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金 インゴット

金のインゴットとは?基礎知識や価格相場・購入買取について徹底解説!

昨今の投資ブームにより、投資初心者からも注目される「金のインゴット」。

金の美しい輝きは時間が経っても劣化しないことから、古代エジプトでは不老不死の象徴とされ、身分の高い者しか身に着けることはできませんでした。

現代では装飾品のみならず、スマホ・テレビ・パソコンなどの電子機器にも使用されており、私たちの生活になくてはならない素材です。

そして金のインゴットとは、持ち運びや保管がしやすいように純金を平たく成形したもののことを指します。

金のインゴットは世界中のどこでも公正な価格で取引されるうえ、株式や債券のように突然価値がなくなるリスクはありません。

また金のインゴットは家や土地などと比べて売却の手間がほとんどかからないので、すぐに現金化することができます。

今回は、金のインゴットの基礎知識はもちろん、価格相場や購入価格について徹底解説。

金のインゴットの購入を検討している方や、売り時を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を監修した鑑定士
浜口 英孝
常務執行役員浜口 英孝

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内10店舗を統括している。

24金のインゴットとは?重さはの種類はいくつある?

金 インゴット

インゴットとは、精錬された金属を鋳型に流し込み、延べ棒の形にしたもののこと。

一般的にインゴットといえば金をイメージしますが、金以外にも銀・プラチナ・パラジウムといったインゴットも存在します。

金のインゴットには明確な基準があり、ただ単に金が多く含まれているだけでは金のインゴットとは言えません。

日本で流通する金のインゴットの場合、日本工業規格(JIS)の基準に基づき、99.99%以上が金で作られているものだけが金のインゴットと呼ばれます。

また金のインゴットにはさまざまな重さがあり、1g・2g・5g・10g・20g・50g・100g・200g・300g・500g・1kg・12.5kgといった種類があります。

金のインゴットは1gから購入することができますが、500g未満の場合は「バーチャージ」と呼ばれる購入手数料が必要となることがほとんどです。

投資用として金のインゴットを購入したいなら、500g以上の金のインゴットの購入をおすすめします。

金のインゴットの値段はどうやって決まっている?

金 紙幣

金の相場価格は高くなったり低くなったりを繰り返しており、常に一定ではありません。

金は日本をはじめロンドン・ニューヨーク・チューリッヒ・香港など世界の主要都市で取引されているため、世界中の金市場で影響を与え合っています。

中でも、金の価格に大きな影響を与えているのがロンドンとニューヨークの金市場です。

ロンドンの金市場は300年もの歴史があり、金現物取引において世界の中心的な役割を果たしてきました。

現在では、毎日午前と午後にカナダ・フランス・ロシアなどの銀行や証券会社と話し合い、決定した金額は金現物の国際的な指標価格に用いられています。

それに対してニューヨーク金市場は、現時点で取り決めた金額で将来の売買を約束する、金先物取引が中心です。

ニューヨーク金市場は世界最大規模の取引が行われるため、金先物取引の金価格はニューヨーク金市場が指標として用いられています。

また、世界ではアメリカドルで金を取引していますが、日本では円を使って金の取引が行われるため、為替相場によっても大きな影響を受けるのが特徴です。

例えば、円安・ドル高になればなるほど、日本での金の価値は上がっていき、金相場価格も上昇します。

金のインゴットの売り時・買い時を見極めたいときは、世界の相場価格と為替相場の両方をチェックすることが重要です。

金のインゴットに記されている刻印の意味について解説

金 インゴット

金のインゴットは偽造されやすいため、刻印は品質や価値を確かめる重要な手がかりとなります。

ほとんどの金のインゴットに刻印されているのが、ブランド名(商標)・品位表示・重量・シリアルナンバー(金塊番号)の4つです。

まずブランド名は、金のインゴットを製錬したメーカーを示しています。

品位表示は金の純度を表しており、「999.9」と刻印されていれば純度が99.99%あることを表しています。

重量は金のインゴットの重さを表しており、「100g」などグラム表示がされています。

そして最も重要なのが、シリアルナンバーです。

シリアルナンバーは商品を管理するため連続してつけられた数字であり、同じシリアルナンバーの金のインゴットは存在しません。

製造メーカーはシリアルナンバーによって購入日や購入価格まで管理しているため、シリアルナンバーがついていれば正規品か偽造品かを正確に判断することが可能です。

また刻印がかすれてしまい見えなくなってしまったものは、刻印がしっかりと見えるものに比べて価値が下がります。

場合によっては、刻印がないことで買取ができないと判断されてしまうことも。

金のインゴットを現物で所持したい方は、管理方法にも十分注意しましょう。

金のインゴットには公式ブランドがある

日本唯一の公設貴金属市場である「東京商品取引所」が定めたブランドのことを、「国際公式ブランド」と呼びます。

ここからは、日本と海外の国際公式ブランドの一例を順番にご紹介しましょう。

【日本】金のインゴットを製造する公式ブランド一例

特徴
田中貴金属株式会社 1885年創業の貴金属のプロフェッショナル
三菱マテリアル株式会社 非鉄金属業界の国内売上シェア2位
日本マテリアル株式会社 世界的な貴金属精錬メーカー

金のインゴットは比較的偽造がしやすいうえ、知識がなければ偽造品を見抜くのが難しいことで知られています。

金のインゴットはさまざまなブランドが製造していますが、世界でも信頼される国際公式ブランドから購入すると安心です。

日本国内の国際公式ブランドは、2023年3月現在12社が認定されていますが、特におすすめなのが次の3社です。

まずは1978年に日本国内で初めてロンドン金市場公認溶解業者に認定された、世界からも信頼の高い「田中貴金属株式会社」。

次に、優れた採掘技術と分析技術により高品質な金を製造することで知られる「三菱マテリアル株式会社」。

最後に、優良な金のインゴットをリーズナブルに購入できる「日本マテリアル株式会社」です。

金のインゴットは重さによって購入手数料がかかるうえ、ブランドによって金額に差があります。

例えば100gの金のインゴットを購入する場合、田中貴金属株式会社では16,500円の手数料がかかりますが、日本マテリアル株式会社では手数料がかかりません。

金のインゴットを購入する費用をなるべくおさえたい方は、事前に購入手数料を確認しておくと良いでしょう。

【海外】金のインゴットを製造する公式ブランド一例

ブランド名 特徴
PAMP(スイス) 高品質でデザイン性も高い金のインゴットを製造
JOHNSON MATTHEY(香港) 世界30か国以上で事業展開する自動車メーカー
ENGELHARD(イギリス) 世界最大の貴金属製錬所の運営者

続いては、海外の国際公式ブランドの一例をご紹介しましょう。

2023年3月現在、海外の国際公式ブランドは19社あり、その半数近くがスイスのメーカーです。

中でもスイスに本社を置く「PAMP」は、世界有数の高い鋳造技術を誇ることで知られ、信頼性の高いブランドです。

またPAMP製の金のインゴットは品質だけでなくデザイン性も高いことから、コレクションとして楽しみたい方にもとても人気があります。

なお、海外の国際公式ブランドは品質としては全く問題ありませんが、近年の密輸問題により、海外製のインゴットを買取できない店が増加傾向にあります。

海外では金のインゴットを購入しても消費税がかかりません。

そのため、購入した金のインゴットを密輸し、日本で売却すると消費税の10%が上乗せされるため、消費税分の利益を得られることとなります。

実際に、消費税が8%に引き上がった2014年から金の密輸件数は急増しており、取り締まりはより強化される見通しです。

今後さらに海外製のインゴットの買取は厳しくなる恐れがあるため、お手元にある方は早めの売却をおすすめします。

金のインゴットはどこで買える?1g・1kg・10kgの価格はいくら?

財布

金のインゴットは、貴金属メーカーの実店舗・銀行・宝石店などで購入することが可能です。

例えば24金1gの相場が8,000円の場合、1gの金のインゴットは8,000円。

1kgの場合は8,000円×1,000g、10kgの時は8,000円×10,000gといった具合で計算することが可能です。

ただし、金のインゴット自体の価格以外に、重さによっては購入手数料が別途かかるので注意しましょう。

また、金のインゴットの価格は、その日の金相場によって大きく変動します。

例えば、前日より1gあたり10円安い場合、1㎏の金では10万円の差がでるので、買い時も見極めてみてくださいね。

金のインゴットの売り方やタイミングはいつ?どの買取店がおすすめ?

最後に、金のインゴットの売り方やタイミングについて解説しましょう。

おすすめの買取店もご紹介しますので、金の売却を検討されている方は参考にしてみてくださいね。

金のインゴットを買取に出す3つのタイミング

株 グラフ

金のインゴットの価格は日々変動するため、3つのタイミングを目安に買取に出すと良いでしょう。

1つめのタイミングは、インフレが起きているときです。

インフレとは物の値段が上がってしまい、お金の価値が下がることをいいます。

例えば今まで100円で買えた消しゴムが200円に値上がりすると、お金も2倍払う必要があるため、お金の価値が2分の1になるのと同じことです。

インフレ時にはモノ自体に価値のある金を購入したい人が増えるため、そのタイミングに合わせて金のインゴットを売ると良いでしょう。

2つめのタイミングは、円安・ドル高のときです。

金は基本的にアメリカドルで取引されますが、日本での取引は「円」で換算されます。

例えば、円の価値がドルよりも上がっている円高の時は、金をいつもより安く購入することが可能です。

それに対して円の価値がドルよりも下がっている円安の時は、金を売った方がお得となります。

3つめのタイミングは、世界情勢が不安定なときです。

金は「有事の金」と呼ばれており、政治や経済が不安定な時は将来を見据えて金を購入する人が増えます。

実際に9.11同時多発テロやコロナショックなど、世界経済に大きな打撃を与えた局面では、金の相場価格が上昇しました。

世界情勢が安定すると金の相場価格も下降する傾向にあるため、売るタイミングを先延ばしにしないことが重要です。

金のインゴットを買取にだすならどこがおすすめ?

  • 地金・貴金属の専門店
  • 総合リサイクルショップ
  • ブランド買取店

金のインゴットを高く売却をしたい方は、地金や貴金属を専門に取り扱うお店がおすすめです。

前述の購入の場合と同様に、買取1件当たりの金の重さに応じて手数料がかかるお店もあれば、手数料が無料のお店もあります。

1つの店舗で決めてしまわず、複数のお店に見積もり依頼をしてみるといいでしょう。

近所に地金や貴金属の専門店がない場合、総合リサイクルショップでも売却が可能です。

近年ではチェーン展開しているリサイクルショップが各地に点在しているため、今すぐ売りたい、電化製品や洋服も一緒に買い取ってほしいという方におすすめです。

ただし、買取の基準が細かく設けられていて必ずしも買い取ってもらえるわけではないこと、金の価格が相場より低く設定されている場合があることを念頭に置いておきましょう。

また、ブランド品の買取をしているお店も金の売却先として有力な選択肢のひとつです。

複数点のブランド品と一緒に売却することで、買取の合計金額UPが見込めるため、自宅に眠っているブランド品があるという方はそれらと一緒にブランド買取店に依頼するのもおすすめです。

金のインゴットの買取査定はこちら

金のインゴットについてのまとめ

まとめ

  • 金のインゴットを購入するなら、国際公式ブランドがおすすめ
  • 金のインゴットの売り時は、インフレ・為替相場・世界情勢の3つのポイントで判断する
  • 金のインゴットを売却するなら、ブランドリユース店のギャラリーレアをご利用ください

今回は、金のインゴットの基本的な知識から、価格相場や買取方法まで解説しました。

金のインゴットは普遍的な価値があるため価値が急落せず、投資目的として購入するのにぴったり。

金のインゴットはすぐに現金化できるので、有事の際に役立つ資産を保有したい方にも適しています。

ただし、金の相場は日々変動するため、売り時を見極めることが重要なポイントです。

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