プラチナジュエリーは一生もの!ずっと大切にしたいですよね。
プラチナは化学的に安定した金属で酸にも強いため、変質や変色の心配がほとんどなく、輝きが持続されると言われています。
そのためハイブランドジュエリーや婚約・結婚指輪に使用されることが多い素材です。
しかしそんなプラチナでも、丁寧にケアしなければ美しく保つことはできません。
そこで今回は、プラチナジュエリーを美しく保つためのお手入れ方法や保管方法をご紹介します。
目次
お手入れはバッチリ!今すぐ査定
長く愛用できるプラチナの特徴
ハイブランドジュエリーや婚約・結婚指輪に使用されることが多いプラチナ。
プラチナの特徴に沿ってその理由に迫ります。
プラチナは純度が高いほど柔らかく、傷がつきやすいのが特徴です。
プラチナジュエリーの純度はPt850、Pt900、Pt950、Pt999の4つに分類されます。
数字が大きくなるごとに高純度のプラチナになります。
▼プラチナの純度について詳しくはこちら▼
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柔らかい素材
プラチナは摩耗しませんが、柔らかい素材であるため、強い衝撃を受けると変形してしまう場合があります。
激しいスポーツや力仕事の際には、できるだけ外すことをオススメします。
「プラチナは頑丈な素材」と思い込まずに大切に扱いましょう。
変質や変色が少ない素材
変質や変色が少ないプラチナ。
汗や化粧品はもちろんですが、硫黄成分にも強いため温泉でも変色の可能性が少ないです。
ごくまれに変色してしまうケースも見られますが、ジュエリーの強度を強めるために混ぜた他の金属が反応して変色する可能性があります。
希少価値が高くプレミアムな素材
プラチナが取れる産地は世界中を探してもほんのわずかです。
純度の高いものは更に希少価値が高く、耐久性もあり長く愛用していただけます。
毎日のお手入れ方法と保管方法
プラチナは変色しにくい素材ですが、日々の汚れや無数の小さな傷でくすんでくることもあります。
プラチナのネックレスやリングを手に入れたら、毎日数分のお手入れを心掛け、保管方法も工夫しましょう。
毎日のお手入れ方法
毎日のお手入れとして、使用後に柔らかい布で拭くのがオススメです。
傷によりくすんで見える場合は、小鹿の革を植物油でなめした「セーム革」で優しく磨くとキレイに保つことができます。
プラチナジュエリーの保管方法
宝石や他のジュエリーとぶつかり合わないように、小さな袋に個別に保管するのがベストです。
ジュエリーケースを使うとより安全に保管できます。
また日の当たる場所や湿度の高い場所での保管は避けるようにしましょう。
プラチナの汚れが少し目立ってきたら洗浄する
毎日お手入れをしていても、汚れが原因で黒ずんで見えてしまうことがあります。
特に、繊細な細工が施されたジュエリーは毎日の使用で汚れが詰まりやすくなることも…
汚れが目立ってきたら、毎日のお手入れと合わせて定期的に洗って汚れを落としましょう。
プラチナジュエリーの洗い方
【用意するもの】
・中性洗剤
・柔らかい布(2枚)
・柔らかい歯ブラシ
・洗面器
【お手入れ手順】
1.洗面器に水を張り、中性洗剤を数滴入れる
2.中性洗剤を入れた水の中にジュエリーを浸し、柔らかい布や歯ブラシを使って優しく汚れを落とす
3.汚れが落ちたら水で十分にすすぎ、乾いた柔らかい布でしっかりと水気を拭き取る
宝石がついているプラチナジュエリーは要注意
プラチナジュエリーに何か宝石がついている場合、お手入れには注意しましょう。
ダイヤモンド、ルビー、サファイアの場合は中性洗剤を使ったお手入れが可能ですが、他の宝石は水に弱い場合があります。
特に水に弱いエメラルドはエンハンスメント(含侵処理)をおこなっていることが多いので、洗わずに乾いた布でお手入れするのが基本です。
それ以上のお手入れ方法は、購入店や専門店に相談しましょう。
【お手入れに注意が必要な宝石】
・エメラルド
・オパール
・真珠
・琥珀(こはく)
・さんご
・ラピスラズリ
・トルコ石(ターコイズ)
・マラカイト
輝きが失われてきたら専門店でスペシャルケアを
毎日のお手入れや中性洗剤でのお手入れをしていても、長年使用することで輝きが失われる可能性もあります。
また磨きすぎてしまうと少しずつ擦り減ってしまいます。
輝きや形を持続させるためにも、時々専門店にスペシャルケアをしてもらうと良いでしょう。
プラチナジュエリーは普段のお手入れで末永い輝きを
プラチナ製のリングやネックレスのお手入れは、「拭く」「磨く」「洗う」のが基本。
それだけで自然な輝きと清潔さを保つことができます。
お手入れと保管に注意して、プラチナジュエリーを長く愛用してください。