ブレゲ マリーン2の買取事例～天才時計技師の遺産～

お買取の経緯

今回、お買取させていただいたお品物は世界5大ブランドのブレゲからマリーンⅡ クロノグラフです。
初めて当社をご利用いただいたお客様からお買取させていただいたお品物になります。
お客様は東京・横浜・福岡と様々な買取店舗から査定を取られておりましたが、なかなか金額が合わず最後に当社にお持込いただきました。

そんな事情をお聞きしたら買取担当としては燃えないわけはありません。
調べられる限りの情報を集め目一杯の金額プラス気持ちを上乗せ、最高の査定額をご提示させていただきました。
お客様に満足して買取させていただいた瞬間は、なんとも言えない達成感に包まれます。

ブレゲ マリーンについて

時計の歴史を200年縮めたと伝えられる天才時計師アブラアン=ルイ・ブレゲが創業した時計メーカー「ブレゲ」。

クロノグラフ、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーター、トゥールビヨンなど、現在の高級時計に搭載されるほとんどの機構がブレゲの手によって発明されました。

古くはマリー・アントワネットやナポレオンなど、時の偉人、著名人にも愛されたブレゲの時計たち。
当時から複雑な機構を搭載している事はもちろん、とても繊細に美しく仕上げられ、その姿は芸術品といっても過言ではありません。

アブライアン=ルイ・ブレゲの生きた大航海時代における、時計技師にとって栄えある称号だった「王位海軍時計師」。
ブレゲはその称号を獲得し、マリン・クロノメーターの製作に生涯を賭して情熱を注ぎました。
この様に「マリーン」という名称は、ブレゲにとっては特別な意味を成します。

ブレゲの伝統を受け継ぎつつ、現代に蘇らせたラグジュアリースポーツウォッチ「マリーン2」。
1990年に発表された比較的新しいモデルですが、ブレゲが作るダイバーズウォッチは異彩を放ちます。

大きく分厚いケース、堅固で無骨なイメージの高いダイバーズウォッチもブレゲが作ると一味違います。
優美な面持ちで、細部にまで細工が施されており非常にスタイリッシュです。
ギョーシェ装飾を施した文字盤やケースサイドのコインエッジや伝統的なブレゲ針。
古典的な技法と現代の革新的な技術を見事に融合させています。

マリーン2が高価買取できた理由

今回お買取りさせていただいたお品物のポイントはラバーベルトにあります。
時計は精密機械ですのでもちろん精度や時計本体の傷などはしっかりと確認いたしますが、一番使用感の出やすいベルトは査定のポイントとして重視させていただきます。
ラバーベルトはマリン系の時計に多く採用されており、水や汗に強い特徴があります。
ですが、経年劣化によりひび割れを起こしたり、使用される際にいつも同じ穴を通すので使用頻度が高いところは素材が伸びやすくなってしまいます。
今回高価買取が出来た理由は、そのラバーベルト部分が非常に良いコンディションであったことです。

通常のマリーンⅡは黒のラバーベルトが採用されております。
お客様が購入時に白いラバーベルトに交換され、黒のラバーベルトは未使用のままお持ちいただきましたので、今回プラスの査定をさせていただきました。

この様にちょっとしたお心遣いをいただけるだけで、我々も精いっぱいの気持ちでお返ししたくなります。

ギャラリーレアではブランド腕時計、特にブレゲをはじめ5大ブランドの買取には自信があります。
取引実績も豊富で時計専門店「タイムゾーン」を構え、専任スタッフが常駐し皆さまをお待ちしております。

時計の査定だけではなく、お客様の愛用品のヒストリーなどもお伺い出来ることは査定をさせていただく私共にとって大変光栄な瞬間でございます。
店頭査定だけではなく、LINE査定、メール査定、電話査定などでも誠意持ったご対応を心掛けております。