックフィリップにはカラトラバアクアノート、ゴンドーロなどいくつものモデルが存在します。

ノーチラスはそのなかでも近年、とくに注目を集めています。

ここではそんな人気を集めるノーチラスの特徴を3つに分けてご紹介します。

パテックフィリップのノーチラスの特徴1:ノーチラスについて

パテックフィリップ ノーチラス ブルー文字盤 5800/1A-001 PATEK PHILIPPE 腕時計 ウォッチ

ノーチラスは、1976年にパテックフィリップから登場したラグスポ(ラグジュアリースポーツウォッチ)です。

ラグスポとは、高級感のある見た目とスポーティさを融合した時計の総称です。

当時、腕時計といえばゴールドやダイヤを使ったドレスウォッチか、防水性や耐衝撃性を高めた無骨でケースに厚みのあるスポーツウォッチのどちらかしかありませんでした。

そんななか、1972年にオーデマピゲからロイヤルオークが登場し、ステンレス素材を使いながらエレガントな見た目で、ドレススタイルにも合わせられるとして一躍話題となりました。

そして1974年にパテックフィリップからノーチラスが発売されると、ラグスポの地位は確立されました。

当時はケースサイズが35mm程度の小ぶりな時計が主流でしたが、ノーチラスは42mmとインパクトのあるサイズ感でした。そのため現在ほどの人気はなく、生産本数は1200本程度だったと言われています。

当初は人気が高くなかったノーチラスも、現在では一大ブームとなっているラグスポブームの礎を築いた名作として知られています。

パテックフィリップのノーチラスの特徴2:デザインや機能

5811/1G - ノーチラス 自動巻ムーブメント

画像出典:パテックフィリップ公式サイト

ノーチラスの特徴として上げられるのが、優れたデザインと機能。とくに防水性の高さは、他のラグスポ中でも群を抜いて高いのが特徴です。

その防水性は、120m。同じくラグスポとして比較されることの多い、オーデマピゲのロイヤルオークが50m防水であることを考えると、圧倒的な防水性であることがわかります。

しかし、ノーチラスが優れているのは単に防水性が高いからというわけではありません。

注目するべき点は、高い防水性かつ薄型のケース。この2つを両立したことです。

時計の防水性を高めるためには、頑丈なケースにする必要があります。反対に、薄型ケースの時計の場合は、防水性を諦めなければいけませんでした。

しかし、ノーチラスは独自のケース構造によって、2つを両立させることに成功したのです。

その秘密がケース左右に飛び出たフリンジ、いわゆる「耳」と呼ばれる部分にあります。

この耳の部分をビスで留め、裏蓋と一体化したケースとベゼルを固定することで、120m防水でありながら、厚み7.5mmという薄型化に成功しました。

防水性を高めるためのこの仕様は、結果的にノーチラスを象徴するデザインとなっています。

パテックフィリップのノーチラスの特徴3:希少性

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近年ノーチラスがとくに注目を集めている理由の一つに希少性の高さが挙げられます。

パテックフィリップのモットーは「量より質」。最高品質の時計を作ることを最重要としているため、生産できる数に限りがあります。

その数は年間で最大6万本と言われており、ロレックスが最大100万本を生産していると推定されることからも、圧倒的に少量生産であることが分かります。

そのため、以前から希少性の高さでコレクターたちからの注目は集まっていましたが、近年はラグスポ需要の高まりによって、その傾向がより顕著になっていました。

決定的だったのは、5711/1A-010の生産終了です。2017年頃までは、中古市場で450万円前後で販売されていましたが、生産終了が発表されると一気に価格が高騰。一時2500万円近くの値をつけるまで至りました。

現在は、多少価格は落ち着いているものの、ノーチラスの資産性の高さは今後も続くと予想されます。

また、初代ノーチラスは「ジャンボ」の愛称で呼ばれています。生産本数が少なく現在ではファン垂涎のレアモデルとして知られており、数千万円で取引されることも珍しくありません。

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスの人気モデル12選!価格も併せてご紹介

パテックフィリップのノーチラスは、1976年の誕生以来、さまざまなコレクションが展開されています。

ノーチラスが気になるという方も、どれを選んで良いのか迷ってしまう方も少なくないでしょう。

そこでここでは、おすすめのノーチラスの人気モデル12選をご紹介します。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル1:5711

パテックフィリップ ノーチラス 5711/1A-010 PATEK PHILIPPE 腕時計

5711は、2006年に登場したモデルです。2011年にフルモデルチェンジが加えられ、ブレスレットの連結部分がネジ式からピン式へと変わりました。

5711はノーチラスのなかでもとくに完成度の高いモデルと称されており、ノーチラスの人気をより高めた功労者としても名高いモデル。

そのような背景もあり、数あるノーチラスの中でもとくに人気を集めています。

ステンレススチール以外にもゴールドやプラチナ素材もラインナップされています。

ステンレススチールのダイヤルカラーは、ブルーとホワイト。2021年に発表されたグリーンもありますが、生産年数がわずか1年と短く、中古市場では5000万円を超える価格で取引されています。

2021年に生産終了が発表されると、瞬く間に価格が高騰し、高まるラグスポ需要を象徴するモデルとして、多くの人に知られるようになりました。

現在は、少し価格は落ち着いているものの、1000万円を超える価格で取引されています。名実ともに、雲の上の存在と言えるでしょう。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル2:5712 ローズゴールド

パテックフィリップ ノーチラス K18PGピンクゴールド プチコンプリケーション 5712R-001 PATEK PHILIPPE 腕時計

5712は、ノーチラス初のコンプリケーションモデルである3712の後継機として2006年に登場しました。

日付表示やパワーリザーブ、ムーンフェイズなどのプチコンプリケーションを搭載していますが、ダイヤルがすっきりとまとまっているのは名門ブランドならではの巧みさと言えるでしょう。

ローズゴールドのケースと、外周に向かって色が濃くなるグラデーションのダイヤルが見事に調和しています。

悪目立ちしがちなゴールド素材のモデルも、洗練され、落ち着いた威厳ある雰囲気を醸し出しているのはパテックフィリップならでは。

ステンレススチールよりもゴールドモデルのほうが高いのが一般的ですが、ノーチラスの場合はそれが当てはまりません。

ステンレススチールとゴールドモデルの価格はそれほど変わらないため、「ゴールドモデルを入手したい」という方にもおすすめです。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル3:5811

 

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5811は、5711の後継機として2022年に誕生した新たなノーチラスです。

大きな特徴は、ケースが新たに生まれ変わったこと。まずケースサイズは5711が40mmだったのに対し、5811では41mmへと1mm大きくなっています。

初代ノーチラス、通称ジャンボの42mmに近づいたことで、より雰囲気がオリジナルに近づいたように感じられます。

ケース構造もジャンボに近づいている点も見逃せません。

5711では新型ムーブメントの設計上、ケース構造を3ピースにする必要がありましたが、5811ではケースと裏蓋が一体化した2ピース構造へと回帰しました。

これによって、ケースの厚みは0.1mm薄くなっていますが、薄型化そのものよりもジャンボへのオマージュ的な意味合いも強いと考えられます。

また、ホワイトゴールドを採用していることも注目するべきポイントと言えるでしょう。

「世界でもっとも高価なステンレス時計」という呼び声も高かったノーチラスを考えると、大きな進化を遂げていると言えます。

原点回帰を感じさせる作りでありながら、ケース素材をステンレスではなくあえてホワイトゴールドで打ち出す点に、ブランドの自信が感じられます。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル4:7118

パテックフィリップ ノーチラス レディース 7118/1A-001 PATEK PHILIPPE 腕時計

7118は、ケースサイズ35.2mmの小ぶりなサイズが特徴的なノーチラスです。

レディース向けのノーチラスとして展開されていますが、ボーイズサイズのノーチラスとして男性からも人気を博しています。

一番の魅力は、サイズダウンをしながらも、スペックは5711と同等であること。

メンズウォッチでは機械式ムーブメントでも、レディースウォッチではクォーツムーブメントに変更されることが多いなかでも、こちらは5711と同じCal.324SCを搭載しています。

1970年代の設計をベースとしながら最新の技術を盛り込んだ名作と名高いムーブメント。

これまでのムーブメントから振動数を高めたことで、携帯精度を高めることに成功しています。

女性はもちろん、40mm前後のノーチラスではサイズが大きいと感じている男性におすすめのノーチラスです。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル5:5740

 

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5740は、パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)を搭載したノーチラス。2018年にノーチラス初のグランドコンプリケーションとして登場しました。

ケースサイズ40mm、ホワイトゴールドのケースにブルーソレイユ仕上げのダイヤルがマッチしています。

パーペチュアルカレンダー搭載でありながら超薄型化を実現したCal.240Qによって、ケースの厚みは8.42mmとコンプリケーションモデルとしては、脅威の薄さを実現しています。

6気圧防水を実現しているため、汗や水滴を気にせず着用できるのも魅力。

「薄型のコンプリケーションモデルがほしい」という方におすすめのモデルです。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル6:5726

パテックフィリップのノーチラス5726

5726は、アニュアルカレンダー(年次カレンダー)を搭載したノーチラスです。

アニュアルカレンダーとは、4年に一度のうるう年以外、月始めの日付調整がいらない実用的な機構のことです。

ノーチラスを象徴するオクタゴンケースに、美しいグラデーションのダイヤルが目を引きます。

アニュアルカレンダーだけでなく、ムーンフェイズ、24時間インジケーターを搭載しながら、ケースサイズ40mm、厚さ11.3mmとデイリーユースに向いたコンパクト設計も魅力です。

コンプリケーションウォッチでありながら12気圧防水なので、水上スキーやヨットといったマリンスポーツにも適しています。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル7:金無垢モデル

 

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「ノーチラス=ステンレス時計」というイメージを抱いている方は少なくないでしょう。

ラグジュアリースポーツウォッチといえば、「高価なステンレス時計」と説明されることが多く、実際にノーチラスは「世界一高いステンレス時計」と呼ばれることもあります。

しかしノーチラスにはゴールドモデルも展開されており、ステンレスモデルへの需要が高騰する現在では、むしろゴールドモデルのほうが狙い目な場合もあります。

また、2022年に新作として登場したノーチラスはホワイトゴールドであったことから、今後ゴールドモデルが注目されることも考えられます。

また、資産性が高いのも魅力。需要が高まり続けるノーチラスコレクションに加え、資産性が高いゴールド素材の組み合わせは、長い目で見ても価値があるといえます。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル8:クロノグラフ 5990

パテックフィリップ ノーチラス トラベルタイム クロノグラフ 5990/1A-001 PATEK PHILIPPE 腕時計 ウォッチ

2014年に登場した5990は、トラベルタイムとクロノグラフを備えた複雑機構搭載モデルです。5980の後継機として、長らく愛されてきました。

2つのタイムゾーンを同時に表示できるトラベルタイムと、フライバッククロノグラフという実用的な機能を備えています。

センターに2本の時針を備えていますが、メインは通常の夜光塗料を塗布した針、サブはスケルトンにすることで、ひと目で2つの時間帯を把握できます。

12時位置には日付表示のインダイヤル、6時位置には60分積算計のインダイヤルを配置しており、ケース左側のプッシュボタンを押すことで時針の操作が可能です。

また3時と9時位置に、現地時刻と出発時刻、2つの独立した「HOME」「LOCAL」の昼夜表示窓を配置。

多機能でありながら、すっきりとしたダイヤルに仕上がっているのは、パテックフィリップならでは。世界を移動する方はもちろん、デイリーユースにも使いやすい時計です。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル9:レディースにも人気のダイヤベゼルのモデル

パテックフィリップ ノーチラス 11Pダイヤ ダイヤベゼル プラチナ950 3800/3 PATEK PHILIPPE 腕時計 ウォッチ 黒デイト

ノーチラスの中でも、とくに女性に人気を集めているのがベゼルダイヤを備えたモデルです。

写真のモデルは、ベゼルダイヤだけでなくインデックスにもダイヤをあしらったゴージャスなモデル。

こちらはステンレスモデルですが、ゴールドモデルも人気が高いです。

ノーチラスはブランドのなかではスポーティなモデルとして知られていますが、ベゼルにダイヤが配置されることで、時計の持つエレガントさが際立っています。

現行のベゼルダイヤのノーチラスは自動巻きムーブメントを搭載していますが、古いモデルではクォーツムーブメントを搭載しているものもあります。

レディースモデルも近年の需要高騰から、出回っている数が少なくなっています。見つけたら早めに入手するようにしましょう。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル10:ティファニーとのダブルネームモデル

 

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ダブルネームとは、製造元以外のブランド名が表記されているモデルを指します。

ノーチラスには、ダイヤルに「Tiffany&Co.」と刻まれた、ティファニーとのダブルネームが存在します。

パテックフィリップとティファニーは、1851年にパートナーシップを結んで以来、長きにわたる関係性を築いてきました。

また、ティファニーがジュネーブに持っていた時計工場を手放す際にパテックフィリップが買収し、それ以降、パテックフィリップがのティファニーの懐中時計のムーブメントを手掛けてきたという実績もあります。

写真のパートナーシップ170周年を記念した世界170本限定の5711/1A-018は大きな話題となりました。

それは、ダイヤルカラーにティファニーの商標である「ティファニーブルー」を採用したことだけが理由ではありません。

何よりも話題となったのは、老舗オークションハウスのフィリップスでの落札額。

その価格は、なんと7億円超え!落札予想価格の130倍もの価格がついたことで、改めてノーチラスへの注目度の高さが顕在化されました。

このモデル以外にも、ノーチラスには複数のダブルネームモデルは存在しますが、希少性が高いため通常モデルよりも高値で取引されています。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル11:3800

パテックフィリップ ノーチラス 3800/1A-001 PATEK PHILIPPE 腕時計 アップライトローマインデックス ローマン数字

3800は、1980年代に登場したミディアムサイズのノーチラスです。

ケースサイズ37mmと現行モデルや5711よりも一回り小さいサイズで、日本人には最適のサイズ感と言えます。

ブラックのダイヤルカラーにアプライドのローマンインデックスが印象的。

2005年に生産終了し、現在では市場への出回りも少なく希少性の高いモデルです。こちらも他のノーチラスと同様、年々価格は高くなっています。

「40mmサイズでは大きいと感じている」「アンティークウォッチが好み」という方におすすめです。

パテックフィリップのノーチラスの人気モデル12:40周年記念モデル

 

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2016年に、ノーチラス誕生40周年を記念して登場したモデル。

一つはプラチナ素材のケースを使用した3針モデル5711/1P-001(写真左)、もう一つはホワイトゴールドのフライバッククロノグラフ搭載モデル5976G/001(写真右)です。

プラチナモデルの5711/1P-001(写真左)は、インデックスにバケットダイヤ、6時側のベゼルサイドにはダイヤモンドがセッティングされた、豪華な仕様になっています。

またダイヤルカラーが5711/1A-010よりも明るいブルーを使用しているのも特徴の一つ。さらに、ダイヤルには40周年を記念するエンボスが記されており特別感のある仕上がりとなっています。

ホワイトゴールドモデル5976G/001は、ケースサイズ44mmと大ぶりなサイズ感が特徴です。

大型化に伴って、6時位置の積算計サークルも大きくレイアウトされています。

ノーチラスの最大の特徴である左右の耳と、クロノグラフプッシュボタンがマッチした外観も魅力的。

両モデルとも、コルク製のオリジナルBOXに収められています。

実はこのコルク製のボックスは、初代ノーチラスの発売時に採用されていたものを忠実に再現したもの。時計以外にも特別感たっぷりなこちらの限定モデルは、まさにマニア垂涎の時計と言えるでしょう。

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスはを定価で買うには?どんな購入方法があるか解説

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)は、世界最高峰の品質である時計を作っているため、生産できる時計の数が限られています。

これまでも、高い需要に供給が追いついていなかったため、正規店での入手は困難でしたが、近年とくにその傾向が顕著になっています。

ここでは、そんなノーチラスの購入方法をご紹介します。

パテックフィリップのノーチラスの購入方法1:正規店で買う

パテックフィリップサロンジュネーブ

画像出典:パテックフィリップ公式サイト

パテックフィリップのノーチラスを購入する方法として、もっともメジャーな方法は正規店で購入することです。

しかし近年の需要の高騰によって正規店でノーチラスを買うのは、ほぼ不可能と考えて良いでしょう。

パテックフィリップは老舗の時計ブランドであり、長期的なユーザーとの関係性を重要視しています。

そのため、一度も購入したことがないのに「ノーチラスを売って欲しい」と言っても断られてしまいます。

一部には順番待ちもあるようですが、それも購入歴のある方限定であり、順番待ちに登録できたところで、購入できるまで10年近くかかるとも言われています。

ロレックスを購入するために都内を回る、いわゆる「ロレックスマラソン」がメジャーになっていますが、パテックフィリップではそのようなマラソンを行っても、購入するのはかなり難しいと言えるでしょう。

パテックフィリップのノーチラスの購入方法2:中古を取り扱うリユースショップで買う

ノーチラス中古購入

パテックフィリップのノーチラスを購入する方法として、確実なのは中古時計を取り扱うリユースショップを利用することです。

正規店での入手がほとんど不可能なノーチラスも、リユースショップであればほしいモデルと出会える可能性があります。

ノーチラスは、その人気の高さから偽物が数多く流通しています。

フリマアプリやネットオークションなど、気軽に購入できる媒体は魅力的ですが、実物を見ることができないため本物かどうかを判断するのは難しいと言えます。

リユースショップであれば実物を確認できるため安心です。また、ノーチラスを始めとしたブランド時計に精通したスタッフが在籍しているため、しっかり話をして、納得してから購入できる点も大きな魅力と言えるでしょう。

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスを中古で購入するならこのお店がおすすめ

ノーチラス中古時計の購入におすすめのリユースショップギャラリーレアは、ノーチラスの購入におすすめのリユースショップ。

実店舗が全国9箇所にあるため、実物を確認してから購入できます。また、東証プライム上場企業のグループのため、高額なノーチラスを購入する場合も安心です。

販売している時計の全商品に「時計保証」があるのもポイント。自然故障であれば、新品時計は1年間、中古時計は半年間の保証がついています。

購入後のサービスがないリユースショップで購入してしまうと、時計が故障した場合、費用は自分で負担しなければいけません。

ノーチラスのオーバーホールは、10万円を超えることも珍しくないため、必ずアフターサービスがあるリユースショップで購入するようにしましょう。

ギャラリーレアでは、購入後のメンテナンスやアドバイスといったサポートも行っているため、時計に関して不安や疑問がある方でも安心して購入できます。

ノーチラスは希少かつ人気モデルのため、常に多くの入荷待ち予約が入っており、入荷があっても通販サイトに掲載される前に売り切れることがほとんどです。

そのため、確実に購入したいという方は、入荷待ち予約がおすすめです。

パテックフィリップのノーチラスの
在庫をいますぐチェックする

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスを買取に出すならこの買取店がおすすめ

ノーチラス売却におすすめの買取店

ノーチラスの売却を検討しているという方は、価格が高騰している今が絶好のタイミングです。ノーチラスのような高額時計は、信頼できるブランド専門の買取店に査定依頼するのがおすすめです。

高価買取を実現するためにも、付属品である箱や保証書(ギャランティ)を一緒に持ち込むようにしましょう。また、時計の状態が綺麗で、未使用に近いと高価買取につながりやすいです。

ギャラリーレアは、ノーチラスの売却におすすめの買取店。ブランド品専門の買取店で、ノーチラスをはじめとしたパテックフィリップの時計の買取実績が豊富にあります。

1979年の創業以来、市場分析と査定技術の知見を培っており、需要と供給のバランスを見極め、その時できる限りの高価買取をしています。

また、香港やアメリカなど海外のバイヤーとのコネクションも築いているため、国内だけでなく世界各国の特性とニーズに合った取引を行っています。

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パテックフィリップのノーチラス
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パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスの価格推移を解説!なぜこんなに高いのか?

パテックフィリップのノーチラスについては、よく「なぜこんなに値上がりしているのか?」と質問を受けます。

もともとパテックフィリップの時計は「雲上時計」と称される、高価な時計。それも定価300万円~ということもありますが、近年はその定価の数倍以上になっていることも珍しくありません。

ここではノーチラスの10年の価格推移から、なぜこんなに高いのか?を解説していきます。

パテックのノーチラスの2010年ごろからの価格推移

  • 2010年:180万円
  • 2015年:250万円
  • 2020年:550万円
  • 2021年:700万円
  • 2022年:1000万円

上記は2021年まで生産していた5711/1A-010の買取額推移です。

年々価格が上昇していますが、とくに2020年から価格高騰が顕著になっているのがわかります。

これにはいくつかの要因がありますが、その一つが2020年に流行した新型コロナウイルスです。

これによって各ブランドの生産工場がストップし、時計の供給が止まってしまったことから需要と供給のバランスが一層崩れることになり、時計の価格が高騰しました。

また、同時に世界経済の不安定さから実物投資を目的とした需要も高まりました。

「高級時計の価格が高騰している」という記事を見かけた方も少なからずいらっしゃるかと思います。

こうしたことから「高級時計は投資になる」という噂が広まり、これまで以上に需要が高まりました。

もともと時計ファンからの需要が高かった上に、時計ファン以外の方からの需要が高まったことから、このような価格高騰につながったと考えられます。

パテックフィリップのノーチラスがこんなに高くなった訳

ノーチラスが高い理由

画像出典:パテックフィリップ公式サイト

高級時計が価格高騰している、というのはテレビや新聞でも取り上げられており、そういったニュースを見かけたことがあるという方も多いかと思います。

しかし数ある時計のなかでも、ノーチラスはとくに価格高騰が顕著です。

高級時計の代名詞として有名なロレックスや、同じく世界三大時計ブランドに挙げられるオーデマピゲのロイヤルオーク、ヴァシュロンコンスタンタンがありますが、それでもノーチラスの高騰に比べると落ち着いているようにすら見えてしまいます。

なぜノーチラスは、ここまで高くなったのでしょうか。

それは、パテックフィリップが少量生産という体制を崩さずに続けていることにあります。

パテックフィリップは世界最高峰の時計作りを目指しているため、人気が出たからといって量産体制に切り替えることはありません。需要が高まったからといって供給が増えるわけではないのです。

そうすると、自由に価格が設定できる中古市場での価格がどんどん上がっていきます。

価格が上昇するにつれ「ノーチラスがこれだけ値上がりしているのであれば今のうちに買っておくべきだ」と、より一層需要が高まる流れになります。

また、近年はインフレによる原材料費や人件費などが高騰していることも一つの要因です。

こうしたことから定価が上がることで、中古市場での価格もつられて高くなります。

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスについてのまとめ

まとめ

  • ノーチラスはラグジュアリースポーツウォッチの代表的存在
  • ノーチラスの特徴は防水性を高めるためのケース左右に飛び出た耳
  • パテックフィリップの少量生産体制と複数の要因による需要高から価格が高騰した

パテックフィリップ(PATEK PHILIPPE)のノーチラスは、1976年に登場したラグジュアリースポーツウォッチの礎を築いた、ブランドのフラッグシップモデルです。

初代ノーチラスは、ジャンボの愛称で知られマニア垂涎のモデルとして知られています。

もともと定価が高く、雲上時計の一つといわれていましたが、近年の時計需要の高まりから中古市場では定価の数倍以上の価格で取引されています。

一般的な時計は、同じモデルでも年代や型番によって値上がりが期待できるものとそうでないものがありましたが、ノーチラスに至ってはどの時計であっても以前よりも大幅に値上がりしています。

ノーチラスの価格高騰は続いていますが、2022年を境に徐々に落ち着いてきている印象です。そのため、ノーチラスの売却を検討している方は、お早めの売却がおすすめです。

ギャラリーレアではLINEでの無料査定を行っているため、「持っているノーチラスがいくらで売れるのか知りたい」という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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