ブルガリ(BVLGARI)は、イタリアのローマで誕生したブランドです。
1970年から時計製造をはじめ、高い技術力でジュエラーでありながら時計製造でも高級時計ブランドに並ぶ知名度を誇ります。
そんなブルガリ(BVLGARI)の時計の中でもとくに人気を集めているのが「オクト」。
2012年に登場したモデルで比較的歴史は浅いものの、発表からすぐに爆発的な人気を集め、一躍ブルガリの定番コレクションとなりました。
伝説のデザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏が作ったモデルをもとに、ブルガリらしい要素を融合することで、唯一無二のデザインを実現しています。
またデザインだけでなく、高い技術力を存分に活かした薄型ケースも魅力です。
これまで、ケースの薄さの世界記録を何度も塗り替えてきた実績を持ち「薄型時計=ブルガリ」のイメージを浸透させることにも成功しました。
今回は、そんな魅力あふれるブルガリ(BVLGARI)のオクトの魅力や、おすすめモデルを解説していきます。
ブルガリのオクトが気になっているという方はもちろん、ブルガリというブランドが好きな方はぜひチェックしてみてください。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。
目次
ブルガリ(BVLGARI)のオクトとは?特徴3つを徹底解説
ブルガリ(BVLGARI)のオクトは、2012年に登場した新しいコレクションでありながら、圧倒的な人気を誇ります。
ここではオクトが人気を集める理由を、その特徴から紐解いていきます。
ブルガリのオクトの特徴1:デザイン性
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オクトの一番の特徴は、唯一無二のデザインです。
「オクト」はラテン語で「8」を意味する単語で、その名の通り八角形のケースを特徴としています。
複雑な多面体のケースは実に110もの面から成り立っており、優れたデザインと高い技術力が融合していることがわかります。
オクトのデザインの基礎を作ったのは、伝説の時計デザイナーであるジェラルド・ジェンタ氏。
彼の名を冠したブランドが2000年にブルガリの傘下に入ったことで、2004年に「ブルガリ ジェラルド・ジェンタ コレクション」として登場しました。
このモデルをもとに、デザインを再構築して誕生したのがオクトなのです。
当初のモデルではレトログラードをはじめとした複雑機構を搭載していましたが、オクトではシンプルな3針モデルへと変わっています。こうすることで、より手が届きやすい価格となりユーザー層を広めることに成功しました。
また、文字盤をブルガリの代表コレクション、ブルガリ・ブルガリと同じ、12時と6時のみアラビア数字にすることで、よりブルガリらしいコレクションへと進化させています。
他にもベゼルの幅やラグなど、細かい部分にも変化が加えられており、オクトになったことでより進化したと言えます。
ブルガリのオクトの特徴2:7つの世界記録を持つ極薄時計
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時計の薄型化は、ケースやムーブメントの設計、パーツの加工、ムーブメントの組み立てなど時計製造におけるすべての工程で高い技術を求められます。
そのため、薄型時計は歴史ある時計ブランドによる技術の見せ所でもありました。薄型時計といえば、老舗ブランドのドレスウォッチというイメージが定着していたのです。
しかしブルガリは、ジュエリーブランドでありながら、薄型時計の開発に力を注ぎます。
1970年から時計製造に乗り出していたブルガリは、2000年からグループ化に乗り出し、さまざまなケースやブレスレットなどの工房を傘下に収めていきました。
こうして時計専業ブランドでも珍しい、自社で時計の設計からムーブメントの製造までを、一貫して行うマニュファクチュール体制を築きあげました。
2012年にはオクトが誕生し、2014年にはオクトフィニッシモで、さらに超薄型化へと進化していきます。
厚さ1.95mmの手巻きトゥールビヨンを皮切りに、ミニッツリピーターやクロノグラフGMT、パーペチュアルカレンダーなど、2023年時点で7つの世界記録を樹立しており、今後もさらなる記録が期待されます。
ブルガリのオクトの特徴3:豊富なバリエーション
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ブルガリのオクトは、機能やカラー、素材などバリエーションが豊富にあることも魅力の一つです。
高い技術力を活かしたクロノグラフやGMTといった実用的な機能をはじめ、トゥールビヨンやミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーなど複雑機構を搭載したモデルもラインナップしています。
また文字盤のカラーバリエーションも豊富で、ブラックやシルバー、ブルーなどをはじめ、ケースにDLCコーティングを施したオールブラックのモデルなども存在します。
さらに素材もステンレスなどのスタンダードなモデルをはじめ、チタンやゴールドなどもラインナップされています。
ステンレスとゴールドのコンビモデルは、ベゼルやリューズの一部にのみ異素材を組み合わせることで、他にはない美しいデザインへと昇華しています。
金属ブレスレットだけでなく、革ベルトの展開もあるため、季節やスタイルに合わせてつけ替えることも可能です。
機能、カラー、素材など、幅広いバリエーションから好みに合った1本を探すことができるのもオクトの魅力と言えるでしょう。
ブルガリ(BVLGARI)の時計オクトの人気モデル7選
ブルガリ(BVLGARI)のオクトには、さまざまなモデルが展開されています。
ここではとくに人気の高いモデルを7つご紹介します。どのオクトにしようか迷っているという方はぜひ参考にしてみてください。
ブルガリのオクトの人気モデル1:フィニッシモ
オクトの中でもケースの厚みを抑えた薄型時計として登場したのが「オクト フィニッシモ」です。
極薄の自動巻きムーブメントを搭載しており、自動巻きとは思えないほどの薄型を実現しています。
2014年に登場した当初はゴールドを中心に展開されていましたが、その後チタンモデルをラインナップしたことで、一躍ユーザー層を広めることに成功しました。現在ではステンレスのモデルもラインナップされています。
薄型であることはもちろん、ケースとブレスレットが一体型となっているため、優れた着用感も魅力です。
もちろん、オクトの特徴である八角形のケースデザインも受け継がれています。薄型のドレスウォッチが好きな方はもちろん、ラグジュアリースポーツウォッチが好きな方にもおすすめです。
ブルガリのオクトの人気モデル2:ローマ
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スポーティな印象が強いオクトのなかでも、ドレッシーさが際立つモデルが「オクト ローマ」です。
110もの面を持つオクトに対し、オクト ローマは58面に抑えられており、他のオクトよりも丸みを帯びた柔らかさを特徴としています。
なめらかな金属ブレスレットだけでなく革ベルトとの相性もよく、ビジネスやフォーマルなシーンでも着用しやすいモデルと言えるでしょう。
2023年の新作「オクト ローマ オートマティック」では、ブレスレットやストラップが簡単に付け替えられるインターチェンジャブル式を採用するなど、さらなる進化を遂げています。
ブルガリのオクトの人気モデル3:ローマ クロノグラフ
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ドレッシーなオクト ローマをよりスポーティにしたのが「オクト ローマ クロノグラフ」です。
オクトよりも柔らかいケースのフォルムはそのままに、クロノグラフを搭載したことで、スポーティな印象を強めています。
時計の設計からムーブメントの製造、組み立てまで一貫して自社で行うマニュファクチュールのブルガリでは、ムーブメントの開発も積極的に行っています。
新しいオクト ローマ クロノグラフでは、新型ムーブメントのCal.BVL399を搭載。高度な時計技術を活かし、文字盤には伝統的なクル・ド・パリ加工を施しているのも魅力です。
ドレッシーとスポーティ、デザイン性と機能性など、両立の難しい要素を巧みに組み合わせているのは、ブルガリならではと言えるでしょう。
ブルガリのオクトの人気モデル4:フィニッシモ クロノグラフ
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オクト フィニッシモ クロノグラフGMTは、薄さが特徴のフィニッシモにクロノグラフとGMTを加えたモデルです。
2つの実用的な機能を備えながら、ケースの厚みはわずか8.75mmという驚異の薄さを実現しています。
3つ目のインダイヤルを備えており、見た目としては一般的なクロノグラフ時計に見えます。
しかし3時位置のインダイヤルは24時間表示となっており、リューズで文字盤とインダイヤルの時刻を同時に操作することができます。
9時位置のプッシャーを押してからリューズを操作すれば、文字盤のみの時刻調整が可能です。
クロノグラフは、2時位置のプッシュボタンを押すことでスタート、再び同じ箇所を押せばストップ、4時位置のプッシュボタンでリセットできます。
センターセコンドはクロノグラフ秒針、6時位置は30分積算計、9時位置は通常の秒表示となっています。
これだけ多くの機能を操作するプッシュボタンが、全体のデザインに違和感なく馴染んでいるのも、このモデルの特徴。
機能とデザインだけでなく薄型で使い勝手が良いという、時計に求められるあらゆる要素をカバーした優れた1本です。
ブルガリのオクトの人気モデル5:ソロテンポ ブルー文字盤
多面的なケースや一体型ブレスレットなどオクトを象徴する意匠と、さわやかなブルー文字盤が美しいオクト ソロテンポ。
ケースサイズは38mmと着用しやすいサイズ感となっています。
一番の魅力は、文字盤のブルーの色合い。サンレイ加工に加え、ポリッシュ仕上げも施されていて、光を反射し美しく輝きます。
また100m防水と、高い防水性能を備えているため、水辺での使用も可能です。
洗練されたブルーの文字盤は、オンオフ問わずさまざまなスタイルにマッチするでしょう。
ブルガリのオクトの人気モデル6:ジェラルド・ジェンタ
現在のオクトの原型となったモデルが、こちらのジェラルド・ジェンタです。
「時計界のピカソ」と呼ばれる伝説的な時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏によってデザインされました。
彼のブランドが、2000年にブルガリの傘下になったことで、ブルガリから発売されました。
特徴は、現在のオクトにも受け継がれている八角形のケース。ジェラルド・ジェンタ氏といえば、ロイヤルオークやノーチラスなど八角形のベゼルが特徴のモデルを多数生み出しており、彼らしいエッセンスを感じられるデザインとなっています。
現在のオクトとの大きな違いは、文字盤とムーブメント。ユニークなレトログラード式の分表示と、ジャンピングアワーで人気を博したジェラルド・ジェンタらしい機構を備えています。
時刻だけでなく、日付表示もレトログラード表示になっていて、細部にもこだわりを感じられます。
文字盤にはブルガリのロゴだけでなく、ジェラルド・ジェンタのロゴとキャリバー名が記載されているのもポイントです。
ブルガリのオクトの人気モデル7:ヴェロチッシモ
「ヴェロチッシモ」はイタリア語で「最速」を意味する言葉。その名の通り最速の振動数である毎時36,000振動を誇るクロノグラフムーブメントを搭載しています。
搭載ムーブメントの「Cal.BVL328」は、ゼニスの名ムーブメントであるエル・プリメロをベースに、ブルガリが独自にカスタマイズしたもの。ブルガリとゼニスは同じLVMHグループのため実現しました。
ムーブメント名にもなっている328個ものパーツで構成されており、高振動ならではの精度の高さが魅力。また、ガンギ車とアンクルにはシリコンを採用することで、脱進機への負担を軽減し高振動の弱点を克服しています。
シースルーバックの裏蓋からは、クロノグラフムーブメントの動きを鑑賞できますよ。
ブルガリやオクトが好きな方はもちろん、ムーブメントにこだわりたい方にもおすすめの1本です。
ブルガリ(BVLGARI)のオクトの中古価格はいくら?どの時計店がおすすめ?
モデル名 | 型番 | 中古価格 |
---|---|---|
オクト | BGO41S | 約55万円 |
オクト ローマ | OC41C3SSD | 約70万円 |
オクト フィニッシモ | BGO40BPSSXTAUTO | 約140万円 |
「ブルガリのオクトが欲しいけど値段が高いな」と感じている方は、中古で購入するのがおすすめです。
中古というと傷がついていたり、状態が悪かったりするものとお思いの方もいらっしゃいますが、実際は中古でも状態が良い時計も多くあります。
きれいな時計を定価よりも安く入手できるため、できるだけお得にブルガリの時計を購入したいという方におすすめです。
フリマアプリやネットオークションでも入手できますが、コピー品やジャンク品が出品されていることもあるため、購入には注意が必要です。
ブルガリのオクトのような高級時計を購入する場合は、信頼できるリユース店で購入するようにしましょう。
ギャラリーレアは、ブルガリのオクトの購入におすすめのブランドリユース店。オクトをはじめ、ブルガリ・ブルガリ、ソロテンポなどさまざまなブルガリの時計を揃えています。
ギャラリーレア 公式通販サイトで、オクトの在庫があるかどうかチェックできますよ。オクトが気になっている方やほしいブルガリの時計がある方は、下記のボタンからチェックしてみると良いでしょう。
ブルガリ(BVLGARI)のオクトの買取相場はどれくらい?おすすめの時計買取店は?
モデル名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
オクト ソロテンポ ウルトラネオ | BGOP41SG | 40~45万円 |
オクト フィニッシモ クロノグラフGMT | BGO42TXTCHGMT | 100~110万円 |
オクト ヴェロチッシモ | BGO41BSSDCH | 45~50万円 |
ブルガリのオクトは非常に人気が高く、高値で買取してもらえる傾向にあります。
また近年の時計需要の高騰に乗じて、ブルガリの買取相場も上昇しているため、売却を検討している方は、今がチャンスと言えます。
オクトを高価買取してもらうためには、買取店選びも重要です。
ブルガリの買取実績が少ない買取店に依頼すると、相場よりも安い価格で買取されてしまう恐れもあるため、ブルガリの時計の買取経験が豊富な店に査定を依頼するようにしましょう。
ブルガリのオクトの買取でおすすめなのが、ギャラリーレア。
創業40年以上の歴史を持っており、ブルガリのオクトをはじめ幅広い高級時計の買取実績があります。
お手持ちのオクトの買取額が知りたいという方は、LINEの無料査定の利用がおすすめです。まずはお気軽にお問い合わせください。
ブルガリ(BVLGARI)の時計オクトについてのまとめ
まとめ
- ブルガリのオクトは、デザイン性とケースの薄さ、豊富なバリエーションが魅力
- ブルガリのオクトを選ぶ際は、コレクション毎の特徴や素材、カラーで絞ると選びやすい
- ブルガリのオクトの売買ならブランドリユース店のギャラリーレアがおすすめ
ブルガリ(BVLGARI)の人気時計、オクトについて解説してきました。
オクトは、比較的新しいコレクションですが、現在ではブルガリの定番コレクションと言えるほど高い人気を集めています。
伝説のデザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏のアイディアと、ブルガリらしい洗練されたセンスが融合した唯一無二のデザインが特徴です。
また、世界記録を何度も塗り替えてきたケースの薄さも魅力で、高い技術力で時計業界を驚かせています。
そんなオクトは中古市場でも人気が高く、高価買取が期待できます。
手元に使っていないオクトがある方や、今ある時計を売却して新しくオクトを買いたいという方は、買取額が上昇している今が絶好のチャンスです。
ブランド買取のギャラリーレアでは、オクトの買取実績が多数あります。
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