欲しかったあのバッグ、自分へのご褒美に買った憧れのバッグ。 どうせならキレイなままで長く愛用したいものです。
大切なバッグをキレイに保つためには、正しい保管とバッグそれぞれの素材に合ったお手入れが必要です。
しっかりと丁寧にケアすれば、バッグを長持ちさせてあげられます。
それでは保管方法とお手入れのコツについてご説明していきますので、ご参考にしていただけると幸いです。
ブランドバッグの保管方法:収納場所の選び方、型崩れやカビを防ぐ収納術を解説!
バッグを保管する上での大敵。それは「型崩れ」、「カビが生えること」などの傷みです。
型崩れやカビが発生してしまうとバッグの価値が落ちますので、ブランド買取店に査定に出しても高い金額で買い取ってもらいづらくなってしまいます。
何より、せっかく気に入って買ったはずのバッグであっても、使う際にも何となく気持ちが下がってしまいますよね。そういった傷みを防ぐためにも、まずは日頃の保管の仕方を解説していきます。
ブランドバッグの保管方法:バッグの形を崩さない置き方をする
まずはバッグを型崩れさせないための置き場所、置き方についてです。
バッグは立体的に使うものですから、その形状を維持した状態で収納するのが最も傷みの少ない方法です。
重ねたり押し込んだりするのもNG!その形のまま置けるように、まずは収納場所を確保しましょう。
平らな場所の上に置けるのがベストではありますが、そのようなスペースがないようであればS字フックを用いるなどで一つづつ掛けると良いでしょう。
ブランドバッグの保管方法:短期収納か長期収納かで保管の仕方を変える
大切にしている高級ブランドバッグを長く愛用するためには、正しく保管することが重要です。
ブランドバッグを保管する際、使う頻度を考えてみてください。
毎日使いたいバッグと一定期間しまっておきたいバッグとでは、そもそも保管方法が異なります。
ほぼ毎日使用するバッグはあくまで一時的な収納ですから、簡易的な収納方法で十分です。
バッグに重い荷物が入ったままだと変形する可能性が高くなるので、引っ掛ける収納よりは立てて置ける収納場所を確保すると良いでしょう。
かごなどに入れる場合は、バッグに傷がつかないような素材のものを用意してください。
バッグを長期収納する場合は、汚れを落とした上で不織布保存袋を活用する方法をおすすめします。
その際、型崩れを防止するためにバッグの中に紙を入れることがポイントです。
紙は市販されている薄紙など、印刷されていない紙ならどのようなタイプでも問題ありません。
※ただし紙が湿気を吸ってカビを発生させる可能性があるため、 長期保管する場合は定期的に風を通すようにしましょう。
ブランドバッグの保管方法:革製バッグは湿気に要注意
高級ブランドバッグはヨーロッパの気候に合わせて作られた革製品が多いです。
ヨーロッパは乾燥している地域が多く、湿気への対策をする必要性が低いのに対し、日本は多湿な環境。つまり、日本で保管する場合は湿気対策が重要なポイントとなります。
バッグを並べて収納する場合には、適度な間隔をとることが大切です。
タンスやクローゼットにしまう際には風通しのよい上段部分で保管しましょう。
湿気対策として乾燥剤を使う場合には種類と量に注意が必要です。
市販されている乾燥剤の中には香り付きのものがありますが、バッグの保管には無臭タイプを選びましょう。乾燥剤で湿気を吸収すれば、金具部分の錆びも防ぐことができます。
ただし、乾燥剤を大量に入れてしまうと、革の水分まで吸収してしまう可能性があります。
必要な水分まで奪ってしまうと革が傷む原因となるため、乾燥剤の使い過ぎには注意が必要です。狭い場所に収納するなら、乾燥剤は1つだけで十分です。
防虫剤を使用する人もいますが、あまりおすすめはできません。
揮発した防虫剤は、バッグに使われている接着剤や塗装と化学反応を起こしてバッグを劣化させる恐れがあります。乾燥剤だけでケアは十分と考えてください。
ブランドバッグの保管方法:バッグ同士は密着させない
エナメルや型押しなどの革製バッグを密着した状態で保管すると、革同士が貼り付くこともあるため注意してください。
このような状態を避けるためには、不織布の保存袋がおすすめ。ブランドバッグの購入時に入っている布袋よりも通気性が良くて、革に貼り付くこともありません。
さらに、バッグの中には紙を詰めて型崩れを防止し、通気性の良さを意識して保管することが大切です。
乾燥剤は有効ですが、使い過ぎには注意しましょう。定期的に保存袋から取り出して虫干ししてください。
ブランドバッグの保管方法:よく使うバッグにすべき日々のケア方法を解説!
使用頻度が低いバッグは収納場所と保管方法に気をつけることで劣化や汚れを防ぐことができます。
しかし、使用頻度の高いよく使うバッグは日々のお手入れが大切になってきます。
バッグを使ったあとは、柔らかい布で全体を乾拭きするのがオススメ。
素材にもよりますが、毛先の柔らかいブラシでホコリなどの付着物を払い落とすのも効果的です。
バッグのハンドル部分やバッグの底は汚れやすいので、保革クリーム・レザークリーナー・防水スプレーを使用したケアをすると、より長持ちします。
ブランドバッグの保管方法:バッグの汚れは放置しない!
どれだけ気をつけていても、バッグは汚れてしまうもの。
ケアするのが遅くなればなるほど汚れは落としにくくなるので、汚れがあるか毎日チェックをしてください。
また、雨に濡れてしまったときなどは、水分を拭き取ってから陰干しをしてください。
直射日光にあてると変色や退色のおそれがあるので、風通しの良い日陰で乾燥させることがポイントです。
ブランドバッグは、丁寧に扱えばきれいな状態のまま長く使えます。
日頃のメンテナンスはもちろん、型崩れさせずに風通しの良い場所で保管しましょう。
そして、定期的に使用することを心掛け、使わないのであれば状態が良好なうちに買取店への売却を検討してみましょう。
ブランドバッグの保管方法:革バッグのお手入れ
雨など水分が付着した場合
- 1:素早く乾いた布で拭き取る
- 2:型崩れしないよう整えてから陰干し
- 3:クリーナーを使いお手入れ
- 4:完全に水気がなくなってから収納
革製品のバッグの基本的なお手入れ方法としては、柔らかい布などで汚れを取り除き専用クリーナーを使って磨きます。
クリーナーの使用後は保護クリームを塗り、十分に乾拭きして仕上げます。
※革の種類によって合わないものもあるため、必ず目立たない場所で確認してから使用しましょう。
ブランドバッグの保管方法:合成皮革のバッグのお手入れ
合成皮革のPVCレザー(塩化ビニル樹脂)やPUレザー(ポリウレタン)のバッグは天然皮革と比べると簡単なお手入れで済む素材ですし、保管もしやすいです。
表面のちょっとした汚れであれば自分でケアすることができます。
まずはプラスチック消しゴムを用意し、優しく擦ってみてください。それでも落ちない汚れは、中性洗剤を薄めて(5~10倍程度)拭き取ります。
ブランドバッグの保管方法:キャンバス地バッグのお手入れ
キャンバス地のバッグは、汚れの種類を見極めてから適した洗剤を用いて優しくたたくようにして落とすと良いです。
ポリウレタン、キャンバス地のどちらも、洗剤成分や水分が残っていると変色の原因になります。
水拭き・乾拭きをしっかりしてから水分が残らないように乾かしましょう。
ブランドバッグの保管方法のまとめ
まとめ
- バッグの保管場所は平らなところが良い
- 湿気を避け、風通しを良くして保管する
- レザー製のバッグには日頃のケアが重要
- 使わないのであれば早めに売るのも大切
状態次第で買取価格は大きく変化しますから、傷みや劣化が少なければ少ないほど高価買取につながります。
日頃のケアはもちろんですが、もしも使わないようであれば早めに売却の判断をすることも大切です。
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