宝石を買うなら知りたい！ 誕生石の宝石言葉や意味、得られる効果とは？

自分のお守りとして宝石を持ちたい。
大切な人へのプレゼントに宝石のジュエリーを贈りたい。

しかし、ひとえに宝石といっても色や光り方、さらには石に込められた意味、ヒーリング効果も石によってそれぞれ異なります。

購入する際には自分や贈る相手の願いや現状に合ったものを選びたいですよね。

そこで、今回は石を選ぶ際に役立つような以下のことをご紹介していきます！

「宝石のジュエリーやルース（裸石）を買いたいけど、どんな石を選べばいいかわからない…」

といった悩みをお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

ここからは石を選ぶ際に基準となりやすい誕生石ごとにそれぞれの特徴を書いていきます。

また、誕生月に分けてはいますが、自分やプレゼントしたい相手の環境を考えて選ぶのも良いと思います。

誕生月ごとの石（パワーストーン）で得られる効果とは？

誕生石という言葉はよく耳にされることがあるかと思います。

持ち主を守ってくれる力を持つとされるパワーストーンを文字通りに誕生月ごとに振り分けたものです。

アクセサリーとして身に着けたり、カット後の裸石やさざれ石を部屋に飾っておくことで効果を得られると言われています。

ここではその誕生石について、内包される宝石言葉や効果についてご紹介していきます。

1月 　ガーネット
2月 　アメジスト
3月 　アクアマリン・コーラル・モルガナイト
4月 　ダイヤモンド
5月 　エメラルド
6月 　ムーンストーン・アレキサンドライト・パール
7月 　ルビー
8月 　ペリドット・スピネル
9月 　サファイア
10月 オパール・トルマリン
11月 トパーズ
12月 タンザナイト・ターコイズ・ラピスラズリ

1月　ガーネット（Garnet）

石の色	透明の赤色が一般的 30種類以上の色がある
宝石言葉	真実、友愛、忠実、生命力
和名	柘榴石
主な産地	インド、マダガスカル、ロシア、スリランカ、タンザニアなど

古くから火と関連づけられるガーネットは夜の闇を照らしてくれるとされ、信仰や真実、光のシンボルとして描かれてきました。

ガーネットが持つ明るいパワーにより、課題への忍耐力や前向きな気持ちを高めてくれることから、持ち主の努力を実らせて成功へと導く石と言われています。

受験や就職といった具体的で大きな目標を持っている人におすすめのパワーストーンです。

また、ガーネットの赤い色は家族の血の結束を表し、恋愛や友情の面でも実りの力は発揮されるそうです。

大切な人との『絆』や『愛』を深めるパワーストーンとしても世界中で愛されています。

日本でも購入しやすい価格帯であること、グレードにもよりますが硬度も程よい高さの石が多く耐久性があることから、普段使いのアクセサリーとして人気があります。

2月　アメジスト（Amethyst）

石の色	透明の紫色
宝石言葉	誠実、高貴、心の平和、真実の愛
和名	紫水晶
主な産地	ブラジル、ウルグアイ、ロシア、スリランカなど

アメジストはいわゆる紫水晶のことです。
日本でも質の良いアメジストが産出されています。

色のある水晶はたくさんありますが、その中でもアメジストは最高位の水晶として評価されています。
紫色は日本の歴史の中でも『高貴な色』として大切にされてきた色ですから、誇らしくなりますね。

アメジストの語源は『酒』を意味する「アメテュストス」。
古代ローマでは「アメジスト製の器で酒を飲めば悪酔いしない」とされ、それが転じて『人生に悪酔いしないように導いてくれる石』として崇められました。

冷静に物ごとを見られるよう心を穏やかにし、精神を安定させてくれる石ということですね。

また、アメジストは『真実の愛を守る石』と呼ばれます。
心を穏やかに保ち、慈しみの心を強くする石ですので、大切な人との愛を守るサポートをしてくれるのです。

霊力、浄化力が高い石としても有名で、ネックレスや数珠などのように肌身離さず身に着けることで魔除けとしての効果も発揮すると言われています。

3月　アクアマリン（Aquamarine）

石の色	透明で淡い青色
宝石言葉	聡明、勇敢
和名	藍柱石、藍玉
主な産地	ブラジル、マダガスカル、ナミビア、ナイジェリア、タンザニアなど

アクアマリンという名前の通り、太陽の光を反射して輝く水のように淡いブルーが美しい石です。

古来より、航海や漁のお守りとして船乗りたちに大切にされてきた石であり、海のようにおおらかで清らかなエネルギーをもたらします。

心身を癒し、荒波のないメンタルになるようサポートしてくれることから、変化に対する柔軟性やコミュニケーション力を高めたい人におすすめです。

また、『幸せな結婚』のシンボルであるアクアマリンは子宝に恵まれる石としても人気がありますので、これから結婚を控えている人へのプレゼントにも打ってつけのパワーストーンです。

3月　コーラル（Coral）

石の色	不透明の赤色、ピンク色、白色
宝石言葉	幸福、長寿、成長、富
和名	珊瑚
主な産地	日本・中国・台湾の海

コーラルは鉱物ではなく、温かい海に生息する珊瑚のことです。
発色の良い血赤珊瑚などが有名です。

日本の海での採れる珊瑚であるため、日本人にはなじみ深いパワーストーンですね。

主なヒーリング効果は健康運を高めてくれること、周囲の邪気を払う魔除けといったことです。

持ち主の周りのマイナスの気を浄化し、若々しい生命力をもたらしてくれます。

色は大きく分けると赤、ピンク、白に分けられますが、効果は色によって若干異なります。

赤：健康運を高める、安産のお守りになる
ピンク：恋愛運を高めてくれる
白：純粋で献身的な愛を育てる

持つ人の環境や状況に合わせてコーラルの色やアクセサリーの形態も選べる楽しみがありますね。

3月　モルガナイト（Morganite）

石の色	透明で淡いピンク色、オレンジ色
宝石言葉	愛情、優美さ、慈悲
和名	モルガン石
主な産地	ブラジル

モルガナイトは桜のように可憐なピンク色、薄いオレンジ色の石で、思いやりや優しさといった無償の愛を育てる石です。

持ち主の心を安定させて柔軟で愛情ある心へと導いてくれるため、大切な人とのコミュニケーションを円滑にすると言われています。

女性が持つことでより力を発揮するとされ、自由と幸せな結婚のシンボルと言われる石であるため、アクアマリンと同じくこれから結婚をする人をサポートしてくれるでしょう。

エメラルドやアクアマリンと同じベリル（緑柱石）という属性に入り、その中のピンク色のものがモルガン石、もしくはピンクアクアマリンと呼ばれます。

アクアマリンとはヒーリング効果の共通項も多く、ブレスレットやネックレスといったアクセサリーで組み合わせても相性が良いです。

淡く可愛い色合いですので、指輪などでさりげなく身に着けても良いですね。

余談ですが、ジュエリーブランドで有名なティファニーがモルガナイトと名付けたのだそうです。

3月の誕生石といえばアクアマリンやコーラルが注目されがちですが、ティファニーが大切に扱い商品展開していることから、近年ではモルガナイトも人気を博しています。

4月　ダイヤモンド（Diamond）

石の色	無色透明なものが一般的 イエロー、ブルーなど様々な色がある
宝石言葉	永遠の絆、純潔、無垢
和名	金剛石
主な産地	ロシア、ボツワナ、コンゴ（世界三大ダイヤモンド産地）

ダイヤモンドは最も硬い鉱物として名高い、世界4大宝石の一つです。

強力な浄化と成功に導くパワーストーンとして有名です。

ストレスやネガティブな気を退け、持ち主を成功に導く石と言われています。

また、永遠の絆、愛を象徴する石として人間関係や事業などを強く結びつけると言われているため、結婚指輪の定番として人気の石です。

ジュエリーの主役としてのダイヤモンドの魅力をより引き出すため、カット方法がたくさん研究されてきました。

現在では『ラウンドブリリアントカット』が定番となっており、日常使いのジュエリーからエンゲージリングまで様々なアクセサリーで使われています。

研磨後のダイヤモンドは大きく分けるとプロポーション、ポリッシュ、シンメトリーの3つの項目で評価をされます。

カットの出来によってダイヤモンドのグレードが変わるほど大切な要素なので、名のあるブランドで扱う宝石は技術力の高い職人たちが手掛けています。

以下の記事では鉱物である原石から宝石に変わる際のカットの種類や、結婚指輪に使われるダイヤモンドの特筆すべき点をご紹介しております。

ぜひ併せてご一読ください！

▼ダイヤモンドのグレードとカットの種類▼
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▼結婚指輪といえばダイヤモンド！選び方のポイント▼
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5月　エメラルド（Emerald）

石の色	透明で深みのある緑
宝石言葉	幸福、誠実、愛
和名	翠玉、緑玉
主な産地	コロンビア、ブラジル、ザンビアなど

深いグリーンの色合いが美しい、世界4大宝石の一つです。

『宝石の女王』、『幸運を招く石』と呼ばれ、紀元前からの長い歴史を持つ石でもあります。

宝石のカットの種類に『エメラルドカット』という名がありますが、それはエメラルドの最適なカッティングとして編み出されたものです。
透明度を強調できるため、今ではダイヤモンドのカット方法としても大変人気があります。

緑は『安らぎを与える』『気持ちを落ち着ける』色として名高く、エメラルドも身に着けると心身のバランスを安定させ、穏やかな気持ちになると言われています。

持ち主に癒しを与えて幸運に導く石ですから、普段から身に着けられるようにネックレスやイヤリングなどのジュエリーを持つのはおすすめです。

天然の石というものは一つ一つ色合いに差があり、淡い緑、青みがかった緑、黄みがかった緑、濃い緑など様々です。

理想のグリーンに出会うこともまた宝石選びの楽しみになりそうですね。

6月　ムーンストーン（Moonstone）

石の色	半透明の乳白色
宝石言葉	健康、長寿、富、愛の予感
和名	月長石
主な産地	スリランカ、インド、ミャンマーなど

ムーンストーンは月の光のように優しい輝きが特徴的な石です。

月の満ち欠けに呼応するように光り方を変えていたことから、ムーンストーンと名付けられました。

ムーンストーンは、古くから神秘的な力を秘めた石として人々に愛されてきました。

中世のヨーロッパではムーンストーンを恋人同士で贈り合うという習わしがあり、幸福な愛に導いてくれるパワーストーンとして大切にされてきました。

その風習に沿って大切な人同士でプレゼントし合ってみるのも素敵ですよね。

また、ムーンストーンは女性を表す『月』のエネルギーを持つとされ、そのエネルギーは陰鬱とした気持ちや不安定な気持ちを鎮め、穏やかな心へと導いてくれます。

生理痛や更年期の症状などを癒す力があると言われていますので、そういった悩みをお持ちの方にもお守りとして持つことをおすすめしたい石です。

6月　アレキサンドライト（Alexandrite）

石の色	透明の青緑色、緑色、暗赤色、赤紫色、オレンジ色
宝石言葉	高貴、情熱、誕生
和名	金緑石
主な産地	ロシア、ブラジル、スリランカ、ミャンマー、インドなど

ロシアで『皇帝の宝石』と呼ばれる希少な石です。

自然光下での色と、ライトやキャンドルの光を当てたときの色が変わることで有名で、澄んだブルーグリーンから赤系の色にカラーチェンジする様は神秘的です。

2色にカラーチェンジをすることや双子座を司っていることなどから、心と体のバランスを整えてくれると言われています。

直感力と想像力を高めてくれる石であり、リーダーシップ能力を必要とする立場の人やクリエイティブな仕事をする人におすすめの石です。

6月　パール（Pearl）

石の色	不透明の白色、黒色、ピンク色、金色、黄色、銀色など
宝石言葉	健康、無垢、円満、富
和名	真珠
主な産地	オーストラリア、中国、インドネシア、日本など

パールは強い守護力を持つ石と言われ、持ち主の周りの邪気を退けてトラブルを回避してくれるパワーストーンとされています。

また、愛を意味する6という数字に縁のある宝石であり、家族や友人など大切な人への愛情を司っています。
そのため、冠婚葬祭でのアクセサリーとして用いられることが多いです。

様々なスタイルに合わせやすく、年齢に関係なく身に着けやすい宝石であることから、なじみ深いと感じる人も多いのではないでしょうか。

女性らしい美しさを保つサポートをしてくれる宝石としても知られ、イライラやプレッシャーを感じやすい心を和ませる力を持っており、母性を高める力があるとされていますから、安産、子育てのお守りとしても人気のパワーストーンです。

7月　ルビー（Ruby）

石の色	透明の赤色
宝石言葉	情熱、仁愛、威厳、勝利、炎
和名	紅玉
主な産地	ミャンマー、スリランカ、タイ、ベトナム、カンボジア、タンザニアなど

妖艶で魅力的な赤い光を放つ世界4大宝石の一つです。

サファイアと同じ成分で構成されているコランダムという鉱物であり、赤色の石はルビー、それ以外はサファイアに属します。
ルビーと色は異なりますが、実は同一の石なのです。

宝石言葉にも『威厳』とあるようにルビーは『宝石の女王』と呼ばれ、古くから権力者や高貴な身の上の人々から「富や繫栄をもたらす石」として愛されてきました。

名前の語源は、ラテン語の『Ruber（赤）』。
その燃えるような赤色のイメージ通り、恋愛や仕事、健康面での活力を司るパワーストーンです。

全てにおいて活力を与えてくれる石ですので、大きな夢を叶えるためにパワフルに活動したい人にピッタリの石です。

世界四大宝石と呼ばれるだけに、魅力を引き立てるカッティング方法もたくさん編み出されました。

ペアシェイプカット（別名ドロップカット）やオーバルカット（楕円形）、スクエアカットなど様々な手法で研磨されていますが、どれも人気のカット方法ですので好みの形を吟味して選ぶと良いですね。

8月　ペリドット（Peridot）

石の色	透明の緑、ライムグリーン
宝石言葉	幸せ、和合、平和、夫婦の愛
和名	橄欖石（かんらんせき）
主な産地	ミャンマー、アリゾナ、ノルウェーなど

ペリドットは華やかなオリーブグリーンが魅力的な石です。

『太陽の石』や『ペレ（ハワイのキラウエア火山の女神）の涙』とも呼ばれるなど、世界中に神秘的な逸話が存在します。

緑は心を落ち着けて、ポジティブな気持ちに導いてくれる色です。
ネガティブな気持ちになりやすい人はペリドットの効果にあやかると良いですね。

色とペリドットの特性から心を平静にさせ、浮気がなく夫婦円満で幸せな家庭を気付く手助けをしてくれる石と言われています。

また、身に着けると嫉妬や妬みのような周囲のマイナスの気から守ってくれるため、良好な人間関係を築きたいときにおすすめです。

8月　スピネル（Spinel）

石の色	透明の赤色、ピンク色、紫色、青色
宝石言葉	努力、発展、向上
和名	尖晶石
主な産地	タンザニア、スリランカ、ミャンマー、アフガニスタンなど

スピネルには様々なカラーのものがありますが、赤色や濃いピンク色が一般的です。

赤い色がルビーとよく似ていることから、古い時代にはルビーと混同されていたこともありました。
今ではジュエリーだけでなく腕時計の装飾として用いられているメジャーな石です。

レッドスピネルが一般的ではありますが、ブルースピネルも根強い人気があります。
ブルースピネルは光によってカラーチェンジをするものもあり、その神秘的な効果が注目を集めています。

スピネルのヒーリング効果としては、目標を達成するための活力や自分自身の核を強める効果があると言われています。

会社経営のような規模の大きな目標ではなく、生活習慣の見直しや自己改善といった個人の目標のサポートに特化したお守りとして持ち主をサポートしてくれるパワーを持つ石です。

購入しやすい値段のものが多く、色の種類が豊富で自分好みの石を選びやすいという魅力があります。

9月　サファイア（Sapphire）

石の色	透明で深い青色、緑色、紫色、オレンジ色
宝石言葉	誠実、慈愛、徳望
和名	蒼玉、青玉
主な産地	ミャンマー、インド、タイ、スリランカなど

サファイアは世界4大宝石の一つです。

ルビーと同じ物質で構成されるコランダムという鉱物ですが、赤色以外のコランダムがサファイアに分類されます。

ダイヤモンドの硬度には及ばないながらも非常に硬く、耐久性があります。
すぐに欠けてしまう繊細な石よりもネックレスや指輪などのジュエリーとして日頃から持ち歩きやすい性質ということです。

課題、目標に向かって邁進するための意志の強さ、流されない心を育んでくれる石と言われています。

大局を見極める集中力、カリスマ性や直感力を高める効果があるとされていますので、重要な仕事を任せられる立場の人やアスリートにはぴったりですね。

気品漂う輝きを放つブルーサファイア、蓮の花のような色の希少なパパラチアサファイア、グリーンやパープル、オレンジサファイアなど、カラーバリエーションの豊富な宝石です。

遠目に見てもはっきりとした色ですので、一粒でネックレスやピアスで身に着けていても十分にオーラを感じさせます。

10月　オパール（Opal）

石の色	半透明の白色、青色、赤色、黒色
宝石言葉	希望、潔白、純真無垢、幸運
和名	蛋白石
主な産地	ブラジル、エチオピア、メキシコ、ペルーなど

オパールには角度によって色が変わる遊色効果があり、柔らかな虹色の輝きを放ちます。

貝殻の螺鈿のような色合いとなるこのカラーチェンジが魅力の一つです。

ファイヤーオパール、ブルーオパール、ホワイトオパール、ブラックオパールなど、様々な種類があります。

パワーストーンの中でも特に明るいエネルギーを持ち、憂鬱な気分を払ってくれる石と言われています。

才能を引き出し創造力を高めてくれる石ですので、クリエイティブな仕事、芸術の道に従事する人に適した石です。

また、オパールはその瑞々しい見た目から、アンチエイジング効果もあるのだとか。
心身ともに若く、固定概念に捕らわれない柔軟な価値観をもたらすオパールは新たなひらめきを与えてくれることでしょう。

オパールは石そのものに内包された色の移ろいが特徴であるため、ファセットカットが主流である宝石とは異なり、カボションカットにも適しています。

※ファセットカット…多数の角を組み合わせて光を反射させるカッティング方法
※カボションカット…丸く磨き、光の反射ではなく石そのものの輝きを活かしたカット方法

ツルっとした見た目が可愛らしさを引き立たせてくれますので、「いかにも宝石というよりはささやかに輝く石がほしい」という方に人気があります。

10月　トルマリン（Tourmaline）

石の色	透明なピンク色、赤色、藍色、緑色
宝石言葉	幸運、希望
和名	電気石
主な産地	ブラジル、アメリカ、ロシア、マダガスカルなど

明色から暗色まで様々ありますが、人気なのは明るい色合いのものです。

採掘されやすい色は赤系のため、流通しているのはピンクトルマリンなどが多くなっています。

赤いトルマリンであるルベライトなどは流通量が多い分、買いやすい価格で販売されるため若い女性に人気です。
美しいネオンブルーのパライバトルマリンやインディゴトルマリンも人気があります。

トルマリンといえば他の宝石に比べてバイカラー（一つの石の中に二つの色が混在している石）のものが多いことも特徴です。

スイカのように赤色と緑色が混在するウォーターメロントルマリンは特に希少価値が高いです。

ブラジルのパライバ産は最高品質のトルマリンとして扱われます。

11月　トパーズ（Topaz）

石の色	透明のオレンジ色、青色が一般的
宝石言葉	友愛、希望、潔白、誠実
和名	黄玉
主な産地	ブラジル、ロシア、パキスタンなど

ピアスやネックレスなどのジュエリーで日常的に身に着けやすい宝石ですから、自分で持つのにも誰かへの贈り物としても選びやすい石です。

本来は無色透明な石ですが、オレンジ系統の色のトパーズが一般的なイメージとなっています。

オレンジ系統の中でもインペリアルトパーズは、皇帝を意味するインペリアルという言葉らしく高品質で高価な種類です。
ティファニーやグッチ、ブルガリなどのブランドアクセサリーでも扱われることから、ブルートパーズやグリーントパーズもよく見かけます。

ブルートパーズは持ち主の能力を引き出し、自信を持たせることでチャンスをもたらしてくれる宝石として知られています。

トパーズは未来への希望をもたらしてくれる石と言われています。

持ち主の直感力と洞察力を高めて視野をはっきりとさせ、仕事や恋愛、人間関係において本当に望むもの、必要とするものに出会うことを手助けしてくれる石ということです。

12月　ラピスラズリ（Lapislazuli）

石の色	不透明の紺青色
宝石言葉	愛和、幸運、成功の保証
和名	瑠璃
主な産地	アフガニスタン、チリ、ロシアなど

ラテン語のLapis（石）と、ペルシア語のLazward（空、天）からラピスラズリと名付けられました。

その名の通り夜空のような濃紺色の石です。

本コラムでは12月の誕生石として記載していますが、実はラピスラズリは9月の誕生石でもあります。

ラピスラズリは古くから『聖なる石』として崇められ、王族の装飾品として扱われたり、砕いた粉末は絵具の顔料として使われるなど、芸術の世界でも長きにわたり重宝されてきました。

歴史あるパワーストーンとして現在も世界中で愛されています。

また、『叡智の石』とも呼ばれ、持ち主に知恵とアイディア、幸運をもたらすと言われています。

もちろん、それらは持ち主の努力によって得られるものですので、努力のサポートをして困難な道を乗り越えられるよう
導いてくれる石ということです。

人生の選択において直感力が求められる場面でのお守りとなってくれることでしょう。

12月　ターコイズ（Turquoise）

石の色	不透明の空色、青色、青緑色
宝石言葉	高貴、冷静
和名	トルコ石
主な産地	イラン、アメリカなど

ターコイズブルーという発色の良い青色の名称の元になった石です。

ネガティブな気持ちを払いのける力があり、行動力や積極性を与えるため、新しいことに挑戦したりする際にはお守りになってくれます。

危機や困難を遠ざける旅のお守りとしても知られており、人間関係におけるストレスや仕事でのトラブルを遠ざけてくれる石でもあります。

そういった悩みをお持ちの方はターコイズの加護に頼ると気持ちが安らぐかもしれません。

また、『友情の石』とも呼ばれ、誰かにプレゼントしたりされたりすることによって絆を高める石とも言われています。
大切な友人へのプレゼントに最適な石ということですね。

まとめ

今回は様々な石の特性や、どのような人が持つと良いのかについて書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

石を選ぶのに迷われている方は誕生石、星座、ヒーリング効果などを参考に選んでみてくださいね。

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使わずにしまい込んでいる宝石のアクセサリーなどがございましたら、価値が下がる前に売るのも良法です。

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