Cartierは世界5大ジュエラーとして知られるジュエリーブランドです。
老舗ジュエラーとして人気を集めるのはもちろん、時計業界の中でも先駆者的存在と言えます。
宝飾を活かしたデザインの美しさと、機能性を備えた実用的な時計作りを行っており、時計専門メーカーにも引けを取らない実力を持ち、レディースウォッチ・メンズウォッチともに注目を集めています。
時計をラインナップしているジュエリーブランドは他にもありますが、多くはレディースウォッチがメインでメンズウォッチは少し物足りない印象を受けることも。
しかしCartierは、タンクフランセーズやベニュワールなどレディース向け時計はもちろん、サントスやカリブル ドゥ カルティエなどメンズ時計も人気がある稀有なブランドです。
そのため恋人や夫婦で、ペアウォッチとして着用する方も多くいらっしゃいます。
多くのモデルでは複数のサイズがラインナップされているため、自分にあったサイズを見つけられるのもCartierの時計の魅力です。
とは言え、モデル数が多く「どの時計を選べばよいのかわからない」と悩んでしまう方も多いでしょう。
今回はそういった方に向けて、Cartierの時計を選ぶときの3つのポイントと、レディース・メンズ向けのおすすめモデルや特徴を紹介します。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
- 1 カルティエ(Cartier)の時計を選ぶときのポイント3つ
- 2 カルティエ(Cartier)の人気レディース時計10選!
- 2.1 カルティエの人気レディース時計1:タンク フランセーズ
- 2.2 カルティエの人気レディース時計2:パンテール ドゥ カルティエ
- 2.3 カルティエの人気レディース時計3:タンク アングレーズ
- 2.4 カルティエの人気レディース時計4:サントスドゥモワゼル
- 2.5 カルティエの人気レディース時計5:バロンブルー ドゥ カルティエ
- 2.6 カルティエの人気レディース時計6:タンク マスト
- 2.7 カルティエの人気レディース時計7:ミスパシャ
- 2.8 カルティエの人気レディース時計8:ベニュワール
- 2.9 カルティエの人気レディース時計9:ロードスター
- 2.10 カルティエの人気レディース時計10:ロンドソロ ドゥ カルティエ
- 3 カルティエ(Cartier)の人気メンズ時計10選!
- 4 カルティエ(Cartier)の時計を中古で買うならここがおすすめ!
- 5 カルティエ(Cartier)の時計を高価買取してもらうコツは?
- 6 カルティエ(Cartier)の時計を正規店で修理するといくらかかる?
- 7 カルティエ(Cartier)のアンティーク時計3選をご紹介
- 8 カルティエ(Cartier)の時計を着用している芸能人
- 9 カルティエ(Cartier)の時計についてのまとめ
カルティエ(Cartier)の時計を選ぶときのポイント3つ
まずは、カルティエの時計を選ぶ際の3つのポイントから確認していきましょう。
カルティエの時計の選び方1:コレクションで選ぶ
- タンクシリーズ:直線的なデザインと角型が特徴
- サントスシリーズ:世界初の男性用腕時計として誕生した背景をもつコレクション
- パシャシリーズ:高防水時計として生まれたコレクション
- ベニュワール:フランス語で浴槽を意味する優美なデザインが特徴
- バロンブルー:風船をイメージした丸みを帯びた形が特徴
- カリブル ドゥ カルティエ:自社製ムーブメントを搭載したメンズ専門コレクション
- ドライブ ドゥ カルティエ:自動車をモチーフにしたコレクション
カルティエの時計は、レディース・メンズ双方に多数のコレクションがラインナップされています。
まずは自分がどのコレクションの時計が好みかを見つけてみると良いでしょう。カルティエの主なコレクションは上記の通りです。
女性に人気なのは、タンクフランセーズ。戦車をモチーフにした角型のケースと直線的なデザインが特徴です。
ケース素材もオーソドックスなステンレスから、ステンレス×ゴールドのコンビ素材まで幅広くあります。
また、インデックスやベゼルにダイヤが施されたモデルや、文字盤にマザーオブパールを用いたモデルもあるため、自分好みのデザインを見つけることができます。
男性に人気なのは、カリブル ドゥ カルティエ。2010年にカルティエ初となる本格メンズ時計コレクションとして登場しました。
特徴は、カルティエ初の自社製ムーブメントを搭載していること。カルティエは社外ムーブメントを使っていましたが、2001年に自社工房を設け完全自社製ムーブメントの製造に乗り出しました。
自動巻きキャリバーを搭載したカリブル ドゥ カルティエは、カルティエファンだけでなくムーブメントにこだわる「メカ好き」の男性たちの心も掴んでいます。
カルティエの時計の選び方2:ケースサイズで選ぶ
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カルティエの時計は、同じモデルでもサイズが豊富にあります。
サイズの種類は、「SM」「MM」「LM」「XL」の4種類。モデル名の後ろに表記されていることが多いです。
基本的に「SM」はレディース向け、「MM」は男女兼用、「LM」と「XL」はメンズ向けとなっているため、サイズを選ぶ際の参考にすると良いでしょう。
とは言え、「SMは何センチ」と決められているわけではないため、同じ「SM」表記でもモデルによってサイズ感は異なります。
それぞれの時計のケース直径や縦横の寸法を確認したり、実際に着用したりしてサイズ感を確認しておきましょう。
カルティエの時計の選び方3:ベルトの種類で選ぶ
- 金属ブレスレット:丈夫で長持ち、手入れがしやすい
- 革ベルト:金属ブレスレットより軽い、フォーマルシーンに最適
- ラバーベルト:汗や水に強いためマリンスポーツやダイビングに使える
カルティエの魅力は、何と言っても時計のデザインの美しさです。実用性や機能性を備えながら、世界的ジュエラーらしいハイセンスかつオリジナリティの高い時計を楽しめます。
時計のベルトは、その時計の美しさを活かす重要なパーツの一つ。
ベルトは大きく金属製と革製、そしてラバーベルトの3種類に分けられます。それぞれのメリットは上記の通りです。
見た目の好みはもちろん、装着感やスタイルなどを考えて選ぶと良いでしょう。
またカルティエの新しいモデルには、「クイックチェンジシステム」が搭載されています。これは、工具を使わずに簡単にベルトを交換できる仕組みのことです。
さらに金属ブレスレットにはコマの調整が簡単にできる「スマートリンク」が付いています。
これにより、これまではお店や専門工具を用いて行っていたベルト交換やコマ数の調整が、誰でも簡単にできるようになりました。
そのためクイックチェンジシステムを搭載したモデルは替えベルトが付いていることが多く、それぞれのベルトの良さを体感できます。
気分や服装によってベルトの交換が簡単にできるため、「昨日は革ベルトだったけれど、今日は金属ブレスレットにしよう」といった楽しみ方が可能です。
カルティエ(Cartier)の人気レディース時計10選!
まずは、カルティエのレディースウォッチの中でも人気の時計を10個紹介します。
カルティエの人気レディース時計1:タンク フランセーズ
カルティエのレディース向け時計の中で一番人気と言っても過言ではないモデルが、こちらのタンクフランセーズです。
戦車の平面図からインスピレーションを受けたという直線的なデザインが特徴のタンクシリーズ。
そんなカルティエのアイコン的コレクションであるタンクシリーズから1996年に登場しました。
タンクフランセーズは、四角形のケースとそこから流れるようにつながったブレスレットの美しさが魅力。
腕時計としての実用性はもちろん、アクセサリーといっても遜色ない美しさは多くの女性の心を掴んでいます。
また、ローマンインデックスと青針、青のリューズは、これぞカルティエというオリジナリティが感じられるポイント。
ちなみにリューズに付けられた石は「カボション」と呼ばれ、人口石のスピネルやサファイア、ダイヤなどを使用。美しい宝石を用いるところからはジュエラーとしての美意識がうかがえます。
タンクフランセーズは素材や文字盤のカラー、ダイヤの有無など、豊富な種類があるのも魅力です。
自分好みのタンクフランセーズを見つけてみるのも良いでしょう。
カルティエの人気レディース時計2:パンテール ドゥ カルティエ
パンテールシリーズは、カルティエのアイコン的な動物である豹(パンサー)をモチーフにしています。
当初はリングやブレスレットなどジュエリーラインで展開されていましたが、1980年代に腕時計にも登場しました。
ケースの側面は、腕を伸ばした豹の背中から頭、手のラインをイメージしています。
小さめのケースに腕馴染みの良い5列のブレスレットで、一躍人気コレクションとなりました。
2000年代に一旦生産終了となりますが、2017年に復活します。
新旧の見分け方は、モデル名を見ればわかります。モデル名に「ドゥ カルティエ」が付けられているが新しいコレクションです。
新旧で大きなデザイン変更はないものの、仕上げがつや消し加工からポリッシュ加工になっているため、新しいパンテールドゥカルティエのほうがより全体が輝きジュエリー感が増しています。
同じくパンテールのリングやネックレスなど、アクセサリーとあわせて着用するのも良いでしょう。
現在のパンテールのサイズは、「ミニ(縦25mm×横21mm)」「SM(縦22mm×横30mm)」「MM(縦27mm×横37mm)」の3種類です。
カルティエの人気レディース時計3:タンク アングレーズ
タンクアングレーズは、タンクシリーズの一つ。人気のタンクフランセーズは正方形のケースでしたが、こちらは長方形のケースになっています。
タンクフランセーズ、タンクアメリカンに続いて2012年に登場しました。
モデル名の「アングレーズ」はフランス語で「イギリス風」を意味します。
タンクシリーズには複数の種類がありますが、タンクフランセーズはフランス、タンクアメリカンはアメリカ、そしてタンクアングレーズはイギリスと、それぞれ国を表しているのです。
これは、かつてルイ・カルティエ兄弟がパリ・ニューヨーク・ロンドンに拠点を置いたことに由来しています。
タンクシリーズの特徴であるケースとブレスレットが一体になっている点は共通しています。しかし、丸みを帯びたケースやリューズをケースサイドに取り込んだかのようなデザインは、タンクアングレーズにしかない特徴です。
タンクフランセーズにフェミニンな印象がある一方、タンクアングレーズは力強く凛々しい印象があります。
「タンクフランセーズは少しかわいすぎるかな」「もう少しスタイリッシュな印象の時計が好き」という方は、こちらのタンクアングレーズがおすすめです。
サイズ展開は3種類。「SM(縦30mm×横23mm)」「MM(縦39mm×30mm)」「LM(縦47mm×36mm)」です。
カルティエの人気レディース時計4:サントスドゥモワゼル
人気のサントスシリーズの、レディース向けモデルです。サントス生誕100周年を記念して2005年に誕生しました。
モデル名は、サントスの誕生のきっかけになった飛行家のサントス・デュモン氏の飛行機「ドゥモワゼル号」に由来しています。
スポーティな印象のあるサントスを華やかなドレスウォッチへと昇華しており、女性からの人気も高いコレクションです。
ブレスレットは5つのコマが組み合わせられており、鏡面仕上げも相まってドレッシーな印象があります。
他のサントスシリーズよりもケースサイズは小さめで、ステンレスとイエローゴールドとのコンビやマザーオブパールを文字盤に採用したモデルなどが展開されています。
パンテールと見た目が似ていることから、「両者の違いを知りたい」と質問をいただくこともあります。
一番わかりやすい違いとしては、ベゼルのビスの有無です。パンテールはベゼルにビスがあるのに対し、サントスドゥモワゼルはビスがないため、すっきりした印象があります。
また全体的なデザインやディティールを見ていくとパンテールが曲線的なのに対し、サントスドゥモワゼルは直線的であることがわかります。
これはパンテールが豹をイメージして作られたのに対し、サントスドゥモワゼルは直線的なアール・デコのデザインをベースにしているからと考えられます。
2017年にパンテールが復活したことで生産終了となりましたが、現在でも人気の高いコレクションです。
サイズは、通常サイズのサントスドゥモワゼル(縦28mm×横20mm)と、一回り小さいミニサントスドゥモワゼル(縦24.0×横18.7mm)がラインナップされています。
カルティエの人気レディース時計5:バロンブルー ドゥ カルティエ
バロンブルーは、フランス語で「青い風船」を意味する言葉です。その名前の通り、ぷっくりと膨らんだかのような丸いケースが特徴です。
時計のケースだけでなく、ガラスやリューズ、裏蓋にいたるまですべてが曲線で構成されています。
女性らしい丸みを帯びたケースと、気品のある美しいデザインはとくに大人の女性から人気の高いコレクションです。
発売当初はステンレスとイエローゴールドのコンビやゴールドのみの素材など、ハイエンドに分類される立ち位置でしたが、人気が高かったため、その後ステンレスモデルもラインナップされるようになりました。
カルティエを象徴するローマンインデックスのスタンダードなデザインから、ベゼルやインデックスにダイヤを配したラグジュアリーなデザインまで、ラインナップが豊富なのも魅力です。
また、女性向けのモデルと思われることが多いですが、男性向けのモデルもラインナップされており、ペアウォッチとして着用するカップルの方も多くいらっしゃいます。
サイズは、SM(ケース径28mm)、MM(ケース径33~37mm)、LM(ケース径39~42mm)、XL(ケース径44~46mm)が展開されています。
カルティエの人気レディース時計6:タンク マスト
人気のタンクシリーズから、2021年に新たに誕生したのがタンクマストです。
1970年代にタンクシリーズから「レ マスト ドゥ カルティエ」が登場しました。
このモデルは、それまで貴族や富裕層向けに展開していたカルティエが、顧客層を広めるために一般層に向けに生み出したデュフュージョンモデルです。
その中でもとくに人気だったモデルが「マストタンク」。銀素材に厚い金の膜を張ったヴェルメイユ技法を用いたケースが特徴で、1970年代後半から2000年代まで長らく愛されてきたコレクションでした。
タンクマストは、このマストタンクのようにお手頃に手に入れられる価格帯と、タンクの歴史を受け継ぐモデルとして2021年に新たに登場しました。
タンクマストは、同年に生産が終了したタンクソロと似た印象のため、比較されることも多いですがタンクソロよりも丸みが強調され柔らかい印象があります。
クォーツと自動巻きモデルがラインナップしていますが、自動巻きであっても厚みが8.4mmと薄型である点も魅力です。
デザインも、カルティエの特徴であるローマンインデックス・レイルウェイを備えたものから、それらを持たないシンプルを極めたものまで幅広く取り揃えています。
タンクマストを紹介する上で、もう一つ外せないのがタンクマスト ソーラービート。こちらはその名の通り、光充電で駆動するカルティエ初のソーラー時計です。
一般に、ソーラー時計の寿命は短いと言われていますが、タンクマスト ソーラービートは修理が必要になるまで16年間使用できるという驚異の長さを誇っています。
ソーラーモデルの時計は、太陽光を文字盤から吸収して駆動するため、通常とは違った質感になってしまうという弱点がありますが、タンクマスト ソーラービートは、自動巻きやクォーツのタンクマストと比べてもほとんど遜色ない外観です。
サイズ展開はSM(縦29.5mm×横22mm)、LM(縦33.7mm×横25.5mm)、XL(縦41mm×横31mm)があります。
「マストタンクヴェルメイユのデザインが好き」「できるだけ時計の維持にかける手間を省きたい」という方におすすめです。
カルティエの人気レディース時計7:ミスパシャ
ミスパシャは、カルティエの人気シリーズであるパシャのレディースモデルです。
100m防水に2針のシンプルな文字盤、クォーツムーブメントなど、実用性の高さを確保しながらエレガントなデザインを体現しています。
また、直線的なデザインが多いカルティエの中では珍しいラウンド形を採用しています。
一番の特徴は、リューズに付けられたリューズプロテクター。これはもともとパシャが、カルティエ初の防水時計として誕生したことに由来しています。
リューズからの浸水を避けるためリューズプロテクターが取り付けられ、それをなくさないためにチェーンでケースに固定されているのです。
リューズプロテクターを有したモデルは、カルティエ以外のブランドからも生まれていますが、軍用時計の要素が大きくミリタリーテイストによったデザインがほとんど。
そうしたリューズプロテクターをエレガントなデザインへと昇華させてしまうところは、カルティエだからこそ為せる技だといえるでしょう。
現在のリューズプロテクターはデザインの要素が大きく、リューズプロテクターに据えられたカボションも、ピンクやブルーなど全体のデザインに合わせて付けられています。
また、文字盤も他のモデルがローマンインデックスを使うことが多いのに対し、ミスパシャではアラビアインデックスを採用。
クラシカルなローマンインデックスに対し、よりカジュアルで可愛らしい印象があるのもポイントです。
カルティエの人気レディース時計8:ベニュワール
ベニュワールはフランス語で「バスタブ」を意味する言葉で、優美なオーバル型のケースと曲線を描くブレスレットのフォルムが魅力的なモデルです。
ベニュワールはステンレス素材のモデルが一切ラインナップされておらず、ゴールド素材のみ展開されているハイエンドモデル。
ダイヤや宝石をふんだんにあしらったデザインも多くラインナップされています。
ゴールド素材に宝飾が施された時計と言うと、派手すぎる印象を抱くかもしれませんが、ベニュワールには落ち着いた高級感が漂っています。
タンクやサントスのように直線的なデザインの時計が多い中、ベニュワールはどこまでも曲線美にこだわっており、女性らしい柔らかな印象。
ブレスレットも他のモデルとは一線を画す作りになっており、手首の内側から見ても美しい外観になっています。
また長らく初代モデルのデザインを変えずに続いてきましたが、2009年にモデルを刷新。
丸くふくよかなケースフォルムをシャープに、ローマンインデックスを一回り大きくしベニュワールの意匠を残しながらモダンな雰囲気にアップデートしています。
「ワンランク上の優美な時計がほしい」「美しさを極めたドレッシーな時計が好き」という方におすすめです。
サイズは、ミニ(縦25.3mm×横20.79mm)、SM(縦31mm×横23mm)、LM(縦44mm×横34mm)の3種類で展開されています。
カルティエの人気レディース時計9:ロードスター
ロードスターは、カルティエのスポーツモデルとして登場しました。当初はメンズ向けのコレクションでしたが、女性からの人気も高かったため、後にレディースモデルも展開されるようになりました。
クラシックなオープンカーからインスピレーションを受けた曲線美のケースは、スポーティな時計を求める女性から人気を集めています。
文字盤も、カジュアルなアラビアインデックスや女性らしいピンクのものまで幅広い種類があります。
サイズはSM(縦37mm×横30mm)とミニロードスター(縦38mm×横32mm)がラインナップ。
カルティエの時計の中ではリーズナブルな価格で入手できるのも魅力です。
現在は生産が終了していますが、中古での流通量は比較的多く20万円代で手に入れることができます。
「価格を抑えてスポーティな時計を手に入れたい」という方におすすめです。
カルティエの人気レディース時計10:ロンドソロ ドゥ カルティエ
ロンドソロ ドゥ カルティエは、「カルティエらしい時計が欲しいけど、定番モデルは外したい」という方にピッタリのコレクションです。
文字盤のローマンインデックスや分目盛りを表すレイルウェイ、ブルースピネルが取り付けられたリューズなど、「カルティエらしさ」が時計の随所に盛り込まれています。
カルティエのラウンド型ケースには、他にもパシャやバロンブルーといったモデルがありますが、リューズプロテクターやケースの形状など、独創的なデザインを貫いています。
一方、ロンドソロ ドゥ カルティエはラウンド型かつ「これぞカルティエ」というデザインを全面に押し出しているのが特徴です。
タンクシリーズやパシャなど、定番モデルと比べると人気は落ち着いているため、人とかぶりにくいのもポイントです。
「シンプルなラウンド型時計がほしい」「カルティエらしいスタンダードな時計がほしい」という方におすすめです。
カルティエ(Cartier)の人気メンズ時計10選!
続いてカルティエのおすすめメンズ時計を紹介します。
カルティエの人気メンズ時計1:カリブル ドゥ カルティエ
カリブル ドゥ カルティエは、ブランド初の自社開発ムーブメントを搭載したコレクションとして登場しました。
カルティエは、長年に渡り社外ムーブメントを採用してきましたが、2001年に自社でムーブメントの設計・開発・製造をできる拠点「カルティエマニュファクチュール」を設立。
長年に渡り自社開発ムーブメントの製造を進め、2010年にブランド初となる自社開発ムーブメント、Cal.1904MCを生み出しました。
Cal.1904MCは毎時28,800振動に、ツインバレルと呼ばれる香箱を2個搭載したことによってパワーリザーブ約48時間を実現した優れたムーブメントです。
カリブル ドゥ カルティエはこのムーブメントを搭載しています。
これまでカルティエは、メンズレディースにとらわれることのない時計を展開してきましたが、カリブル ドゥ カルティエはメンズ専門のコレクションとして登場。
スタイリッシュでハイセンスなデザインと、時計好きをも満足させる作りの自社開発ムーブメントで、登場するや、瞬く間に人気を集めました。
カルティエらしい優美なデザインでありながら、他のコレクションとは一線を画す男らしい無骨なデザインも人気が高く、ステンレスブレスレットだけでなく落ち着いた革ベルトも似合います。
また、裏蓋はシースルー仕様になっているためムーブメントを鑑賞できるという楽しみも。
派生モデルに、ダイバーズウォッチをラインナップしているのもポイント。300m防水ケースに逆回転防止ベゼル、ベゼルや針、インデックスには夜光塗料が施されています。
青のベゼルやラバーストラップのモデルなど、種類の幅が広いのも魅力です。
カルティエの人気メンズ時計2:タンク MC
タンクMCは、カルティエの自社開発ムーブメントが搭載されたコレクションです。
名前にあるMCはズバリ「マニュファクチュール」を意味しています。マニュファクチュールとは、時計の設計から開発・製造まですべて行う会社のこと。
普通に思われるかもしれませんが、時計の各パーツの設計や製造は製造会社に依頼し、最終工程の組み立てだけを行うというブランドがほとんどです。
時計を専門にする大手メーカーでも、マニュファクチュール体制を作り上げているのは少ないなか、カルティエは専門企業に劣らないクオリティのムーブメントを生み出しています。
タンクMCは、そんなカルティエのムーブメント技術の高さを堪能できるコレクションです。
2013年誕生と、歴史あるタンクシリーズの中では最近のコレクションですが、とくに「メカ好き」の男性から高い評価を得ています。
カルティエの歴史あるタンクシリーズのデザインを受け継ぎながら、内部のムーブメントにもこだわっており、「時計は機械である」ということを認識させてくれます。
「クォーツ式ではなく機械式時計が好き」「時計はムーブメントで選びたい!」という方におすすめです。
カルティエの人気メンズ時計3:サントス ドゥ カルティエ
サントスは、1904年に誕生した世界初のメンズ腕時計として知られています。
誕生のきっかけは、3代目のルイ・カルティエの友人であり飛行家のアルベルト・サントス・デュモンからの依頼です。
「飛行機の走行中、操縦桿から手を離さずに時間を確認したい」という彼の要望を受け、誕生しました。
サントスの特徴であるケースやブレスレットに打たれたビスは飛行機のボディを繋ぐパーツから来ています。
実は、サントス以前にも1880年にジラール・ペルゴがドイツ皇帝からの依頼で腕時計を製作するなど、腕時計自体は存在していました。
しかしそのどれもが、懐中時計にベルトを通す金具をつけただけのものでした。サントスは時計のケースの形を四角にし、ベルトを通すためのラグを作り、そこにベルトを付けました。
懐中時計の域を抜け出せないところから、「腕につける」ことを考えデザインされた点で、サントスは腕時計の歴史を進化させたと言えます。
サントス ドゥ カルティエは2019年に新たに生まれ変わった最新のサントスです。
一番の特徴は、瞬時にベルト交換ができるクイックチェンジシステム。そして金属ブレスレットには、コマの調整が工具無しでできるスマートリンクを搭載しています。
サントスドゥカルティエは、ステンレスブレスレットと革ベルトどちらの相性も良いため、シーンや服装によって付け替える楽しみもあります。
カルティエの人気メンズ時計4:ドライブ ドゥ カルティエ
ドライブ ドゥ カルティエは、自動車をモチーフにしたコレクションです。自社開発ムーブメントを搭載しており、シースルーバックからムーブメントを鑑賞できます。
1930年代に流行したクッション型ケースをアレンジし、2016年に登場しました。
歴史の長いカルティエの中で比較的最近のモデルですが、すでにカルティエには外せない一大コレクションとなりつつあります。
美しい曲線を描いたクッション型ケースが特徴。横幅が縦幅よりもわずかに大きく、わずかな違いによって力強いフォルムを演出しています。また手巻きムーブメントが、わずか6.6mmの厚さという点も見逃せません。
上品でありながら着用感に優れた力強いデザインはスーツやフォーマルシーンに合うため、ビジネスマンの方から人気があります。
また、シンプルな手巻きの2針をはじめ、GMTやムーンフェイズなど、さまざまな機能を搭載したモデルがラインナップされているのも魅力です。
「誰ともかぶらないカルティエの時計がほしい」「スーツやフォーマルシーンに合う時計を探している」という方におすすめです。
カルティエの人気メンズ時計5:パシャ ドゥ カルティエ
パシャ ドゥ カルティエは、1985年に登場したコレクション。当初はゴールドモデルのみのラインナップでしたが、人気が高まったことでステンレスモデルやレディース向けモデルなどを展開していきました。
パシャ ドゥ カルティエは、登場時から長年意匠を大きく変えずにいましたが、2020年にモデルを刷新。さらに進化を遂げました。
一番の目玉は、生産終了となっていたメンズコレクションが復活したことです。
さらに、今回の新作でメンズと男女兼用モデルのパシャCも復活し、大きな話題となりました。
新たなパシャは光沢のある部分とない部分のバランス感が取れており、スポーティとエレガントの中間をいく外観になっています。
また、パシャの一番の特徴であるリューズプロテクターの土台がケース内部に埋め込まれたことにより、すっきりとしたシルエットに進化。ワンタッチでベルト交換ができる、クイックチェンジシステムも搭載され、実用性の高さも魅力です。
パシャ ドゥ カルティエのサイズは35mmと41mmで展開されています。
どちらも機械式ムーブメントを搭載し、シースルーバックでムーブメントを鑑賞できるため、機械式時計好きの方にもおすすめです。
カルティエの人気メンズ時計6:タンク ソロ
タンクソロは、カルティエの入門機としても人気の高いコレクションです。人気のタンクシリーズの一つであり、シリーズの特徴を抑えたデザインが特徴です。
タンクソロに似たコレクションに、タンク ルイ カルティエがあります。こちらはカルティエの三代目経営者であるルイ・カルティエの名前を冠しており、当時の意匠を色濃く受け継いでいるのが特徴です。
一方タンクソロは、タンクシリーズのデザインをモダンにアレンジしています。
ベゼルが丸みを帯びていてドレッシーな印象があるタンクルイカルティエに対し、タンクソロはフラットでスタイリッシュな印象が強くあります。
素材も、タンクルイカルティエはステンレスをラインナップせずにゴールド素材だけ。一方タンクソロはステンレス素材が中心で、クォーツモデルは定価30万円代とお求めやすい価格帯です。
サイズはSM(縦31mmx横24.4mm)、LM(縦34.8mmx横27.4mm)、XL(縦40.85mmx横31mm)の3種類。
革ベルトとの相性も良いため、スーツやフォーマルシーン向けの時計を探している方からも人気のあるモデルです。
「初めての高級時計を探している」「お得にハイブランド時計を手に入れたい」という方におすすめです。
カルティエの人気メンズ時計7:バロンブルー ドゥ カルティエ
「青い風船」を意味するバロンブルーは、女性向けコレクションというイメージが強いですが、実際には男性からも人気の高いコレクションです。
名前の通り風船のように丸みを帯びたケースと、ベゼルに組み込まれたリューズが特徴です。ケースの側面だけでなくガラスや裏蓋にも膨らみを持たせているため、着用感に優れています。
ステンレススチール素材のブレスも人気ですが、黒や青のアリゲーターベルトは、シックな印象になるためスーツにもぴったりです。
サイズは、SM(ケース径28mm)、MM(ケース径33~37mm)、LM(ケース径39~42mm)、XL(ケース径44~46mm)がありますが、この中でも細かいサイズ展開がされています。
それぞれ明確にレディース・メンズの区分けがされていないため、自分の腕のサイズにあった一本を探してみましょう。
またクロノグラフやムーンフェイズなど機能を搭載したモデルや、文字盤が黒やダークブルーなどの豊富なカラー展開があるのもポイントです。
カルティエの人気メンズ時計8:ロードスター
ロードスターは、2002年にラインナップされた比較的新しいモデルです。
1960年代のスポーツカーからインスピレーションを受けたデザインが特徴で、パシャに続くスポーツラインのモデルとしてラインナップされました。
独特のケース形状は、亀の甲羅をイメージして作られたモデル、トーチュが元になっていると言われています。
両者を比べてみると、ドレッシーな印象が強いトーチュに対し、ロードスターはスポーティで力強い印象があるのがわかります。
当初はメンズ向けのコレクションとして発売されましたが人気が高く、後にレディース向けのモデルも登場したほどです。
また、ロードスターはいち早くワンタッチ式のベルト交換機能を備えたモデルでもありました。
現在では多くのブランドでこの機能を搭載したモデルをラインナップしていますが、ロードスターが登場した当時はあまり見られず、むしろロードスターが、現在のワンタッチ式ベルトの流れを作ったとも言われています。
現在は生産が終了しているため、購入希望の方は中古市場で探してみてください。
ラインナップもスタンダードなローマンインデックスのモデルから、カジュアルなアラビアインデックスのモデルまで、幅広く展開されています。
カルティエの人気メンズ時計9:ロンド ドゥ カルティエ
ロンドソロから進化した形で登場したのが、ロンド ドゥ カルティエです。
大きくロンド マスト ドゥ カルティエとロンド ルイ カルティエに分かれており、前者は普段使いしやすいコレクションで、後者はゴールドやダイヤなどをあしらったドレッシーなコレクションです。
ロンド マスト ドゥ カルティエはロンドソロと似ていますが、全体的なフォルムが丸くなり、よりボリュームとエレガントさが増しています。
また、ケースとブレスレットの一体感が強くなり、流れるようなラインが美しいデザインへと昇華されています。
ローマンインデックスにレイルウェイ目盛りが採用され、カルティエの時計を象徴する意匠を存分に堪能できるコレクションです。
サイズは29mm、36mm、40mmがラインナップされています。レディースサイズもあるためペアウォッチとして着けるのも良いでしょう。
タンクやサントスなどの定番モデルよりも人気は落ち着いているため、「定番から少し外したい」「人と被りたくない」という方におすすめです。
カルティエの人気メンズ時計10:サントス デュモン
サントス誕生のきっかけとなったアルベルト・サントス=デュモンの名前を冠したシリーズです。
一見すると他のサントスシリーズと似ているようにも見えますが、こちらは初代サントスのデザインを踏襲しており、どこかクラシカルな雰囲気を持っています。
パイロットウォッチとして登場した背景を持ちながらも、薄型ケースに革ベルトなど、ドレスウォッチとしてのイメージが強いのもポイントです。
2019年に、モデルを刷新しさらに薄型ケースを追求するためか、クォーツ式を搭載したモデルをラインナップしています。
これまでのカルティエのメンズコレクションでは機械式ムーブメントが中心でしたが、サントス デュモンでは、あえてクォーツ式ムーブメントを搭載。そのため厚さはわずか7.3mmまで抑えられています。
さらに特筆するべくは、約6年もの間電池交換が不要であること。クォーツ式時計は通常2~3年で電池交換が必要ですが、ムーブメント製造会社ヴァル フルリエと共同開発したことにより、長期間電池交換が不要なムーブメントを実現しています。
また、ケースが薄型になった一方でベゼル部分は前方に盛り上がったような形状になり、より立体感のある形状に進化しました。
上品で洗練されたドレスウォッチとしての顔を持っていますが、パイロットウォッチとしての実用性を持っているのも魅力。
ステンレスやピンクゴールドとのコンビなど、素材によってもずいぶん印象は変わります。
サイズはSM(縦38mm×横27.5mm)、LM(縦43.5mm×31.4mm)、XL(縦46.6mm×横33.9mm)の3種類。
価格も50万円台からあり、クォーツ式ムーブメントはお手頃なのも嬉しいポイントです。
カルティエ(Cartier)の時計を中古で買うならここがおすすめ!
カルティエの時計は定価が高めに設定されており、手が届かないと感じている方もいるかと思います。
そんな方におすすめなのが、中古の時計。お手頃な価格でカルティエの人気モデルを入手することが可能です。
中古というと抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんど使用されていない綺麗な状態の時計も多数存在します。
また、生産が終了してしまった人気モデルや限定品も中古であれば入手できる可能性があります。
中古の時計を購入する際に注意したいのが、購入後の保証の有無です。
時計は購入後に動作の不具合が発生する可能性もあります。保証がなければ、修理費を自分で負担しなければいないため、保証がある店舗で購入しましょう。
カルティエの中古時計を購入する店舗でおすすめなのが、ギャラリーレア。
ギャラリーレアはブランドリユース店として、カルティエの時計を数多く取り扱ってきた実績があります。
また購入後に通常使用で不具合が発生した場合、保証期間内であれば無償で対応してもらえます。
全国に複数ある店舗をはじめ、インターネット上でもカルティエの時計を取り扱っていますので、気になる方は、自分のほしいモデルの在庫がないかチェックしてみましょう。
カルティエ(Cartier)の時計を高価買取してもらうコツは?
- ブランド時計を専門に扱う買取店に依頼する
- 箱や保証書などがあれば必ず一緒に持ち込む
- 自分で取り除ける汚れは綺麗にしてから売る
「今使っているカルティエの時計を売却して新しい時計を買いたい」と考えている方もいるかと思います。
カルティエはリサイクルショップや質屋などさまざまな店舗で買取をしていますが、ブランド品専門の買取店に依頼したほうが高価買取につながりやすいです。
なぜなら、査定をする買取スタッフの知識と経験量がブランド品専門店のほうが圧倒的に多いため、時計の価値を見極めることができるからです。
またブランド時計を専門に取り扱っているため、店舗に蓄積されているデータの数もブランド品専門店のほうが多いのも見逃せません。
数ある専門店の中で、とくにおすすめなのがブランド買取のギャラリーレアです。
ギャラリーレアは長年にわたり、カルティエの時計をはじめとしたブランド時計の買取を行ってきました。
在籍している買取スタッフは、カルティエの時計に精通しているため、安心して査定を任せられます。
「まだ売却しようか迷っている」「とりあえずいくらで売れるのか知りたい」という方は、電話やメール、LINEで概算額を教えてもらえるので、まずは気軽に問い合わせをしてみましょう。
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カルティエ(Cartier)の時計を正規店で修理するといくらかかる?
カルティエの時計が壊れてしまった場合、正規店に修理を依頼できます。ここでは正規店の修理費がいくらなのかを紹介します。
カルティエ正規店での時計修理にかかる料金1:オーバーホール
駆動方式 | オーバーホール料金 |
---|---|
クォーツ式ムーブメント | 39,160円~ |
機械式ムーブメント | 64,900円~ |
カルティエのような高級時計であっても、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
なぜなら時計はたくさんの小さな部品が組み合わさって動いているため、一部の部品に少しでも不具合があると連動して他の部品にも悪影響を及ぼすからです。
そのため問題なく時計が動いていても、メンテナンスで動きが悪くなっている部品を見つけ出し、故障する前に部品を交換しておくことが重要です。
カルティエの正規店では、5年に1度オーバーホールを行うことを推奨しています。
オーバーホールを怠ると、重大な故障に繋がってしまいます。故障した場合、壊れた部品を取り替える必要がありますが、交換部品にはこのオーバーホール代に加えてそれぞれ費用がかかるため、修理費が高くなってしまいます。
一見、費用は高く見えますがオーバーホールをせずに故障した場合のほうが高額になってしまうため、定期的にオーバーホールされることをおすすめします。
カルティエ正規店での時計修理にかかる料金2:電池交換
修理内容 | 料金 |
---|---|
電池交換 | 5,170円~ |
クォーツ式ムーブメントの電池が切れてしまったときの電池交換費用は上記の通りです。
カルティエ正規店の電池交換には、電池を新しいものに替えるだけでなく、機械や機能の点検、防水モデルの場合は防水機能のテストが含まれます。
またベルトの調整や金属ブレスレットの超音波洗浄も含まれるため、希望の方は受付の際に伝えるようにしましょう。
カルティエ正規店の電池交換の推奨頻度は、3年に1度です。
カルティエ正規店での時計修理にかかる料金3:ストラップ交換
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カルティエ正規店でストラップを交換する場合、オンラインでの販売は行っていないため店舗に時計を持ち込む必要があります。
カルティエの正規店では、一人ひとりの腕のサイズに適したストラップを職人や専門スタッフが調整します。
費用は、アリゲーターストラップで30,000円~ですがカラーやモデルによって価格は異なるため、気になる方は正規店に問い合わせしてみると良いでしょう。
ただし、オーダーに2~8週間、調整と交換に2週間かかるため注意が必要です。モデルによっては海外からの取り寄せになるため、6ヶ月以上待つこともあります。
なるべく早くストラップを交換したいという方は、カルティエの各モデルに対応した社外ストラップも視野にいれましょう。
カルティエ(Cartier)のアンティーク時計3選をご紹介
身に着けて良し、コレクションとして飾っても良し。そんなアンティーク時計に興味はあるものの、なかなか手を出せない人も多いはず。
ここでは歴史あるカルティエのアンティーク時計を3つご紹介しますので、その魅力に触れてみてください。
カルティエのヴィンテージ時計1:サントス
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世界初の男性向け腕時計として誕生したカルティエの歴史的モデルであるサントス。
100年以上に渡り愛され続けており、現行だけでなくヴィンテージモデルも大変注目されています。
サントスのヴィンテージモデルの中でも特に人気が高いのが、1970年代後半頃から発売されたこちらのモデル。
こちらのヴィンテージのサントスは、エレガントさと武骨さが共存しているようなスポーティなデザインが魅力的な時計と言えるでしょう。
現行と比べ、ベゼルやブレスレットに施されたビスが大きめであること、ブレスレットのコマがフラットであることが特徴です。
この時代、高級時計=ゴールドケースだったのですが、カルティエはこのモデルで当時画期的だったゴールド×ステンレス(コンビ)に挑戦し一躍人気となったモデルでもあります。
カルティエのヴィンテージ時計2:タンク ルイ
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タンクルイは中古市場にも多数出回っており、比較的手に入れやすいヴィンテージ時計と言えるでしょう。
様々な年代のタンクルイがありますが、1970年より前のモデルには、貴金属の板を折り曲げて作られた四角のケースにラグ部分を溶接するといった、ジュエリーの製作技術が用いられており、ジュエラーであるカルティエの原点を垣間見ることができます。
製造された年代によってローマ数字の形や「MADE IN FRANCE」の刻印の有無など細かい部分で違いはあるものの、デザインが大きく変わることはなく、タンクルイらしいシンプルかつエレガントな雰囲気が漂います。
ヴィンテージのほとんどは非防水なので使用時には注意が必要ですが、そんな年代物の時計を気づかい、時にメンテナンスに時間をかける。そんな時間も含め愛おしいと思える時計です。
カルティエのヴィンテージ時計3:ディアボロ
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ディアボロはカルティエのボールペンで有名なコレクションですが、同じ名前を持つ時計が存在します。
ディアボロの特徴と言えばコロンとした丸いフォルムと、ケースから伸びた長めのラグ。それぞれのラグとリューズには宝石が合計5つ埋め込まれています。
この特徴的な形は、空中で回転させるジャグリング用の中国ゴマ(ディアボロ)をモチーフとしてデザインされ、名前もそのコマに由来しています。
2000年代には生産が終了しており、現在では大変希少な存在となりました。
生産終了からすでに年数が経過しているため、現在出回っているディアボロのほとんどがヴィンテージ、もしくはヴィンテージ予備軍といっても過言ではないでしょう。
放射線状に施された文字盤のギョーシェ彫りや、今のカルティエでは珍しいブレゲ針を採用するなど、ディテールに至るまでヴィンテージらしく、上品でクラシカルな雰囲気が漂います。
中古市場では50万円前後で出回っていますが、数は多くありません。生産が終了していることを考えるとこれからも数は減少する一方ですので、手に入れたい方は出会った時を逃さないようにしましょう。
カルティエ(Cartier)の時計を着用している芸能人
カルティエの腕時計は、芸能人や著名人の方にも多くの愛用者がいます。
どの腕時計を買おうか悩んでいる方や、芸能人とお揃いの腕時計が欲しい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
米倉涼子さん着用の時計:カルティエ タンク フランセーズ Ref.W2TA0003
戦車の形からインスピレーションを受けたデザインが特徴のタンクシリーズ。
女優の米倉涼子さんが着用されていたRef.W2TA0003は、イエローゴールドが使用され高級感の溢れるモデル。
華やかなドレスはもちろんのこと、カジュアルな服装やスーツなど、様々な雰囲気のお洋服と合わせることができるタンク フランセーズは、ドラマやミュージカル、バラエティと、多岐に渡り活躍される米倉さんらしい1本ですね。
全体をキリっと引き締めるブルーの針とカボションはカルティエならでは。つける人の芯の強さのようにも感じられます。
田中みな実さん着用の時計:カルティエ タンク フランセーズ Ref.W51008Q3
女優としても大活躍中の田中みな実さんが着用するカルティエの時計は、エレガントかつクールな表情を併せ持つ「タンク フランセーズ W51008Q3」
着用している写真をインスタグラムでアップされていました。
ケースとブレスレットがスティールで統一されシャープな印象のこちらのモデルは、田中みな実さんのチャーミングな笑顔の奥にあるしっかりとした信念を体現しているような1本です。
ケースサイズは25mm×20mmと小ぶりなSMで、アクセサリー感覚で身に着けることができます。
コーディネートの邪魔をせず、合わせる服装によってクールにもエレガントにもなるため様々なシーンで活躍してくれる万能時計ですね。
司会から俳優業までこなされる田中みな実さんが選ぶのも納得のモデルでです。
玉森裕太さん着用の時計:カルティエ マストタンクLM Ref.681006
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Kis-My-Ft2のメンバーで俳優としても活躍される玉森裕太さんが、柔軟剤のCMで着用していたマストタンクLM Ref.681006。
ゴールドカラーのケースとアイボリーの文字盤がヴィンテージらしい魅力的なモデルです。
ウェーブがかった玉森さんの髪形と包み込むような優しい笑顔に、どこか柔らかい印象のあるマストタンクがよくマッチしますね。
残念ながら、マストタンクは2004年に廃番となり現在は生産されていません。
玉森さんも着用されていたマストタンクをお求めの方は、ギャラリーレアにお気軽にお問い合わせください。
カルティエ(Cartier)の時計についてのまとめ
まとめ
- Cartierの時計は、コレクションとサイズ、ベルトの種類で選ぶのがおすすめ
- 女性に人気なのはタンクフランセーズ、男性に人気なのはカリブル ドゥ カルティエ
- Cartierの売買におすすめなのはブランド専門リユース店のギャラリーレア
Cartierの時計は、タンクフランセーズやパシャ、サントスなどさまざまなコレクションがあります。まずは自分がどのコレクションのデザインが好みか把握しましょう。
Cartierは明確にレディース・メンズと区分けされているモデルが少なくSM、MM、LMとサイズで展開されていることが多いため、自分の腕にあったサイズの時計を探すのがおすすめです。
また、恋人や夫婦などパートナーとのペアウォッチとしても人気です。
同じモデルでも、文字盤のデザインやインデックス・ベゼルに宝飾が施されたもの、クロノグラフやGMTといった機能を備えたものなど、さまざまな種類があるため、お互いに好みの一本を見つけられます。
Cartierはの時計は生産終了モデルも多いため、選択肢の多い中古での購入がおすすめです。
カルティエ(Cartier)の時計を購入するにあたって、今お使いのブランド時計が不要になる場合は、下取りも対応してくれるギャラリーレアに相談してみましょう。