人気の高級ジュエリーブランド、ヴァンクリーフ&アーペルの象徴ともいえる「アルハンブラシリーズ」。
四つ葉のクローバーをモチーフとした愛らしいデザインで、世界中の女性から支持を集めているシリーズです。
今回は、そんなアルハンブラコレクションのネックレスに着目し、買取り市場で人気の種類をご紹介します。
ヴィンテージアルハンブラ
「ヴィンテージアルハンブラ」は、アルハンブラが生まれた1968年当初のデザインを受け継いで作られたコレクションです。
四つ葉のクローバーをモチーフとしたベーシックなアルハンブラのほか、ハートモチーフのものもあります。
モチーフに使われる半貴石は、定番のマザーオブパールをはじめ、オニキスやカーネリアン、マラカイト、カルセドニー、レターウッド、ターコイズ、タイガーアイなどがあり、パヴェダイヤモンドが使われているものもあります。モチーフの周りはビーズで縁取られているため、ロマンチックな雰囲気です。
使用されている半貴石によって買い取り額が大幅に違うことは少ないのですが、モチーフの真ん中にダイヤモンドが埋め込まれているものは、クリスマス限定のタイプなのでさらに高価買取が期待できます。
スウィートアルハンブラ
ヴィンテージアルハンブラと同じく取引が多いのが、きゃしゃでかわいらしい印象のコレクション「スウィートアルハンブラ」。
ヴィンテージアルハンブラよりもひと回り小さいため、販売価格も抑えられ、取引数も多いようです。
どのコレクションにもいえることですが、ついているアルハンブラモチーフの数が多いほど高値になります。
使用される石は、マザーオブパール、オニキス、カーネリアン、ターコイズなど。
定番の四つ葉のクローバーモチーフのほかに、ハート型の「スウィートアルハンブラ ハート」や、パピヨン(蝶)モチーフの「スウィートアルハンブラ パピヨン」なども人気ですよ。
マジックアルハンブラ
さまざまなサイズのアルハンブラが連なったデザインが特徴的な「マジックアルハンブラ」。
マジックアルハンブラの中ではロングネックレスの需要が高く、連なるモチーフの数が多ければ多いほど高値になります。
マジックアルハンブラのもう1つの特徴は、1モチーフのネックレスであっても、そのモチーフのサイズが大きいため見た目のインパクトが大きいところ。
さらに、ヴィンテージアルハンブラに使われている石と同じくらいのバリエーションがあり、さまざまな組み合わせを楽しめます。
ラッキーアルハンブラ
自然からインスピレーションを受けて作られた「ラッキーアルハンブラ」。
クローバー、パピヨン、リーフ、ハートなど、さまざまなモチーフが展開されています。
ラッキーアルハンブラで人気のモチーフはパピヨンモチーフ。モチーフが1つだけのペンダントも人気がありますが、クローバーやハートなど、他のモチーフが連なったタイプのネックレスであれば、高価買取も期待できます。
ピュアアルハンブラ(ニューアルハンブラ)
「ピュアアルハンブラ(ニューアルハンブラ)」は、モチーフの周りにビーズなどの飾りがない、シンプルなデザインです。
ヴィンテージアルハンブラやスウィートアルハンブラと比べると上品な印象が強く、大人の女性やオフィスでの使用も可能な人気のシリーズ。買い取り市場でも人気があります。
石の種類は、マザーオブパール、ダイヤモンド、オニキスなどが使われています。
ビザンチンアルハンブラ
「ビザンチンアルハンブラ」は他のシリーズと違い、モチーフの縁取りを生かしたデザインです。石がついていないため見た目はとてもシンプル。素材はイエローゴールドで、肌なじみの良さがうれしいですね♪
こちらは他のアルハンブラシリーズに比べると人気はすこし下がりますが、買取り市場でも度々出回っており、買取相場自体は悪くはないようです。
おわりに
アルハンブラコレクションとひと言でいっても、さまざまなシリーズが買取り市場で取引されています。
お手元に、不要になってしまったアルハンブラネックレスがある場合は、買取店に相談してみてはいかがでしょうか?