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【2022年最新版】リセールバリューの高い時計はこれ!資産価値の高い時計ランキングTOP17!

【2024年最新版】リセールバリューの高い時計はこれ!資産価値の高い時計ランキングTOP17!

高級機械式時計の二次流通での価格高騰が続いています。

生産終了したモデル、新作でなかなかお目にかかれないモデルなど買取価格や販売価格が上昇する原因は様々ありますが、100万円を超えるような高額な時計であればどこのブランドでも中古市場で高価買取されるということはなく、当然ながら人気の時計ブランドの人気モデルだからこそ高く売れるものです。

「手放すことも視野に入れて時計を買いたい」「どんな時計なら、売却しても損をしないの?」

今回はそんな疑問にお応えし、いま中古相場での価格高騰が目立ち、当分は大幅に下落することもないであろう時計ブランド、モデルについてご紹介いたします。

売却される際の参考にしていただけましたら幸いです。

この記事を監修した鑑定士
浜口 英孝
常務執行役員浜口 英孝

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内10店舗を統括している。

目次

リセールバリューが高い時計ブランドは?いま中古相場がアツイ!

  • ロレックス
  • パテック フィリップ
  • オーデマピゲ

買取価格と販売価格ともに正規店での定価を大幅に超える人気ブランド・モデルもあり、その中でもスポーツモデルは買取相場が目立ち、資産価値がある時計としても注目されています。

特に下記の3つのブランドは定価より高い相場価格で買取されています。

上のリストの3ブランドの中でも安定して高額になりやすいとされる時計を中心に、2021年6月現在の定価と買取相場について書いていきます。

現行モデルであれば新品~未使用、生産終了モデルにおいては比較的綺麗な中古などを目安にしており、また、

・保証書、箱など付属品がすべて揃っている
・風防が無傷、ケースやブレスレット、外装パーツ全てにおいて無傷の状態

であることを前提として記載しております。

【最新版】資産価値の高い時計ランキングTOP17!ロレックスのコスモグラフデイトナやオーデマピゲなど

高級機械式時計のブランドの中でも特に知名度が高く、資産価値も高いのがロレックス、パテックフィリップ、オーデマピゲ。

今回はその3つのブランドから高価買取されるモデル17種類をご紹介いたします。

リセールバリューの高い時計ランキング1:ロレックス コスモグラフデイトナ116500LN

ロレックス コスモグラフデイトナ116500LN

型番 116500LN
定価 1,387,100円(税込)
製造期間 2016年~
黒文字盤 2,700,000円~3,100,000円
白文字盤 3,100,000円~3,300,000円

ロレックスのスポーツモデルはデイトナに限らず全体的に定価以上の金額で買取されがちです。

バリエーションが豊富なデイトナの人気と需要は高く中古の状態でも定価以上になることが多いことから、投資の目的として正規店で購入する人もいます。

レーサーが使う時計として開発されたデイトナは時間を計る機能に特化しており、タキメーターベゼルや文字盤上のスモールセコンドなどのダイアルといったメカニックな印象の風貌が支持されています。

特に金無垢モデルは成功者のステータスとして選ばれることも多く、近年相場の上昇が目覚ましいものとなっています。

しかし、同じモデルであっても文字盤の色によって買取金額に差が出ることがありますので、これから購入される予定で将来的に売却することも視野に入れている方は、人気の文字盤カラーも確認されることをおすすめします

デイトナの文字盤のカラー展開は前モデル(116520)に引き続き、黒と白の2種類です。

116500LNでは白文字盤の人気が高く、高額になりやすいです。

デザインで最も変化した部分としては、ベゼルの素材がステンレススチールからセラクロム(ロレックスの特許取得済のセラミック)の黒色になったことですね。

リセールバリューの高い時計ランキング2:ロレックス コスモグラフデイトナ116515LN

ロレックス コスモグラフデイトナ116515LN

型番 116515LN
定価 3,140,500円(税込)
製造期間 2011年~(2017年にモデルチェンジ)
チョコレート文字盤/黒ダイアル 4,500,000円~5,000,000円
黒文字盤/ピンクダイアル 4,000,000円~4,800,000円
ピンク文字盤/黒ダイアル 4,000,000円~4,800,000円
白文字盤/白ダイアル 3,800,000円~4,200,000円
ピンク文字盤/ピンクダイアル 3,900,000円~4,100,000円(2019年生産終了)

2011年に発売開始されたローズエバーゴールド製の金無垢モデル。度々モデルチェンジを重ね、2021年現在も現行モデルとして生産されています。

(ローズエバーゴールドとはロレックスが特許を取得している独自のピンクゴールドです。)

アラビア文字盤が生産終了となり現在はバー仕様の文字盤でカラー展開されています。

今となっては一般的とも言えるセラクロムベゼル仕様のデイトナの始まりとなったモデルです。

チョコブラックとも呼ばれるチョコレート文字盤と黒ダイアルの組み合わせは116515LNの中で最も需要が高く、買取金額も抜きんでています。

2017年に登場したオイスターフレックスブレスレット(ラバーベルト)は現在でも流行であり、ゴールド素材のデイトナの人気を促進させました。今でも需要は上昇するばかりです。

リセールバリューの高い時計ランキング3:ロレックス コスモグラフデイトナ116518LN

ロレックス コスモグラフデイトナ116518LN

型番 116518LN
定価 3,007,400円(税込)
製造期間 2017年~
金文字盤/黒ダイアル 4,300,000円~5,000,000円
黒文字盤/金ダイアル 3,800,000円~4,700,000円
黒文字盤/黒ダイアル 3,800,000円~4,700,000円
白文字盤/白ダイアル 3,100,000円~4,500,000円
金文字盤/金ダイアル 3,150,000円~3,500,000円

シャンパンゴールド(イエローゴールド)製の金無垢モデルです。

最近では金文字盤/黒ダイアルの相場が上がっています。

落ち着いた風合いながらも確かな存在感を放つシャンパンゴールド系の時計は、業界内で全体的に相場が上がってきていますので、品薄になりやすい状況が続いています。

リセールバリューの高い時計ランキング4:ロレックス コスモグラフデイトナ116519LN

ロレックス コスモグラフデイトナ116519LN

型番 116519LN
定価 3,140,500円(税込)
製造期間 2017年~
ステンレス文字盤/黒ダイアル 4,100,000円~4,800,000円

2017年に登場した現行のホワイトゴールド製の金無垢モデルです。

116500LNに近い色味ではありますが、ステンレススチールでは再現できないホワイトゴールドらしい高級感が漂う一品です。

2021年現在は隕石を元の素材とするメテオライト文字盤や、ダイヤモンド製のインデックスを有する特別なデザインも発売しています。

リセールバリューの高い時計ランキング5:ロレックス コスモグラフデイトナ116505

ロレックス コスモグラフデイトナ116505

型番 116505
定価 4,161,300円(税込)
製造期間 2008年~
黒文字盤 5,300,000円~6,000,000円

ラバー素材のベルトを用いた金無垢モデルとは異なり、ブレスレットまでエバーローズゴールド(ピンクゴールド)で固められていますので、一目で金無垢モデルとわかる風貌をしています。

116515LNと同様に、チョコブラックとも呼ばれるチョコレート文字盤に黒ダイアルという組み合わせはより高価買取が期待できます。

リセールバリューの高い時計ランキング6:ロレックス コスモグラフデイトナ116506

ロレックス コスモグラフデイトナ116506

型番 116506
定価 8,013,500円
製造期間 2013年~
アイスブルー文字盤 10,000,000円~12,000,000円

デイトナの50周年記念に製造されたプラチナ製のモデル。プラチナ素材とアイスブルー文字盤の組み合わせがクールで気品のある印象を与え、人気を博しています。

ホワイトゴールドと色合いは近いですが、洗練された美しい光を纏うプラチナはゴールドとは異なる独特のオーラを放ちます。

ロレックスのスポーツウォッチの中では唯一のプラチナ製ということもあり、大変貴重な時計と言えます。

リセールバリューの高い時計ランキング7:ロレックス コスモグラフデイトナ116508

ロレックス コスモグラフデイトナ116508

型番 116508
定価 3,873,100円(税込)
製造期間 2016年~
グリーン文字盤 6,200,000円~7,800,000円

イエローゴールドとグリーン文字盤のデイトナといえば、ロレックスの金無垢モデルでは顔のような存在です。

116528の後継機にあたり、ゴールドらしい輝きが金無垢の定番として需要を集めています

ブレスレットもラバーベルトではなくイエローゴールド製です。

リセールバリューの高い時計ランキング8:ロレックス コスモグラフデイトナ116509

ロレックス コスモグラフデイトナ116509

型番 116509
定価 4,161,300円(税込)
製造期間 2004年~
スチール文字盤/黒ダイアル 4,200,000円~5,300,000円
青文字盤 4,150,000円~5,200,000円

ホワイトゴールド製は金無垢モデルの中では特に人気が高いです。

2016年に青(ブルー)文字盤、2017年にスチール文字盤/黒(ブラック)ダイアルが発表されましたが、他にも文字盤の種類が豊富なモデルでもあります。

2004年から長く製造され続けており、2020年1月に値上がりしました。

リセールバリューの高い時計ランキング9:ロレックス コスモグラフデイトナ116503

ロレックス コスモグラフデイトナ116503

型番 116503
定価 1,842,500円(税込)
製造期間 2016年~
黒文字盤 2,200,000円~2,500,000円

イエローゴールドとステンレスのコンビモデルのロレゾールです。

コンビモデルは素材の半分ほどがステンレスであることもあり、定価は通常の金無垢モデルよりもリーズナブルな価格です。

資産価値が高いことで有名なロレックスですが、116503も例に漏れず定価以上の買取金額となる時計ですので、従来の金無垢モデルでは購入しづらいという方にも人気があります。

文字盤展開は黒の他には白がありますが、2021年6月現在の相場でより高い買取価格が期待できるのは黒文字盤となっています。

リセールバリューの高い時計ランキング10:パテックフィリップ ノーチラス5711/1A-010

パテックフィリップ ノーチラス5711/1A-010

型番 5711/1A-010
定価 3,872,000円(税込)
製造期間 2010年~2020年
青文字盤 8,500,000円~9,500,000円

ここからは世界一高級な機械式腕時計ともいえるパテックフィリップの時計、ノーチラスの定価と買取相場についてご紹介していきます。

時計業界全体が定価を上げており、二次流通の場での買取相場も年々上昇していますが、その中でもリセールバリューの跳ね上がり方が最も顕著なブランドです。

パテックフィリップの顔であるノーチラスがやはり人気で、買取相場が1千万円を超えるモデルが多くあり、定価に対して買取率も良いです。

オーデマピゲのロイヤルオークをデザインしたことでも有名な時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏が手掛けたものがパテックフィリップのノーチラスです。

1976年に誕生し、40年以上に渡ってたくさんのノーチラスが発売されてきましたが、その中でも特に高い人気を誇るモデルが5711/1A。

スポーツモデルでの薄型時計、防水性と堅牢度の高さといった性能に加え、ノーチラスならではのデザインが人気を博しています。

ノーチラス5711/1A-010は5711/1A-001の後継機として登場したモデルです。

前モデルと大きな違いはありませんが、前モデルのブレスレット部分がネジ式で調整されていたのに対し、5711/1A-010ではピン式に変更されています。

生産終了の知らせが発表されるとまたたく間に買取相場が高騰しました。

ノーチラスでは青文字盤の人気が高く、白文字盤(5711/1A-011)と比較するとひときわ大きく高騰を見せています。

リセールバリューの高い時計ランキング11:パテックフィリップ ノーチラス5711/1A-011

パテックフィリップ ノーチラス5711/1A-011

型番 5711/1A-011
定価 3,575,000円(税込)
製造期間 2012年~2020年
白文字盤 8,000,000円~9,000,000円

5711/1A-010と仕様は変わらず、文字盤の色のみ異なります。

定価を遥かに上回る買取相場となっており、二次流通での販売においても青文字盤、白文字盤どちらも1千万円以上の価格がつけられる昨今です。

時計の生産にもコロナ禍による影響が出ているようで、減産されていることにより正規店での販売数が従来の数には到底届いておらず、プレミア価値の上昇がさらに加速しています。

買取額・買取率から見て、投資するべき時計として考えた場合には5711/1Aシリーズが業界内で最も資産価値が高い時計と言えるでしょう。

売却をするなら今が最適かもしれませんね。

リセールバリューの高い時計ランキング12:パテックフィリップ ノーチラス5712/1A-001

パテックフィリップ ノーチラス5712/1A-001

型番 5712/1A-001
定価 5,170,000円(税込)
製造期間 2020年~
グレー文字盤 9,000,000円~10,000,000円

コンプリケーションウォッチとしてパテックフィリップの中でも傑作と名高いモデル。

生産数が少ないパテックフィリップの時計の中でもひときわ少ないため、必然的に相場も高騰し続けています

また、2020年以降は5711/1Aの生産終了の影響が5712/1Aの相場にも出ています。

リセールバリューの高い時計ランキング13:パテックフィリップ ノーチラス5980/1A-001

パテックフィリップ ノーチラス5980/1A-001

型番 5980/1A-001
定価 5,205,600円(税込)
製造期間 2006年~2014年
青黒文字盤 7,000,000円~7,300,000円

パテックフィリップ初のスポーツクロノグラフモデルです

(クロノグラフとはストップウォッチ機能そのものや、ストップウォッチ機能が実装された時計のことです。)

ノーチラスの30周年を祝して製造されました。

ケースはシースルーバック仕様となっていますので、ムーブメントの稼働する様子がじっくりと眺められます。

リセールバリューの高い時計ランキング14:パテックフィリップ ノーチラス5990/1A-001

パテックフィリップ ノーチラス5990/1A-001

型番 5990/1A-001
定価 6,798,000円(税込)
製造期間 2014年~
グレー黒文字盤 7,000,000円~9,200,000円

2014年に発表されたノーチラス トラベルタイム クロノグラフモデルです。

ステンレススチール製のケースの変更はなく、クロノグラフ機能に加えて2か所の時間(出発地、現地時間)を表示できるGMT機能やストップウォッチ、秒針として使える機能が搭載されています。

従来よりケースの厚みがあることも特徴の一つです。

こちらのモデルも国内定価を大きく超える安定の買取相場となっています。

リセールバリューの高い時計ランキング15:オーデマピゲ ロイヤルオーク15500ST

オーデマピゲ ロイヤルオーク15500ST

型番 15500ST
定価 2,365,000円(税込)
製造期間 2019年~
青文字盤 (.OO.1220ST.01)5,000,000円~5,500,000円
グレー文字盤 (.OO.1220ST.02)4,000,000円~4,100,000円
黒文字盤 (.OO.1220ST.03)4,000,000円~4,200,000円
白文字盤 (.OO.1220ST.04)3,800,000円~4,000,000円

ここからは世界三大時計ブランドの一つと謳われるスイスの老舗時計ブランド オーデマピゲの時計ロイヤルオークの定価と買取相場についてご紹介していきます。

ロイヤルオークは世界的に有名な時計デザイナーのジェラルド・ジェンタが、自身のキャリアにおいて初めてデザインを手掛けた時計であるとともに、世界で初めてステンレススチール素材を使用された歴史あるモデルです。

八角形のベゼルとその角に打たれているビスのデザインが特徴的な、オーデマピゲの顔とも言うべきラグジュアリースポーツウォッチです。

高級感あふれる見た目に加えて、オーデマピゲの技術を結集させたロイヤルオークは耐衝撃、防水に優れ、世界中のセレブを魅了し続けています。

新品や状態が綺麗な品物であれば、二次流通の時計市場においてもロイヤルオークは定価以上の金額で取引されています。

15400STの後継機にあたるモデルです。

前モデルである15400STの定価に対して30万円近く値上げされましたので、買取相場においても既存モデルより価格が上昇しています。

文字盤のカラーバリエーションに富んだ今作もまた、大きな注目を集めています。

リセールバリューの高い時計ランキング16:オーデマピゲ ロイヤルオーク15400ST

オーデマピゲ ロイヤルオーク15400ST

型番 15400ST
定価 2,035,000円(税込)
製造期間 2012年~2019年

青文字盤(.OO.1220ST.03)3,900,000円~4,100,000円

黒文字盤 (.OO.1220ST.01)2,800,000円~2,900,000円
白文字盤 (.OO.1220ST.02)2,800,000円~3,100,000円
グレー文字盤 (.OO.1220ST.04)3,100,000円~3,300,000円

ロイヤルオーク15400STは生産終了となってからの相場が高騰しており、今後も注目するべきモデルです。

前モデルの39㎜から41㎜へとケースのサイズを変更されています。

青文字盤は特に需要が高く、買取率は2倍に迫る勢いとなっています。

リセールバリューの高い時計ランキング17:オーデマピゲ ロイヤルオーク15300ST

オーデマピゲ ロイヤルオーク15300ST

型番 15300ST
定価 1,782,000円(税込)
製造期間 2005年~2011年
白文字盤 (.OO.1220ST.01)2,500,000円~3,000,000円
青文字盤 (.OO.1220ST.02)3,000,000円~3,800,000円
黒文字盤 (.OO.1220ST.03)2,600,000円~3,300,000円

ロイヤルオーク15300STは2世代前のモデルです。
ケースサイズは39㎜で、日本人にはなじみやすいサイズとして人気があります

こちらも例に漏れず、青文字盤の買取相場が最も高いです。

【補足】その他の資産価値の高い時計についても解説します

  • オメガ スピードマスター
  • オメガ シーマスター
  • タグ・ホイヤー カレラ
  • タグ・ホイヤー フォーミュラ1
  • パネライ ルミノール
  • ウブロ ビッグバン
  • ウブロ キングパワー
  • フランク・ミュラー トノーカーベックス

定価以上になる時計としてはここまでにご紹介したブランドが主力ですが、上記のモデルも高価買取対象です。

このあたりの人気ブランドのモデルであれば、新品や綺麗な状態では定価に対して5割~7割というのが今の買取相場です。

しかし、オメガのスヌーピーコラボのような限定モデルについては定価以上の値段が付くこともありますので、お手持ちの時計の売却でお悩みの際はぜひご相談ください。

時計の資産価値が定価の時よりも高くなるのはなぜ?リセールバリューの高騰について解説

高級機械式時計ブランドの人気モデルの中古相場価格が定価よりも高くなる背景には理由があります

おおまかに解説しますと、以下のような理由です。

時計のリセールバリューが上がる理由1:コンセプトの違い

コンセプトの違い

そもそもブランドごとにコンセプトや狙っている顧客層など、ブランディング方法の段階で異なります。

例えば、

「若い人にも持ってもらえるよう、高級時計の中でもなるべくリーズナブルな価格でたくさんの人に提供したい」
といったコンセプトを軸にブランディングを展開してきた時計ブランドと、

「至上の時計としてプレミア価値の高い時計を世に出したい」
といったコンセプトを軸にしたブランド。

同じように高級時計を生産するブランドでも、両者では客層も異なりますので買取相場での金額において大きな違いが出てきます

時計のリセールバリューが上がる理由2:希少価値の高さから生まれるプレミア感

希少価値の高さから生まれるプレミア感

高級時計の相場価格が定価よりも高くなる理由は、その希少価値にあります。

数が少なく手に入りにくい限定品などは殊更に魅力的に感じるものです。

パテック フィリップやオーデマ ピゲ、ロレックスのような高級時計ブランドはその「限定的な魅力」を高めることをブランディングの戦略におけるコンセプトとし、大量生産せず流通量を抑えることで時計一つ一つの希少価値を高めてきたのです

その結果として、二次流通の場で購入しようとする人が後を絶たず、買取や販売の価格高騰につながっています。

資産価値の高い時計のランキングについてまとめ

まとめ

  • 定価より高く売れるのは主にロレックス、パテック フィリップ、オーデマピゲの時計
  • ロレックスで高く売れるのはコスモグラフデイトナ
  • パテックフィリップで高く売れるのはノーチラス
  • オーデマピゲで高く売れるのはロイヤルオーク
  • ブランドごとのコンセプトと顧客層の違いで、そもそも定価が高い
  • 希少価値が高い時計は中古でもプレミア価格になる

時計のブランドやモデルにもよりますが、大切に扱って綺麗な状態を保っていれば価値が下がることはないというのは大きな魅力ですよね。

さらに最近ではコロナ禍の影響による製造や流通の遅延が一因となり、正規店への入荷が減っているため益々プレミア化していますから、時計の売却をお考えの方には今が高価買取のチャンスと言えます

ギャラリーレアではご紹介しましたモデル以外の時計も高く買い取りさせていただいておりますので、ぜひ気軽にお問い合わせください!

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