ハイブランドの1つである、フランスのルイ・ヴィトン。
創業者のルイ・ヴィトン氏のイニシャル、LとVに星と花を組み合わせたモノグラム・パターンは、日本の家紋が元になったといわれています。
今回は、性別や年齢問わず多くの方に愛されてきたモノグラムから、特に人気のラインについてご紹介します。
ルイ・ヴィトンのモノグラムで人気が高いのは?
ルイ・ヴィトンのモノグラムで人気が高いラインは、ベーシックなモノグラム・キャンパスです。
キャンバス生地の表面を塩化ビニールでコーティングし、軽くて防水性や柔軟性に優れる素材のモノグラム・キャンバス。
この機能性の高さとデザインの豊富さが、老若男女問わずに選ばれる理由です。
では、女性と男性ではモノグラムの人気はどのように分かれるのでしょうか?
女性はカラフルなモノグラム
女性に人気のラインは、モノグラム・マルチカラーにモノグラム・ヴェルニ、そしてモノグラム・パンプキンドットなど。
どのラインも色が特徴的です。
モノグラム・マルチカラ―はホワイトやブラック地に色とりどりのモノグラムがプリントされたデザイン。
財布やバッグの本体にリボンモチーフを施すこともあるため、かわいらしい印象があります。
モノグラム・ヴェルニは、エナメル加工を施したカーフスキン(牛革)にモノグラムロゴを型押ししています。
鮮やかで個性的な色が多く、小物であってもその存在感はバツグンです。
写真でもご紹介しているモノグラム・パンプキンドットは、世界的に有名な日本の芸術家・草間彌生(くさまやよい)とモノグラムがコラボしたライン。
パンプキンドットの奥にモノグラム・パターンが見え隠れし、個性的なデザインに仕上がっています。
いずれも小物、ショルダー、ボストンとラインナップも豊富。
他の人と差をつけたい、かわいいものを持ちたい、という女性のニーズに応えています。
男性はシンプルな色味のモノグラム
男性に人気のラインといえば、写真でもご紹介しているモノグラム・マカサーでしょう。
モノグラム・キャンパスにマットなブラックレザーを合わせ、大人の男性にぴったりの色味に仕上がっています。
また、セカンドバッグやビジネスバッグなど、男性が好むデザインも豊富です。
もう1つは、2016年に発表されたモノグラム・エクリプス。
こちらはまだ新しいラインですが、グレーとブラックのシンプルな組み合わせのため、男性に好評です。
全体的に、ビジネスシーンでも使用できるような落ち着いた色味が人気です。
根強い人気の、廃盤モノグラム・ラインとは?
ルイ・ヴィトンの正規店に行っても購入できない、廃盤モノグラム・ライン。
現行モデルにはないレアでステキなアイテムが豊富で、どうにかして手に入れたいというファンも多いものです。
そんな廃盤モノグラム・ラインの中で、男女別に人気のデザインをまとめました。
女性には花柄のキュートなデザインが人気
花柄がデザインされたラインは、モノグラム・ローズとモノグラム・チェリー・ブラッサムの2つです。
モノグラム・ローズは、大ぶりの鮮やかなバラの花が描かれています。
バラの花びらは色の組み合わせが繊細で、バッグや小物に施されていても存在感を発揮。
一方、モノグラム・チェリー・ブラッサムは、その名のとおり桜の花がちりばめられているデザインです。モノグラム・ローズがエレガントであれば、チェリー・ブラッサムはキュートな印象ですね。
このような花柄は、いつの時代も女性の心をくすぐるため、廃盤になったあとでも手に取りたい方が多いのもうなずけます。
男性には迷彩柄のモノグラム
男性にはモノグラモフラージュが人気です。
こちらは村上隆とマーク・ジェイコブスがコラボしたラインで、迷彩柄がプリントされています。
やわらかい曲線で描かれた迷彩柄のため、派手すぎる印象がなく上品。
ちょっと変わったデザインのモノグラムが欲しい男性にオススメのラインです。
おわりに
ルイ・ヴィトンのモノグラムで1番人気なのは、ベーシックなモノグラム・キャンバス。
ただ、男性と女性それぞれに人気のラインがあり、男性はシンプルかつ落ち着いた印象のモノグラム、女性は見た目がかわいらしくカラフルなモノグラムが好評です。
デザインだけではなく機能性にも優れたルイ・ヴィトンのモノグラムから、お気に入りのアイテムを見つけてはいかがでしょうか?