ピンクや青は価値が高い?カラーダイヤモンドの色の種類とその価値

ピンクや青は価値が高い?カラーダイヤモンドの色の種類とその価値

ダイヤモンドといえば、カラーレス(無色透明)を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実際には市場に出ているだけで10色以上のカラーダイヤモンドが存在します。
ダイヤモンドが結晶化した炭素の一種であることは知られていますが、天然のカラーダイヤモンドの場合、その色を決定づけるのは「含まれる不純物元素」と「炭素原子配列のわずかなズレ」といわれています。

では、最も価値の高いダイヤモンドは何色なのでしょうか?
ダイヤモンドの品質を判断するためのCarat(カラット=重さ)、Color(カラー=色)、Clarity(クラリティ=透明度)、Cut(カット=加工技術)という4つの「C」の中で、Colorがどれだけ影響するのか気になりますよね。

そこで今回は、ダイヤモンドの色と価値の関係に迫ります。

ダイヤモンドのカラーグレーディング

ダイヤモンドのカラーは無色を表すDカラーを最高峰として、若干黄色みがかったZカラーまで23段階あります。
それらはチャートによって「Colorless」「Near Colorless」「Faint Colorless」「Very Light Yellow」「Light Yellow」に分けられています。
結晶の原子配列が完全に均一で、全く不純物元素を含まない状態であるほどに、ダイヤモンドはカラーレス(無色透明)に近づくのです。
Zカラーより深い色味を生じたものを総じてカラーダイヤモンドと呼び、そのカラーが天然であれば希少価値が高いと見なされます。

ダイヤモンドのカラーの種類

ピンクや青は価値が高い?カラーダイヤモンドの色の種類とその価値

ここでは代表的なカラーダイヤモンドをご紹介します。先述した通り、カラーは原子配列と不純物元素の割合によって決まります。

1.ピンクダイヤモンド
結晶格子中に窒素原子が取り込まれ、窒素原子に隣接する炭素原子が欠けた状態。より赤みを帯びたものをレッドダイヤモンドと呼びます。

2.ブルーダイヤモンド
結晶格子中、炭素原子1億個に対して5個以下の割合でホウ素原子が取り込まれた状態のダイヤモンドです。
サファイアのような濃く深みのあるブルーというよりは、透明感のある、ややグレイッシュなカラーが多いようです。

3.グリーンダイヤモンド
結晶格子中に窒素原子が取り込まれ、取り込んだ2つの窒素原子にはさまれた炭素原子が欠けた状態のダイヤモンドです。
エメラルドのような濃く鮮やかなグリーンというよりは、透明感のある、やや黄味がかったカラーが多いようです。

4.イエローダイヤモンド
結晶格子中、炭素原子100万個に対して10~5,500個の割合で窒素原子が取り込まれた状態のダイヤモンドです。濃度により、オレンジやブラウンに近づきます。

5.ブラックダイヤモンド
黒だけは、微量元素による効果ではありません。ダイヤモンド中のグラファイトや鉄鉱石などの内包介在物が反映し、黒くなって現れた状態のものです。

上記の他にも、バイカラー(2色)、カメレオン(一時的に変色)という非常に希少なカラーのダイヤモンドもあります。

ダイヤモンドの中でも価値の高いカラーは?

ピンクや青は価値が高い?カラーダイヤモンドの色の種類とその価値

最も希少価値の高いカラーダイヤモンドは、レッドダイヤモンドだといわれています。ピンクダイヤモンドの中でも発色が良く、赤に近いものは非常にレアとされているためです。
1987年のオークションで落札されたレッドダイヤモンド(0.95カラット/ラウンドブリリアントカット)の価格は1億2,760万円でした。
また、2013年のオークションでは最高級のピンクダイヤモンド(59.60カラット)が83億円で落札、世界最大のオレンジダイヤモンド(14.82カラット)が31億円で落札されました。
さらに2016年、オークションに出品されたものとしては世界最大のブルーダイヤモンド(14.62カラット/リング)が63億3,000万円で落札されています。

このように、希少なカラーダイヤモンドは、1カラットあたりの価格でカラーレスダイヤモンドをしのぐ程の価値を持つ場合があるのです。

おわりに

カラーレスダイヤモンドの人気は根強いものですが、その構造の神秘さと希少性から、カラーダイヤモンドの価値も高く評価されています。
数多くのカラーストーンがある中で、あえてダイヤモンドで好きなカラーを探してみる、そんな楽しみ方もできそうですね。

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