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エルメスで一番人気がある バーキンは、多くの女性が「一度は手にしたい」と憧れるバッグ。 バーキンには色や素材、サイズなどバリエーションがたくさんあり、いくつも所有するのは容易ではありません。 そのため、ファーストバーキンは慎重に選びたいところです。
特にそのサイズ・色選びは長く使う上での大切なポイントで、自分に合わないサイズや使いづらい色を選んでしまうと、せっかくのバーキンも活躍の場が減ってしまいます。
バーキンには様々なカラーやサイズがあり、どれも魅力的に感じられます。 しかし、特に強いこだわりがないのであれば、最初は定番カラーを選んでおくのがおすすめ。 日本女性のファーストバーキンとしておすすめの30cmサイズから、3つのタイプをご紹介します。
まずは、オールシーズン使える人気カラー、エトゥープのバーキンです。 カラーは素材によって出方が多少異なりますが、写真のレザーはトリヨンクレマンスのため、エトゥープのグレーが強調されてクールな印象となっています。
なお、トリヨンクレマンスはレザーの種類です。 雄牛の革をそのまま使用したもので、柔らかすぎず適度なハリがあるのが特徴です。 キズや擦れにも強いため普段使い用にも適した素材です。
次にご紹介するのは、トゴのゴールドです。 ファーストバーキンには定番のカラーを選びたいということでしたら、ゴールドかブラックもおすすめです。
ゴールドはブラックと比べて女性らしさを感じさせる柔らかな雰囲気が特徴的なカラーです。 カジュアルな服装にも合わせやすく、キズや汚れが目立ちにくい色であることもメリットです。
素材のトゴは、仔牛の革ならではの心地よい柔らかさを持ちながらも、型崩れしにくいというメリットを持っています。 トゴには血管の筋が見られることもありますが、天然素材ならではの味としてとらえ、気にされない方も多いようです。 筋がどうしても気になるのであれば、前述のトリヨンクレマンスを選ぶのがおすすめです。
そして最後にご紹介するのは、もう一つの定番であるトゴのブラックです。 エトゥープやゴールドに比べると持っている人が多いため、面白みに欠けるかもしれません。
しかしそれだけ人気が高いという証拠です。ブラックの強みは使い回しの良さであり、ファーストバーキンとして最も選ばれるカラーだとも言われています。 ゴールドの金具はブラックの素材に良く映え、華やかでエレガントな雰囲気を演出してくれます。
日本の女性が普段使い用として購入する場合には、25cm、30cm、35cmサイズが候補に挙がります。 荷物の量が多く、35cmだと心もとないという人でしたら、40cmも視野に入るかもしれません。
それぞれに違った魅力を持っているため、比較しながらご紹介します。
40㎝サイズは何でも入るというのが最大の特徴です。 奥行きも21cmとかなり大きめで、1泊2日の小旅行程度ならこのサイズのバーキン一つでも十分です。
海外ではこの40㎝が最も人気が高いようですが、日本人女性が持つとバッグの大きさが目立ちすぎてしまうきらいがあります。 また、40㎝ともなるとバッグだけでもかなりの重量となります。 持ち歩き用というよりも、車などを利用して移動する際に利用するのがおすすめ。
カラーは、写真と同じく定番色のブラックがおすすめです。 大きいサイズに奇抜なカラーだと派手になりすぎてしまうためです。 また、ブラックはどんな服装にも合わせやすいというメリットがあります。
主に日本人客が購入するバーキンの中で最も大きいサイズがこの35cmサイズです。 荷物の多い方やビジネスで使用される方であれば、このサイズが便利です。 40cmサイズほどではありませんが収納力が高く、A4サイズのものであれば難なく入ります。 実用性に優れたサイズがこの35cmです。
写真のターコイズのバーキンはトリヨンクレマンスという素材を使っており、使い込んでいくうちに革本来の味わいを増していきます。 比較的柔らかいレザーのため、マザーズバッグにも向いている素材です。
一方、この写真のブラックのバーキンは先ほどと同じ35㎝サイズですが、ヴォーエプソンという素材を使っています。 トリヨンクレマンスとは異なり、堅い質感が特徴です。 使い込んでも型崩れしづらいため、仕事でバーキンを使いたいという方におすすめです。
30㎝のバーキンは、今も昔も日本で人気のサイズ。 大きすぎず小さすぎないサイズ感は、重さを気にせず日常的に使用でき、その上収納力も期待できます。
持ち歩くのにちょうど良いので、特別な事情が無ければ30cmをおすすめします。 小柄な日本人用ともいわれるこの30cmサイズは日本人の平均的な体格とのバランスも良く、重宝すること間違いなしです。
また、初めてバーキンを購入するという方のほとんどがチョイスするサイズでもあるようです。 財布や化粧ポーチはもちろん、手帳やB5サイズのノート、筆記用具、タブレット端末など必要なものはほぼ入れることができます。 仕事用にもプライベート用にも使いやすいというのが大きな特徴です。 ただし、A4サイズのものは入らないため注意が必要です。
写真のカラーはブルーエレクトリック×ミコノスで、深く美しいブルーが人気となっています。 25㎝や30㎝くらいのバーキンであればビビッドなカラーを選んでも派手さが抑えられるため、普段馴染みのないカラーに挑戦してみるのもおすすめです。
昔はエルメスのバーキンと言うと30㎝〜40㎝が主流とされてきました。 しかしバーキンは革製のためにかなり重さがあり、西洋人女性に比べて華奢な日本人女性が持つには重すぎるという声もありました。
そのため、ちょっとしたお出かけ用として重宝する25㎝バーキンの人気が高まることに。 ただし、容量が小さいため財布や化粧ポーチなどの小物類を入れるとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。 カジュアルに持ったり、パーティーなど少ない荷物でも問題ないシーンで特に活躍するバッグであると言えますね。
バーキンはカラーバリエーションが豊富なため、どの色を選ぶか考えるだけでも楽しめます。 たとえばセレステ×ミコノスカラーをチョイスすれば、コーディネートの差し色になります。 シンプルな服装が多い方にぴったりのカラーではないでしょうか。
エルメスでは、上顧客に対して好みの色やサイズでバーキンを作る「パーソナルオーダー」というサービスを行っています。 もともとバーキンの種類自体はいろいろあるのですが、それでも自分の欲しいものに出会うのは難しいことです。 そこで、顧客自身で好みのバーキンを注文し、その通りに作るパーソナルオーダーが展開されたのです。
現在では年に数回の受注会や、スタッフからの声かけでしか利用できなくなってしまってはいるものの、まだまだ利用のチャンスはあります。 ちなみに、パーソナルオーダーは注文してから1年から1年半ほどで手元に届くようです。 多少時間がかかってはしまいますが、その分手に入れた時の喜びはひとしおですね。
自分好みのバッグを作ってくれるサービスは他のブランドではなかなか行っていないことです。 興味のある方は、受注会が開催された折に利用してみてはいかがでしょうか。
しかしどのような配色にするかは迷ってしまうと思うため、ここではおすすめのカラーコーディネートについていくつかご紹介します。 ぜひ参考にしてみてください。
ビビッドでおしゃれなバーキンを手に入れたい、と考えている方におすすめなのが、写真のバーキンのようなパープル×ピンクの配色です。 パルムやアネモネなどのパープルに、ローズショッキングやローズティリアンのような濃いめのピンクを合わせることで、存在感のあるバーキンを楽しめます。
普段モノトーン調の服をよく着るという方にぴったりの差し色バッグです。
落ち着いた雰囲気で、かつ女性らしさも併せ持つカラーを求める方には、ブラウン×ピンクをおすすめします。 アルザンやゴールドなどの柔らかな印象のブラウンと、同じく優しい色合いのピンクやローズドラジェなどを合わせることで大人かわいい雰囲気作りが実現できます。
外側がブラウンのためキズや汚れが目立ちにくく、長く愛用することができます。 普段使いにも特別な日にでも合うバーキンです。
グレーやベージュのバッグと言うとあまりパッとしない地味なイメージがあります。 しかしトゥルティエールグレーやアルジルのような上品なカラーを選ぶことで、どんな服装にも合わせやすい万能バッグとなります。
しかも差し色としてレッドを選ぶことで、バッグを開いた際の鮮やかさが目を引きます。 レッドはローズシェヘラザードのような濃いめのピンクにしても良いですね。
仕事で利用するのはもちろん、カジュアルな服装にも合わせやすい配色です。 ジーンズにもよく似合います。
どんなカラーにも合わせやすいグレーですが、先ほどのレッドとは異なり、ラゴンやターコイズのような鮮やかで明るいブルーを持ってくるとまた印象が変わります。
グレーは先述した薄いカラーではなく、エトゥープのようにブランがかった少々濃いめのグレーがおすすめです。 濃いめのグレーであればバッグ全体が引き締まった印象になり、鮮やかな明るいブルーがよく映えます。
コーディネートの差し色となるような明るい色合いのバッグが欲しいという方におすすめできる配色です。
ここでご紹介した配色例はほんの一部です。 配色のコツとしては、濃いカラー同士を掛け合わせないことです。 薄いカラーと濃いカラーを合わせることでそれぞれが引き立つため、その点に注意して配色を考えると良いでしょう。
もし濃いカラー同士を組み合わせたい場合は、濃いカラーの間に薄いカラーを挟むのがおすすめです。 ぜひ自分好みの配色を見つけてください。
バーキンはそれぞれに魅力があるため、迷ってしまうのも無理はありません。 色や素材はサイズによって印象も変わり、また持つ人が普段どのような服装をしているかによっても異なります。 実際に手にしてみながら、自分の体型や雰囲気に馴染むものを選ぶことも大切なポイントです。