今回ご紹介するのは皆様もご存じ「ベルルッティ(Berluti)」
遡ること1895年。靴職人だったアレッサンドロ・ベルルッティは今も定番として有名なモデル「アレッサンドロ」をこの世に生み出しました!
これが現在まで活躍している世界最高峰レザーブランド「ベルルッティ(Berluti)」の始まりです。
アレッサンドロが作ったベルルッティ(Berluti)の革靴は、パブロ・ピカソやアンディー・ウォーホルといった誰もが知っているアーティストが愛用していました。
なぜこんなにも愛され続けているのかと言いますと、そこには品質の高さと巧みな技術が隠されていました。
アレッサンドロが生み出した、アッパーからソールまでを一枚革で製造するノルベジアン製法を扱える物はそう多くなく、その完璧なフォルムはパリの人々を魅了し、オーダーは止まることがなかったそうです。
また、14代目アートディレクターのオルガは1980年頃から今現在のベルルッティ(Berluti)の顔とも言える「ヴェネチアンレザー」と「パティーヌ」という独自の染色方法を開発しました。
ベルルッティ(Berluti)のみが使用できる「ヴェネチアンレザー」は製造過程、入手ルートなど公には知られていない特殊なレザーであり、柔軟性、伸縮性がありながらも型崩れしにくいという魅力的な素材です。
「パティーヌ」に関しては、当時世界的に見ても黒や茶色しかなかった紳士靴業界でしたが、赤や黄、また青など様々なカラーの革靴を誕生させた革命的な染色方法でした。
そんな画期的な発明もあり、1993年あのルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)を傘下に収めているLVMHグループに買収されました。
良くも悪くもLVMHに買収されるということはブランドとしての価値が認められたからといっても過言ではありません。
その後、筆記体のような文字をデザインした「カリグラフィ」や様々なアイテムを開発し今現在に至りますが、ベルルッティ(Berluti)の新たな道への挑戦はまだまだ続いていくことでしょう。
今後も楽しみです!
ギャラリーレア 銀座本店ではベルルッティ(Berluti)の靴やバッグなど多数在庫を取り揃えております。
ぜひ店頭にてお手に取ってご覧くださいませ。